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Orphek Atlantik V3追加情報

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LEDライト スペクトル

昨日ね、↓これ見て吹き出しちゃったよ(爆)

僕のブログのコピペ♪

→元記事へリンク

これ、Orphekが昨日、公式facebookにアップした記事だけど、僕が書いたMACNA2015のLED記事から写真と文章を日本語のままコピペして、おまけに思い出写真からもスコットと撮った写真まで拾ってきてくれて、ついでにLED記事へリンクまで貼ってくれた投稿でした♪ サンキュ~Orphek♪
しかもよりによって抜き出したのが僕の台詞の

おおおおお!!!!!
脱!青白スペクトル!!!
安心してください、履いたんですね(笑)

ここを拾ってくれるとわっ!!!爆
もしかして海外でも「とにかく明るい安村」ってブームなの???笑
それとも、ちゃんと僕の興奮(脱・青白スペクトル&UV確保)が伝わったのかな?
うむ。そうに違いない♪

続いて10分後にアップされたfacebookがこちら。せっかくなので紹介しておきます。

Orphek Atlantik V3の一部スペクトル情報アップ

→元記事へリンク

なんと! まだ未公開のOrphek Atlantik V3のスペクトル情報でした~♪
但し、CH3とCH4を足したスペクトルだけでしたが。じじ焦らされてる!笑
でも、facebookって、こうした情報の先取りができて良いですよね~♪
この際ついでに1.023world facebookもフォローしちゃいなよ?笑

Orphek Atlantik V3 スペクトル:3ch+4ch

で、このスペクトルが何を意味するかというと、、、

クロロフィルaがカバーできるよ!って事でしょうね。

クロロフィルaの吸収スペクトル

まず、クロロフィルaの青側の要求については、これは元々 歴代のAtlantikにはUV域が完全に抜けていたので、今回のUV域の確保によってカバー範囲が広がりましたから、ひとまずグッジョブです。
また、深赤域の強度も青と比べて弱いけど、むしろ全chフル出力時に掻き消されるくらいの量しか入ってない点は、むしろ僕は好感が持てます。

Orphek Atlantik V3 スペクトル

だって、深赤域は何度も説明してるように、海水では強力に必要な波長ではありませんからね。詳しくは6月に書いた褐虫藻に焦点を当てたLED選びを参考にしてください。

それより、褐虫藻はクロロフィルa以外にクロロフィルcも持ってるから、今後はそっちも考慮しないとね。

と言いたいところだけど、幸いクロロフィルcの要求ピークは450nmなので、このスペクトルならちゃんとカバーされてます。憎いね~この~♪笑
但し、ここまでは褐虫藻対策の話ね。BFP/CFP等の蛍光タンパク対策はまた別の話。

それよりも、今回の目玉はこれですよ、コレ!

Orphek Atlantik V3のLEDデザイン

ちょうどOrphekのニュースページにも紹介されてたので、リンク先から拝借してきました。
Orphek Atlantik V3の各チャンネルのLEDデザイン図です!
そして見て欲しいのは左下のCH3です!
これまでの「UVチップ+蛍光体」による白色LEDではなく、単波長LEDによるUV域の確保を狙った、UV 410nm + 420nmで構成されたUVチャンネルなんです!

UVチャンネルキタキタキターーー!!!
Orphek, Good job!!!

なんか、これまでと比べて、各チャンネルの意味が明確になってきましたね!
CH1:Whiteチャンネル
CH2:Blueチャンネル
CH3:UVチャンネル
CH4:Redチャンネル

これならユーザーさんも調整イメージが掴みやすいでしょう。

以上、Orphek Atlantik V3追加情報でした♪

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MACNA2015:問屋巡り

この記事を含むタグの全記事リスト: MACNA 出張 海外

■MACNA 2015 目次

実は、今回のアメリカ遠征は、MACNAだけが目的ではありませんでした。

アメリカ

* 地図は全てGoogle mapより

MACNA終了後、まっすぐ帰国せず、アメリカを端から端まで横断して一旦ロスへ!
なんと、マリンアクアリウムの問屋をバンバン巡ってくるんです~♪ イヤッホ~ィ♪

ロサンゼルス

まず、お泊まりはロサンゼルス国際空港からほど近いヒルトンホテル。
お目当ての問屋街も歩いてすぐの場所にあります♪

ロサンゼルス国際空港

ところが、9/7は9月の第一月曜ということでレイバーデー(労働者の日)。。。汗
問屋は全部お休みでした。。。

問屋はお休み...

と言う訳で、この日の午前中の予定はすべてロスト。。。

気を取り直し、午後からは車で移動してConsistentseaと言う問屋へ。

Consistentsea

規模は決して大きい方ではなかったけど、社長はイケメンでした(笑)

このあとハリウッドやビバリーヒルズ、サンタモニカへ観光に行きました♪
でも観光ネタはまた今度。

翌9/8、問屋街へリベンジ。

まずは、Sea Dwelling Creaturesへ♪

Sea Dwelling Creatures (1)

広~い!!!

