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moon light改め、Phosphor light

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前回届いた各種UV LED前々回届いたLuxeon Rebelを使って、moon light改めPhosphor light(蛍光体促進ライトの意味で勝手に命名)をこしらえてみました。

太陽光LEDシステム組込用Phosphor light

と言っても、あくまでも常夜灯的に使うため、出力は極限まで下げて使います。
夜間にほんのりとサンゴを照らし、蛍光体をリフレッシュ(?)させ、サンゴを癒しの世界へいざないます。。。まるで壷でも売りそうな勢いです(笑)

太陽光LEDシステムへの装着&点灯具合。

太陽光LEDシステムへPhosphor light装着

水槽を照らした様子。

Phosphor light照射テスト

ロイヤルブルーの濃ゆいブルー、400nmの濃ゆい近紫外線、そして目玉の360nmと380nmのUV-Aがスパイスとなって、より怪しいムードを醸し出します。サンゴもうっとり♪

そして、完成したPhosphor lightの分光スペクトル。

Phosphor lightスペクトル

と言っても、分光器では360nmや380nmはまったく見えません。
そこで、露光時間を長めに取り、更にレベルを極限まで上げてみたら、ようやくバンドが現れました。それを強引に合成したものが上記の画像です。
始めは、360nmと380nmの素子の区別が付かず、逆の可能性も疑ったりしましたが、このスペクトルの確認により、確かに360nmの素子のスペクトルは最も左の短波長側に位置し、380nmは360nmと400nmの間に位置していることが判断できました。よって素子の区別は間違い無さそうです。
また、360nmは360nm~370nmの10nmの帯域幅がありますが、380nmは380nm~385nmと5nmの帯域幅しかなく、それが見た目の明るさやスペクトルのバンド幅にも現れていて、極めて公称スペック通りだなぁと感心しました。

さて、このPhosphor lightは、サンゴの生理にどんな影響を与えるでしょうか。
今後が楽しみです。

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