南紀遠征の二日目7/26(日)の午後の部です。
- 南紀遠征2009/07 其の一
- 南紀遠征2009/07 其の二
- 南紀遠征2009/07 其の三 - このページ
神戸組が帰還した後、残ったメンバーでまた別の磯へ向かいました。
テーブルサンゴが綺麗なポイントです。
でも僕は、メンバーがシュノーケルでテーブルサンゴを堪能しているのを余所に、ひとりだけ泥だらけのタイドプールに釘付けでした。
お陰で Diogenes pallescens らしき泥んこのチビヤドカリが結構見つかりました。
いい加減、このツノヤドカリも珍しくもなくなってきたなぁ。。。
結局、その中からお持ち帰り用に D. pallescens のチビを3匹と、コケ取り用に小さめのアマオブネガイを4匹、ペットボトルで連れて帰ることにしました。
ちなみに僕は昔から、水槽用のコケ取り貝にはアマオブネガイと決めているのだ♪
お洒落でしょ?
アマオブネガイ: スベスベサンゴヤドカリが好んで背負ってるヘルメットみたいな貝です
さて、これだけでは終わりませんよ。
今回はまだ季節も早く、ヨコバサミ類にはすっかりフラれてしまったので、代わりのニュースを必死に漁ってきました。
判るかな?
オカヤドカリのベイベーたちです♪
ひたすら探しまくって、6匹ほど確認してきました。貝殻さえまだ1~2mm程度の、ゾエア卒業間もない個体のようです。
実はこれまでも過去に一度だけ、南紀でオカヤドカリを見つけたことがありました。その時は1円玉サイズが偶然1匹居ただけで、あとはどんなに探しても見つかりませんでした。
あの時のオカヤドカリは無事大きくなったのかなぁ。。。
実はこの子たちが子孫だったりして(笑)
で、見つからないようにまた石の影に戻して、無事大きくなるようにお祈りを(-人-)
昔は南紀でも普通に見られたらしいですね。
最近はすっかり数も減ってきたようですが。
ま、今回見つかったのはドジな子だけど、きっとまだ余所でも上手に暮らしているだろう。
みなさんも南紀でオカヤドカリを見つけても、そっと見守ってあげてください。
増えると良いなぁ。。。
南紀遠征2009/07 おわり。