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Maxspect Razorユーザーに朗報!

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ここで緊急速報です!

LED素子やレンズが焦げて意気消沈されていたRazorユーザーさんに朗報です!
代理店オーシャンアースが正式に15000Kアップグレード受付を開始しました!

いや、正確には「昨年のコーラルフリークス15号に既に広告を載せてた」と言うんです!

こちらが一昨日のオーシャンアース高橋氏のfacebookの一般公開記事です。

オーシャンアース高橋氏のfacebook記事

てっきり、僕の15000Kアップグレード記事を見ての投稿かと思ったら、投稿日時を見ると僕より8分早く投稿したことになってました(笑)

なんという偶然!!!
なんというシンクロ率!!!

こんなミラクルってあるんですね???
同じLEDを極める者同士のテレパスとでも言うんでしょうか???笑

以下、引用。

ご好評いただいておりますアップグレードキャンペーンは変わらず現在も継続しております。
昨年から本キャンペーンを多数ご利用いただいておりますがコーラルフリークスVol.15に続き最新号でも再度アナウンスさせていただきます。

正規品の既存ユーザー様は、保証期間に関わらず新型レンズユニット+新型LEDモジュールをセットにしたキットが半額以下でご購入いただけます。
メーカーでの交換をご希望の場合も以前と同様に工賃無料にて承っております(送料のみ実費ご負担いただいております)

レンズの変形、溶け、焼けに関しましても以前と同様に保証期間に関わらず無償交換いたしております。

詳細に関しましてはご購入店、もしくは最寄りの取扱店舗にてお問い合わせ下さいませ。

いや~!
全然知りませんでしたよ~!
高橋氏グッジョブ♪

実際に、CF15のオーシャンアース広告ページを見てみると、、、

コーラルフリークス15号に掲載されたRazorアップグレードの広告

載ってました!!!
Razorユーザーさん、いますぐCF15を開いてください!!!

そっか~ついに去年の夏から始めてたんですね、リコール対応!
今まで気付かなくてゴメンナサイ!!!

ま、掲載内容は一見、既存ユーザーへの単なるアップグレード案内にしか見えないし、LED素子やレンズが焦げる欠陥に対するお詫びやリコール案内ではありませんが、きっと誌面スペースの関係で載せ忘れただけでしょう。それは一昨日のfacebookの投稿内容にある「保証期間」「半額以下で提供」「工賃無償」等の単語からも判るように、あくまでもこのキャンペーンはRazorの欠陥を認めた上での対応であることが読み取れます。

ただ、本来リコールは、全ロットで完了するまでは告知を継続する必要がありますが、CF15以降の書籍(CF16、CF17、CF18、サンゴ飼育マニュアル2016、カクレクマノミの飼い方がわかる本、等)を見ても、CF15のような告知は見つかりませんでした。しかしこれもきっと、一昨日のfacebookにも「ご好評」「多数ご利用」とあるように、CF15号への掲載だけで十分に?世間に認知された?と解釈してしまい、以降の誌面へは載せ忘れたのかも知れませんね。

とは言え、代理店は当然ながら販売台数は把握してる訳ですから、ここに来てまだアップグレードが完了していないロットが多数存在するため、「最新号でも再度アナウンス」の必要性を感じ、一昨日の投稿に至ったのでしょう。
全国にまだ未対応のロットは何台あるんだろう。5000台? 10000台? ガンバッテ!

どうです?
このオーシャンアースの対応?
漢(おとこ)だぜぇ~?

