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魅惑の3W LEDバルブの自作

この記事を含むタグの全記事リスト: 500nm LED LEDスポット 自作関連 電気系

LEDミニスポットバルブを使った簡単且つ効果の高いアイテム製作のご紹介です。

まず、DXから試しに買っておいた600円のE26 3W LEDバルブを使って、魅惑のシアンスポットを作ってみました。手持ちのLuxeon K2の中から、大切に保管していた一番の当たりシアンを惜しげもなく採用しました♪
これを一般白色LED環境に足せば、欠落波長500nm前後が補完されます♪

Luxeon K2 3Wバルブ

このランプの良い所は、600円と言う安さ以外に、中身が一般のスター基板(1×3W)なので、素子換装時の作業性が高いことです。スター基板でさえあれば何でも乗ります。但し、3W駆動(650mA)なので、対応している素子が必要です。(1W素子はNG)
アンバーなんかも良いかもね♪

次に、ずっと使ってなかったLeDio 3も改造してみました。
が、電源基板が壊れていたので、まずは電源基板の交換から。
topledlightから買っておいた2ヶ入り1,000円の300mAのLEDドライバが役立ちました♪

で、いざ素子換装♪
と言っても、元々の素子基盤は一般素子サイズ向けなので、Luxeon Rebelは小さすぎて載りません。なので、先日LuxeonStar.comから買っておいた10mmスクエア基板を元基板の上に3枚並べて、放熱シリコンで固定しました。やっぱ、10mm基板買っておいて良かった~♪

あとは、秋月から買っておいた拡散プリズムレンズに交換して、配光もバッチリです♪
ちなみにこのレンズは、LeDio 3の前期型には合いますが、後期型には合いません。

Luxeon Rebel 3W キャンディブルーバルブ

これは凄いっ!!!
この怪しい色は魅惑のキャンディブルーです♪

で、これらをビーム比較。

ビーム・光色比較

K2の方はビーム的にもレコルト3Wに似てますね。同じドームレンズだし。
ランプが600円、3W素子は1,000円程度で買えるので、計2,000円もあれば好きな色のスポットが作れますね。しかもこのランプはDXから送料無料で届くので、あとは到着までの1ヶ月ほどのんびり待てるならやる価値あり?

LeDio 3改の方は、まったく同じ仕様である必要は無いので、とにかく3×1Wの3Wスポットを用意して、あとはロイヤルブルー、ブルー、シアンに換装すればOK。このキャンディブルーは癖になります(笑)

シアン単体ランプは、一般LED環境の欠落波長対策に!
黒い筐体ってのが1.023worldっぽくて良いなぁ。。。量産するかぁ(笑)

キャンディブルーは、サンゴの蛍光色素に幅広く対応するフルカバーブルー!
差し詰めシアン入りBB450というところでしょうか♪
こちらも製品化するかぁ(笑)

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moon light改め、Phosphor light

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前回届いた各種UV LED前々回届いたLuxeon Rebelを使って、moon light改めPhosphor light(蛍光体促進ライトの意味で勝手に命名)をこしらえてみました。

太陽光LEDシステム組込用Phosphor light

と言っても、あくまでも常夜灯的に使うため、出力は極限まで下げて使います。
夜間にほんのりとサンゴを照らし、蛍光体をリフレッシュ(?)させ、サンゴを癒しの世界へいざないます。。。まるで壷でも売りそうな勢いです(笑)

太陽光LEDシステムへの装着&点灯具合。

太陽光LEDシステムへPhosphor light装着

水槽を照らした様子。

Phosphor light照射テスト

ロイヤルブルーの濃ゆいブルー、400nmの濃ゆい近紫外線、そして目玉の360nmと380nmのUV-Aがスパイスとなって、より怪しいムードを醸し出します。サンゴもうっとり♪

