また可笑しな手術名が。。。
ノーブラ・クリー・ボインボイン術式ってなんやねん!?
ノーブランドの素子をCreeに換装しただけでは飽き足らず、更にLEDドライバを容量アップしちゃう(と言うか公称の仕様)、これまたとんでもなく壮大なスペクタクルな大手術である。
まず、元々の某24Wに内蔵されているドライバは、多分DC出力40V、420mA、みたいな感じだと思われます。これだと約1.5W駆動になるので、製品としては18W型に相当すると言えます。よって、これを真の24Wへ昇華させるなら、500mAのドライバを組んで2W駆動を得る必要があります。
そこで、手元にある別のDC24V、700mAのドライバを、何とかしてごにょごにょして、最低でもDC40V、500mAになるよう、あとは神に祈りを奉げます。なあに、昨年迎えた40歳の誕生日も伊達じゃないさ。きっと魔法も使えるはず♪ (どど童貞ちゃうわ)
さ、謎はスルーして、駆動テスト、組み込み、そして消費電力の計測です。
目標よりちょい低いけど、まあ490mAもあれば2W駆動として申し分ないでしょ。
但し、ドライバが少し大きいので、大きめのソケットに交換しても、まだ隙間が。。。
ま、風通しが良くなって、むしろ放熱的にもウェルカム♪
消費電力も文句なしの24W型を実現♪
これで元々の謳い文句が現実のものとなりました。
CREE採用、2W駆動、最強の24Wランプ!
ところで果たしてスペックはどうなったのか!?
僅かには上がったけど、クリー化の時ほどの勢いには至りませんでした。。。
一応、面倒な諸計算も並べてみました。
匿名24Wの大冒険♪ | ノーマル | Cree化 | Cree化+2W駆動 | |
---|---|---|---|---|
駆動電流 | 416mA (約1.5W駆動) |
490mA (約2W駆動) |
||
回路電圧 | 37.6V | 39.2V | ||
消費電力 | 全体 | 18W | 23W | |
LED部 | 15.6W | 19.2W | ||
30cm照度 | 10,130 lx | 15,230 lx | 16,500 lx | |
照度増加率 | 100 % | 150.3 % | 162.9 % | |
相対光束 (データシート) |
120 % (参考→) | 120 % | 135 % | |
全光束 (逆算値) |
954.7 lm ∴ 79.6lm×12 |
1,435.4 lm ∴ 119.6lm×12 |
1,555.1 lm ∴ 129.6lm×12 |
|
発光効率 | 61.2 lm/W | 92.0 lm/W | 81.0 lm/W | |
素子光束@350mA (推測値) |
795.6 lm ∴ 66.3lm×12 |
1,196.2 lm ∴ 99.7 lm×12 |
1,151.9 lm ∴ 96.0lm×12 |
|
素子公称光束 (推測値) |
70~80lm? | 100~114lm (Q4~R2) |
100~114lm (Q4~R2) |
* 純正80°レンズの有効ビーム角は目視60°と判断して計算
だいぶ適当な計算になってます。
一応およその帳尻が合うように仕向けましたが、軽く眺めるくらいで十分です。
そもそも白×8+青×4の平均値だし。。。
それにしても、ノーマル時の発光効率60lm/Wが、Cree換装によって一気に92lm/Wまで改善されるとは驚きですね。しかも、仮に700mA・3W駆動までアップしたとしても、まだ70lm/Wは確保できるので、Cree換装が条件なら、ドライバで遊ぶのも面白いかも。
さて、ついでなので、オール白もやってみました。
・・・ほぼ変わんなかった。
あぁ、そう言えばLeDioの時も白より青の方が明るかったっけ。。。
それか、リフローの繰り返しで素子がくたびれたかな。。。
ひとまず、このネタはここまで。