従って、僕も一肌脱いで、ここで勝手に大々的に告知に協力しようと考えた次第です♪
きちんと責任を果たすメーカーさんは大好きですから♪笑

まず、一昨日の投稿内容をまとめると、以下のようになります。

  1. CF15で告知したアップグレードは好評&多数対応済み
  2. 次回の最新号にも告知掲載予定
  3. 15000Kアップグレードキットを半額以下で提供
  4. 送料ユーザー負担で代理店へ送付にて無償対応(工賃のみ?部品も?)
  5. 欠陥修理に対しては保証期間に関わらず部品無償交換

まず1番ですが、もしかしたらショップの店頭でも告知があったのかも知れませんね。
じゃないと、CF15への1回の掲載だけで「ご好評&多数対応」は無理ですから(汗)
無事アップグレードされたユーザーさんも、同胞を救うために、感想やレビューをブログやSNSに書いたりして、リコール対応の存在を広めましょう♪

2番は、1番での不十分を感じての対応でしょう。エライ!!!
て言うか、今後は終わるまで毎号載せましょう。もちろんウェブ上にもね。
Razorユーザーさんも、リコール対応の拡散にご協力ください♪

3番は、半額以下とは言っても、海外での一般価格の半額ではなく、輸入コストやら管理コスト・対応コスト等を考慮すると、よくて同額、悪くて倍額くらいでしょうね。じゃないと赤字で大変です(汗)
ちなみに、Razor 15000Kアップグレードキットは、ヨーロッパ圏では1ユニット約3500円、アメリカでは1ユニット約6000円で販売されています。なので、国内価格相場は1ユニット1万円なら万々歳じゃないかしら? その半額で5000円なら御の字です。誰もヨーロッパやアメリカの半額で1800円や3000円で売れとは言いません(笑)

4番は、良く読めば「負担は送料だけで、部品も工賃も無償♪」ですが、悪くても「送料負担と部品代半額負担で、工賃は無償」にはなるでしょうね。きっと次回の誌面告知で詳しく案内されるでしょう。

5番は、これは僕はお勧めしません。だって、同じLEDと同じレンズに交換したって、また焦げますから(汗)
やるなら15000Kアップグレード一択です♪

最後に注意事項ですが、上記の対応は、もちろん国内の正規ルートで購入された正規ユーザーさんにのみ適用されるサービスです。海外から並行輸入した分や、相当品を譲り受けた分等については、対応は受けられません。とは言え、製品の欠陥は事実であり、責任はメーカーにありますから、Maxspectに直接掛け合う権利は勿論あります。でも恐らく、購入した海外通販に相談しても、「修理して欲しいなら送れ」と言うだけで、ましてや15000Kアップグレード対応なんて聞く耳を持たないでしょう。実際にチャレンジした例も1023掲示板にあるので参考にしてください。
よって、被害者の会みたいに署名でも集めて、「メーカーは15000K無償アップグレードを受け付けるべきだ」「希望者には15000Kアップグレードキットを無償提供すべきだ」と言う嘆願書でも作ってデモ活動するのはどうかしら?
ただ、今回僕が試しに入手した15000Kアップグレードキットもかなり安価だったので(ヨーロッパ圏並)、面倒ならそっちの方が早いし楽です(爆)

こちらのエントリーもどうぞ♪

Razor 15000Kアップグレードキットを試す

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LEDライト Maxspect スペクトル 自作関連

前回の続き?
ではなく、また別のRazor物語をお届けします。

じゃじゃ~~~ん♪

Razor 15000Kアップグレードキット

Maxspect 最新Razor 15000Kの
アップグレードキットの入手に成功♪

苦節50年、幾多の困難に阻まれつつも、ようやく入手できました~♪笑
但し、例によって入手ルートは大人の事情で自・主・規・制でお願いします(汗)
欲しい方はこっそりメールでお尋ねください。
すべては、入手ルートを今後も後世に繋ぐため。ご理解くださいね。

ホントは旧Razorの欠陥対応としてメーカーや代理店が積極的に無償配布or無償アップグレードすべきなんだけど、コストを考えるとそれなりの体力が求められるから、現状では対応を期待するのは酷でしょう。。。だから、せめて有償販売で理解を求めるとか、何か策を練って欲しいところです。言うまでもなく欠陥責任に於いて最優先すべきは、非正規ユーザーの排除(=自社の利益)より、正規ユーザーの救済ですからね。

では、今回のクランケをご紹介します。
Maxspect R420R 120W 10000K!

