もう、迷わなくてもいいんです。
至高のスペクトルを、心ゆくまでご堪能ください。
妥協を許さないあなたのために、
そして、大切な水槽へのご褒美として。
ボルクスジャパン Grassy LeDio 21e
ここに解禁です。
by 応援市場
懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記
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今やヤフオクLEDが個人でも格安で委託できる仲介サイトとして便利なアリババですが、特に契約せずとも、ただ眺めているだけでも色んな商材が見つかるので、結構面白くてためになるサイトです。
例えば、こんなパーツもあります。
これはLEDWALKERと言うメーカーが作ってるRGBのLED基板で、型番はDMX RGB Panel LW-RGBSP-100CV-250、サイズは150*150mm、RGB素子は8×8=64ヶ乗ってます。しかも、1枚たったの$20~$25!?
これを例えば、ルームメイト等の小型水槽のフタの裏にペタリと貼れば、超豪華なフルカラーLED照明の完成です♪ もちろん、電飾としての、ね。
なんて妄想してたら、国内でこれを売ってるところを見つけました。
それも、昔から良く知るJW-systemさんで!
この会社、UV-LED素子に興味がある人なら、多分よくご存知でしょう。
今は無くなりましたが、以前は3W、5W、10WのUV素子を売っていて、僕もいつか買ってみようと目論むうちに、売切れてしまいました(汗)
で、肝心のLED基板がこちら↓
LED基板以外にも、点灯に必要なものは全部揃ってます。
早速、以下のセットで注文してみました。
パーツ | 数量 | 金額 |
---|---|---|
LEDライトボード15cm角/RGB/ベース白 | 1 | 5,980 |
LEDコントローラ T31(RGB)i24 | 1 | 1,700 |
スイッチングACアダプタ12V 1.0A | 1 | 1,050 |
4線両側メスコネクタ500mm延長ケーブル/白 | 2 | 500 |
4PINオスオスコネクタ白(5ヶセット) | 1 | 190 |
消費税 | 471 | |
合計 | 9,891 |
ひぃぃぃ!
いろいろ揃えても1万円で収まっちゃう~♪
で、届きました。
接続は簡単ですが、ひとつだけ注意点があります。
それは、コントローラーのコネクタとLED基板を接続する際、コネクタが左右対称なので、向きが逆でも接続できてしまいます(曝)。正しくは、コネクタに印字された▲をLED基板の+端子に合わせて繋ぎます。このことは一応、コントローラーの箱に入ってるメモ用紙に記述されていますが、とても判り難い表現であるため、うっかりすると見落としそうです。
でも、それ以外は特に悩む場面はありません。あとはアダプターを繋いでリモコンを操作すれば、自由に光色・点灯モードを変えて遊べます♪
また、ありがたいことに電源をオフにしても前回のモードを記憶しているので、次回電源をオンにすると前回電源をオフにした時点の点灯状態で起動します。なので、タイマーと組み合わせた自動点灯にも使えますね♪
マメエコライトと比べても、似たようなサイズです。
でもマメエコライトは49素子ですが、LEDWALKERは64素子です♪
RGB素子のアップです。
照度とスペクトル。まあ、想像通り。。。
光色や点灯モードは、動画を見た方が早いでしょう。
(白色時にチカチカしてんのは光量調整中にPWM(点滅制御)の周波数がカメラのシャッター速度を下回るからで、目視ではチカチカしてません)
ひとつだけ残念なのは、実はこのボード、1枚あたり僅か12Wしか無いんです!?
(アダプターがDC12Vで、ボード1枚あたり1Aらしいので)
と言うことは、マメエコライトの4~5分の1の明るさと言うことになりそうです。。。
ん? 誰? 今、ホッとした人(笑)
よって、明るいのが欲しい人は、素直にマメエコライトをご検討ください♪
さて、ホントはこれで終わりの予定でしたが、たまたまピッタリの端材が転がっていたので、試しに作ってみました。その名もミニエコライト(笑)
2mm厚のアルミ板と3mm厚のステー、そしてアクリル板を組み合わせただけの簡単シンプルボディです。でも結構それっぽく見えなくなくない?
例えば、ジェックスのオーロラじゃ物足りない!って人には良くなくなくない?
