お待たせしました。
前回に引き続き、もうひとつのサンプルをご紹介します。
その名も・・・LeDio3 UV!
ま、まだ売るかも決まってない、僕も聞いてなかった、全くノーマークのナンバーです♪
届いたときは、あまりに小さいので、E26ソケットの中継アダプターかと思いました(汗)
しかし刻印を見てみると・・・なんと「Ultra Violet」とな!?
早速、恐る恐る点灯してみると・・・ぎゃぁぁぁ!!!
沁みるぅぅぅ!!!
なんと、このランプ。UVランプでんがな。
しかも1W×3でんがな。
・・・エライもん送ってきたな(汗)
まるで波動砲やん(^^;
で、早速その威力を測定してみると。。。
30cmデータ | |
---|---|
照度 | 6,100lx |
紫外線量 | 0.52mW/cm2 |
照射面積 | 強い部分で約8×8cm |
ビーム角 | およそ15° |
マジですか!!!
紫外線量もひれ伏す値ですが、照度が6,000lx越え!?
しかもこのランプに使用されたUV素子は、前回ご紹介したLeDio7+に搭載されたUV素子と同一のものだと言うのです。
え? なんでこんなに差があるの?
それは、1素子+60°レンズと、3素子+15°レンズ、と言う設計の違いによります。
簡単に計算してみましょう。
まず理論的には、照度と光束には以下の関係があります。
照度 [lx] = 光束 [lm] ÷ 面積 [m2]
この公式に今回のLeDio7+とLeDio3を当てはめてみると、
■LeDio7+ 60° 30cm照度: 3,800 lx (前回紹介値) 30cmの面積: 0.09424 m2 (角度計算から) 素子1ヶあたりの平均光束量: 約 51 lm
■LeDio3 UV 15° 30cm照度: 6,100 lx (今回測定値) 30cmの面積: 0.00490 m2 (角度計算から) 素子1ヶあたりの平均光束量: 約 30 lm
LeDio3の値を用いて再度LeDio7+厳密に逆算すると、
■LeDio7+の青素子 51×7 = 357 lm 357 - 30 = 327 lm 327 ÷ 6 = 青1素子あたり約 55 lm
と言う感じです。
ちなみに、青もUVも共にちょいスペック高すぎる気がする(汗)けど、レンズの誤差や特性ムラなどを考慮すると、もう少し低いくらいでしょうね。
ちなみに、ボルクスジャパンにこのサンプルがなんなのか尋ねてみましたら、もし需要があるようなら販売しようと考えておられるようです。でも、実際に僕が使ってみた感想は、例え特定のサンゴ用スポットにする場合でも、ビーム角が鋭すぎて目的のサンゴと言うより目的の枝しか照らせない(笑)ので、もう少し広角にできないか?と提案したところです(笑)
ボルクスさん、頑張ってください♪
またまたつづく。
次回はスギノキへの照射テストです♪