Razor 10000K 120W

2013年に海外から個人輸入したものです。
当時スペックを検査して以降は、たまに貸し出し機として活躍しています(笑)

さて、LED基板を換装する前に、ひとつだけ注意点を。
それは、純正の放熱シートは破棄して、シリコングリスを使うと安心だよ♪ってこと♪
理由は、この図からイメージしてください。

RazorのLED基板は中央が密着していない

これは、Razorの純正パーツ構造に色々と問題があるんですが、

  1. ネジがLED基板の端(シートの外)にある
  2. LED基板が薄い(1.6mm)

このコンボに加えて、薄いとは言え放熱シートの厚みが災いし、ネジを締めると基板中央が浮いてしまうという疾患を持っているんです。なので、放熱シートを除去してシリコングリスで完全に密着させることで、LED基板上に温度ムラを生じさせることなく、均一に吸熱できるようになります。
ま、あまり致命的な温度差は生じてないとは思いますが、あくまでメンタル面での安心策と言うことで(笑)
ただ将来的には、基板を2mmにして、ネジ位置をもっと中央に寄せるべきですね。そうすればこの問題は解消されますよ。今後のMaxspectに期待♪

ちなみに、RadionやHydraはネジ位置が中央寄せなので、どんなにネジを締めてもLED基板は湾曲しません。て言うか、そもそも放熱シートもグリスも使ってないから湾曲しようがないんですが(笑)

RadionとHydraのネジ位置

* ヒートシンク表面が完全にフラットなら、放熱シートや放熱グリスは不要です

あとは、以下のLED基板の回路を参考に、配線を間違えないよう結線してください。

Razor LED基板 等価回路

* RazorのLED基板はすべて直列接続なので、サイズ毎に電源電圧が異なります

さあ、これでLED/レンズ/基板密着不全の3大複合疾患が無事完治しました~♪
いでよ! Maxspect R420R 120W 10000K改 15000K!!!

Razor 10000K → 15000K 120W

いやぁ~、やっぱ純正品はスッキリしてステキだぜぇ~?

ビームのビフォーアフター!

ビーム比較:10000K vs 15000K

やっぱ、白リフレクターは光の混ざりが秀逸だぜぇ~?

そして、スペクトルのビフォーアフター!

スペクトル比較:10000K vs 15000K

UV域の進化が目に染みるぜぇ~?笑
ただ、470nmがかなり弱いね。スペクトル見る限り、一見、入ってないのかと(汗)
ま、460-465nmだから、ほぼ450nmに同化してるのかもね。
あと、やっぱり500nm前後が欲しいけど、1ユニットあたり13素子の制約があるから、これ以上は無理かな。。。いや、いっそ445nm要らないから500nmに変更するか?笑
465nm→475nm変更、445nm→500nm変更、今後の課題ですね。

そして、最も気になる光量の変化や如何に!?

まず、当時測定した元のPPFDは592umol/m2/s @114Wでしたが、、、

Razor 10000K 120W PPFD分布

15000Kアップグレード後は、なんと564umol/m2/s @117Wでした~♪

Razor 15000K 120W 消費電力&PPFD@30cm

っておい! 減っとるやないかぁ~いっ!?笑

旧レンズ仕様 592umol/m2/s → 新リフレクター仕様 564umol/m2/s
5%ダウン~~~!!!泣

う~ん、、、そっか。集光レンズがリフレクターに変わったからね、仕方ないか。。。
だって、前々回の実験なんて見事に半分になったもんね(395→189)。それに比べたら、さすが15000KはLED素子が13ヶ→19ヶに増えただけのことはあるよ、うん。半分どころか、ちょっと低めで現状維持みたいなもんだし、ほとんど大差ないよ。うん、大差ない。。。

い~や、アタシは納得できまっせん!爆

そう言えば、新15000Kでは消費電力が軒並みアップしたよね。
60W→70W、120W→130W、160W→180W、みたいに。
じゃ、この120Wも130Wにしてみるか?