そして、完成したPhosphor lightの分光スペクトル。

Phosphor lightスペクトル

と言っても、分光器では360nmや380nmはまったく見えません。
そこで、露光時間を長めに取り、更にレベルを極限まで上げてみたら、ようやくバンドが現れました。それを強引に合成したものが上記の画像です。
始めは、360nmと380nmの素子の区別が付かず、逆の可能性も疑ったりしましたが、このスペクトルの確認により、確かに360nmの素子のスペクトルは最も左の短波長側に位置し、380nmは360nmと400nmの間に位置していることが判断できました。よって素子の区別は間違い無さそうです。
また、360nmは360nm~370nmの10nmの帯域幅がありますが、380nmは380nm~385nmと5nmの帯域幅しかなく、それが見た目の明るさやスペクトルのバンド幅にも現れていて、極めて公称スペック通りだなぁと感心しました。

さて、このPhosphor lightは、サンゴの生理にどんな影響を与えるでしょうか。
今後が楽しみです。

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海外通販からUV-LED各種到着

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年末にtopledlightに注文しておいた各種LEDが届きました。こちらもFree Shipping(送料無料)だったので少しハラハラしてましたが、ちゃんと届きましたよ♪

topledlight Air Mail

で、封筒を見ると、ちゃんと荷物の追跡番号が付いてるやん!?
なぁんだ。。。追跡番号があるなら最初からメールで通知してくれたら良いのに。。。
で、勿体無いので一応追跡してみた(笑)

国際郵便ルート追跡 topledlight

おおお。仕事が速いっ!!!
前回のDXの送料無料分なんて国内に入ってから届くまでに4日も掛かったのに、今回は2日も掛かってないじゃないかっ!?
ごくろさまでした!

それにしても、年末から海外通販を数社利用させてもらってますが、一部の通販で極端に時間が掛かったものの、それでも送料無料の荷物がちゃんと届くことに驚きです(汗)
国内でさえ送料無料なんてまだamazonくらいしか無いのに、海外から日本まで送料無料で届くって、一体全体どうなってんの。。。凄い時代だなぁ。。。

さて、年末から一番楽しみにしていたと言っても過言ではない、その通販の中身とは?
ジャ~ン! なんとっ!?
UV LED 3種ですっ♪
ほっほっほ。。。すっかり大枚叩いちまったぜ(泣)
ちっ。足元見やがって。。。笑

各種UV LEDテスト

驚いたのは、UVメータでの測定結果で、360nmの波長強度が桁違いに大きいこと。
見た目は微かな光なだけに、これは怖いですね。。。絶対に直視は厳禁です!

以下、通販サイトに記載されているスペックです。

Emitted Color Ultra Violet UV
Wavelength 360nm~370nm 380nm~385nm 395nm~405nm
Viewing Angle 115 degree~125 degree
DC Forward Voltage (VF) 3.2V~3.8V
DC Forward Current (IF) 350mA~400mA
Luminous Intensity 6mW~8mW 60mW~80mW 100mW~150mW
Price $30.00 $20.00 $6.00

400nmも1Wとしては決して安くはないのに、360nmなんて30ドルですからね(汗)
まあ、需要の関係もあるとは言え、もう少しなんとかならんやろか。。。

さて、せっかくなのでスギノキの蛍光色の発色テストをおこないました。
例によって、普通のCOOLPIX5200と、UVがよく写るCOOLPIX5000で撮影です。

各種UV LEDによるスギノキの蛍光発色

反応は予想通りでしたが、380nmよりも360nmの方が反応が強いのが驚きでした。
また、360nmの場合、海水が異常に白濁して見えることも驚きでした。試しに真水を照らしても無反応だったので、やはり海水中の何かに反応しているようです。細菌かしら?

やはりスギノキブルーは浅場の申し子ですね。これで、スギノキブルーの青蛍光・シアン蛍光がUV-Aのかなり短波長側から発生していることが判りました。
ちなみに他のミドリイシやエダコモンはほとんど無反応でした。

で、このUV LEDを使って何をするのかと言うと。。。?
それはまた今度~♪

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