但し、あくまでもイルミネーションてことでご理解くだくだください。
ミニエコライト 仕様
どうよ♪
約束どおり、マメエコライトの再考です。
まず、公式サイトから集めたマメエコライト情報です。
マメエコライト情報の機能から抜粋
■色と明るさを自由に調整できます。(42億通り)
■50,000K(ケルビン)まで自由に色温度を設定できます
■自然光に近く、魚や珊瑚、水草、エビ、爬虫類 が美しく発色します
■ハイパワー49Wで淡水、海水のメイン照明として使用できます
※スポット照明ではなく、全体を照らせます
■49Wの強力な光源で水面のきらめきをだせます
※LED数を増やしてLED特有の過剰なきらめきは減らしています
■水温上昇の原因となる遠赤外線成分がありません
■無脊椎動物に悪影響をおよぼす紫外線成分がありません
■タイマー制御で自動に点灯、消灯を行えます
■朝焼けと夕焼けをプログラムにて再現します
■ムーンライトで月夜を演出できます(1677万色)
■光合成に必要な波長域でクロロフィル、褐虫藻の活性化に
■パルス点灯で植物・珊瑚等の成長促進に(周波数調節可能)
(中略)
言及したい箇所が多々ある中で、ひとつだけ、そうひとつだけどうしても言わせてください。
自然光にはまったく近くありませんっ(きっぱり)
これだけで良いです。それ以外は我慢します(汗)
気になるスペクトルです。見やすくトレースしました。
更に、他社のRGB LEDの特性も並べてみました。
各社のRGB LED情報
メーカー | RGB-LED | 波長ピーク | 光束@120mA | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
赤 | 緑 | 青 | 赤 | 緑 | 青 | ||
Avago | ASMT-MT00 | 625nm | 527nm | 470nm | 14lm | 23.7lm | 5.6lm |
SSC | F50360 | 625nm | 525nm | 460nm | 12.3lm | 22.8lm | 4.6lm |
kingbright | AAAF5051-02 | 624nm | 525nm | 457nm | 9lm | 17lm | 6.3lm |
Edison | EDERTB-1LC6 | 625nm | 525nm | 465nm | 16.5lm | 24.4lm | 6.6lm |
? | ? | 650nm | 520nm | 450nm | ? | ? | ? |
* 各社光束は@120mAで算定し直してあります
?はマメエコライトのLED素子です。素子のメーカー・型番が不明につき、公称のスペクトルからトレースした波長ピークしか判りません。
ちなみにここでもひとつだけ言わせてください。
赤LEDで650nmピークと言うのは、ハッキリ言って凄いです。なかなかありません。普通は630nm前後です。しかも青も450nmのロイヤルブルーのようです。それらを採用しているRGB素子ですから、これはかなりユニークな素子を使ってるんだなぁ、と思います。これについては興味があるので、現在のんびりと該当品を検索中です。。。
そして、これらの情報からマメエコライトの光量・スペクトルをシミュレーションする訳ですが、どうしてもあとひとつ情報が足りません。そう、各チップの光束です。そこで、上記の各社RGB素子の光束を参考に、ちょっと贔屓になりますが、少し大盛りの値を設定したいと思います。赤15lm、緑25lm、橙20lm、青10lm、なんてどうでしょう?
で、マメエコライトにはRGB素子×40ヶ、YBB素子(青+青+橙)×9ヶがそれぞれ最大1Wで乗ってるので、合成スペクトル時の各チップの割合は、
R:40ヶ
G:40ヶ
B:40+9+9=58ヶ
Y:9ヶ
となります。
さて、結果や如何に!?
ほら来たっ!
製品トータルで2000ルーメンオーバーです!
前回の僕の予想より少しアップしました!(前回は1500lm)
とは言え、この光束を作るのに49W掛かってますから、効率は48.2lm/Wです。まあ、RGB素子は白色LEDと違って、どう頑張っても1ヶ当たりせいぜい40~50lm@1Wしか出ないので、100lmを軽く超える白色LEDに適わないのは仕方ありません。。。
でも、まあ、この贔屓目の算定結果なら、青も赤も良い感じの強度にはなりますね。
ただ、いくら後からイエロー(アンバー)を足したとは言っても、全体40ヶに対して僅か9ヶですから、合成スペクトルからも判るとおり、まだまだアンバーは足りないです。仮にアンバーを40ヶ入れたとしても、緑くらいの強度にしかならないのですから。
そして、贔屓結果だけじゃフェアじゃないので、一応、本来の実機に近いと思われる条件でもシミュレーションしたものを載せておきます。
こちらの場合、効率は31.1lm/Wになります。。。
僕の太陽光LEDシステムの40lm/Wより低いです(僕のは波長優先だから良いけど)
想像すれば判りますが、先ほどの贔屓結果だと、どう見ても全灯色はパープルです。
一方、こちらのスペクトルは、青+緑赤蛍光体に擬似的に近いため、爽やかな白色(青っぽい白)になると思われます。
実機をお持ちの方は、フル点灯させて、光色がピンクか白かで、どちらの特性に近いかご判断ください。
・・・あり?
何故かどうしても否定的な内容になってしまう・・・汗
えっと、そうそう、これを海水で使おうとするから色々と問題が生じるのであって、水草や魚水槽に対してはそこまで悪いものでは無いと思うんです。ま、それでも、効率面、波長不足、光量不足、色々と至らない点がありますけど、そもそもこれに太陽を求めるから話がこじれるのであって、これは水槽を照らす明かりなのだと割り切れば良いのです。電飾なら、これほど凝ったイルミネーションは無いでしょう♪ (悪気は無いのに何故だろう・・・汗)
いや、僕が悪いんじゃなくて、公称で光合成を謳ってるのが悪い、、、よね?(汗)
最後に、これはマメエコさんへのアドバイスと言うか提案です。
水草だけならいざ知らず、海洋性光合成種相手にRGB LEDだけでは無理があります。合成スペクトルの随所の波長の欠落は補いようがありません。そこへいくらアンバーを足しても、根本的な問題解決にはなりません。単波長のLEDをいくら寄せ集めても、白色LEDのような蛍光体励起による帯域強度には適わないのです。
そこで、以下のような便利なLED素子があります。RGBと白色LEDをパッケージした製品です。白はクールホワイトかニュートラルホワイトから選択できます。写真はCree社 XLamp MC-Eですが、Edisonからもそっくりなのが出てます。国内でもフジコムさんのCOBのような製品もあります。
これなら、マメエコさんがこだわる色温度調整機能も実現しつつ、白色LEDによって波長の欠落もカバーでき、勿論それなりの光合成色素対応率が実現されます。Creeなら効率は良い方ですし、仮に多少悪くてもスペクトルを優先した結果なので、言わば名誉の負傷(?)です。あとはUVを足すなりシアンを足すなり、さらにレンズによる照度確保(現状弱すぎ)など、より製品クオリティを高めるのも良いでしょう。
そんな製品なら、僕はお勧めできると思います。
今後も光合成を謳うために今どう判断するか、ここが分岐点ではないでしょうか。
応援してくれるユーザーさんのためにもね。
さ~て、来週のサザエさんは~、
マメエコライトを1万円で作っちゃおう♪
をお送りします♪
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