で、ドライブ回路を改造して、以下のように駆動電流を増やしてみました。

ドライブ回路変更(電流アップ)

■ドライブ電流変更
Ach:1,973 mA → 2,040 mA (+3.4%)
Bch:2,269 mA → 2,481 mA (+9.3%)

※ドライブ回路の改造は流石に電気のスキルに大きく依存するので完全自粛で(汗)

計算上は、両チャンネルとも同程度の電流アップを図ったんですが、Achは思ったほど伸びなかった(汗)。まいっか。それでもトータルで約6-7%は伸びたでしょう♪

その結果は、、、

Razor 15000K 130W 消費電力&PPFD@30cm

608 umol/m2/s @130W達成~!!!
見事Razor 15000K 130Wの完成です♪

ワイルドだぜぇ~?

ま、電源スペック的には最大156Wなので、もう少し電流を増やして150W仕様にするのもありかな~♪と妄想中。。。PPFDが700台くらいなら万々歳だしね。

以上、Maxspect Razorの15000K化でした~♪
尚、アップグレードキットもドライブ回路の改造も、すべて自己責任でお願いします。

あと、「俺のRazorも15000K化してくれ~!」と言う方は、メールでご相談ください。
勿論、正規品はサポートが失効するし、故障してもすべて自己責任ですけどね(汗)

こちらのエントリーもどうぞ♪

Maxspect Razor用ガラスレンズ

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LEDライト Maxspect 自作関連

前回の続き。

せっかくゲットしたRazor白リフレクターも、光量が半分にナリ、見事に萎えたナリ♪笑

と言うことは、、、やはりレンズのガラス化を実現するしかないか!?
という発想は実は何年も前から抱いてきましたが、発見には至らず終い。。。

そもそも、Maxspect Razorのレンズはこんな構造になってます。

Maxspect Razor 純正レンズキット

ピカピカにメッキされた140°程度のリフレクターと、これまた120°程度の薄いプラスチックレンズの組み合わせにより、正味90°程度のビーム角を生み出しています。

Maxspect Razor 純正レンズとリフレクター

一時期は、とにかく焦げないように、純正のレンズ径に合うガラス板を見つけて、換装してみたこともありました。

ガラス板

結果は、当然広角になるので放射照度は多少落ちますが、まあLPSには十分な程度の光量は確保できました。せめてリフレクターが効いてくれてるお陰です。

しかーし! 遂に先日、Razorに合うガラスレンズを見つけましたぁぁぁ♪

ガラスレンズ

リフレクターと組み合わせるとこんな感じです。

Maxspect Razor レンズ比較

そして、純正レンズとガラスレンズのビーム比較がこちら!

ビーム比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

おおおぉぉぉ~~~!!! ほぼ同じ!!! やったぁぁぁ~~~♪

ちなみに、LED素子のみ、リフレクターのみ、のビーム比較はこんな感じです。

ビーム比較:LED vs リフレクター

さあ、ガラスレンズをレンズアッセンブリーに組み込んで見ましょう♪

外観比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

発光比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

微妙に屈折率が違うけど、まあ、ほぼ同じです。

そして、製品のビーム比較!!!

ビーム比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

やや狭角になりましたが、ピンぼけがキリッとした印象くらいの差です。

そして、気になる光強度の変化ですが、、、

PPFD比較:純正レンズ vs ガラスレンズ

お~♪ PPFDも落ちることなく、純正+αをキープできてます♪

苦節30年・・・ようやく努力が実りました~笑
ついに、焦げないRazorガラスレンズの完成です!!!

あとは、焦げない代替UV素子をどーやって実現するか?笑
以前作ったRazor互換UV素子でも良いんだけど、リフローが面倒だし。。。
しかも経年劣化したものは、LED基板が弱くなって再リフローに耐えられないケースもあり、先日も失敗して結局手持ちのLED基板を納品する事態に。。。泣

となると、、、もうコレしか方法は無いかな?爆

あとは、お金余ってるなら、特注でアルミ基板を作っちゃうという方法も(爆)
試しにオンライン見積もりしたら、2枚で60000円オーバーでした♪汗
ワイルドだぜぇ~?

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