Sea Dwelling Creatures (2)

生体も勿論ですが、従業員の数もハンパない!笑

Sea Dwelling Creatures (3)

とにかく生体が多い!

Sea Dwelling Creatures (4)

サンゴもそれなりに充実してました。
総合的に大満足の内容でした♪

お次は、Walt Smithへ。
まだ出来て間もないのか、施設内がとても綺麗でした。

Walt Smith (1)

バンドソーでSPSのフラグをバンバン作ってる感じ♪

Walt Smith (2)

照明が全てLEDでしたが、あくまで一時的なストック用の照明という感じでした。
フルスペ系ならフラグの活着期間にそこそこ色揚げも可能だと思うんだけどね。。。

お次は、Quality Marineへ。

Quality Marine (1)

こちらも魚種が豊富で、とても細かく管理されてる感じ。

Quality Marine (2)

サンゴも一通りありましたが、照明が暗くて写真がいまいちだったので割愛(汗)
照明は用途別にメタハラ、蛍光灯、LEDが使い分けられてました。

これで、ホテル近くの問屋街の散策は終了。

お次は、少し離れたAll Seasに向かいました。この問屋も凄かった!

All Seas Marine (1)

生体用施設もそれなりに広いんですが、特に機材用施設が凄かった!
↓こんな棚にパーツが下から上までギッシリ詰まって、そんな通路が何十本も続きます。

All Seas Marine (2)

LEDのドライバーまであるし(笑)

All Seas Marine (3)

管材は何でも揃ってます! ゲートバルブ萌える~♪笑

とにかくアクア製品は何でもある感じ♪

そして、メタハラの交換球の棚を見つけたので、Johnのウシオの球を探してみました。

All Seas Marine (4)

とりあえず400Wは見つからなかったけど、150Wと250Wの球は発見!
このグラフだとSCマリンブルーって印象ではないけど、波長バランスは似てますね。
公称スペクトルはこちら
LEDはまだ気が進まない、というメタハラユーザーさんは、この球なんかどうですか?
Johnは14000Kを使ってましたが、10000Kも良さそうですよ♪

以上、問屋巡りレポートでした。
さすがはアメリカですね! とにかくその規模に圧倒されました!
ただ、魚やサンゴに詳しい人がレポートすれば、きっと凄く面白い内容になるんでしょうけど、今回はLEDしか能のない引きこもりのレポートでどうもすみません(汗)
まあでも写真だけでも十分雰囲気は伝わりますよね? ね?汗
よく考えてみたら、僕は日本でも問屋は拝見したことがありませんが、国内の問屋ってどんなでしょうね? 機会があれば見てみたいものです。

さて、今回お邪魔したロサンゼルスの問屋さんは、こちらの5社でした。

I was sorry to intrude on your precious time. Thank you very much.

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MACNA2015:Johnスイハイ

この記事を含むタグの全記事リスト: MACNA オフ会 出張 海外

■MACNA 2015 目次

今回のMACNA2015の開催地はワシントンD.C.でしたが、ちょうどスピーカーを務めるJohn coppolino氏がダレス国際空港からほど近いリーズバーグにお住まいとのことで、US到着初日の空港からホテルまでの送迎も務めてくれました。
そして、せっかくなのでJohn邸のスイハイにも寄らせていただきました♪
これもひとえにBH和田氏の人徳ですね。至れり尽くせりです♪

ワシントンD.C. 周辺マップ

ダレス空港からJohn邸への道中、Clyde’s Willow Creek Farmでランチ♪

ジョンとランチ

* 写真は膳所氏撮影

Johnの住む住宅街の風景。

ジョンの住む新興住宅街

どこも庭が広いなぁ。。。

John邸に到着し、早速スイハイ。
水槽部屋は地下室にあります。それがUSではデフォルトとのこと。
地下室に降りると、まず魚水槽がありました。

地下の水槽部屋にある魚水槽

僕は魚は疎いけど、それでも凄い大金が泳いでることは何となく判ります(汗)
特にJohnはハイブリッドを好んで集めているそうで、レア魚がウヨウヨいたみたい!
僕にはよく判りませんでしたが。。。汗

そして、これがSPSモンスターの異名を取るJohnのリーフ水槽です!
水槽はレンガの壁に埋め込まれており、2面から観賞することが出来ます。

地下の水槽部屋にあるサンゴ水槽

・・・凄げぇ。。。
どう見ても個人レベルの域を超えてます(汗)
成長度合い、色彩の濃さ、水景、どれをとってもただただ素晴らしいの一言!
圧巻とはまさにこのこと。。。ゴクッ。。。

サンゴ水槽の前面の水景

サンゴ水槽の横面の水景

ところで、スギノキの蛍光ブルーの色合いを見ても、どうも見慣れた光色。。。はて?
まさかフルスペか???

サンゴ水槽の光色

和田氏がfacebookに動画を載せてますのでご参考にどうぞ。
サンゴの水景に魚の乱舞。。。もうサンゴ礁やん!笑

そして、気になるバックヤードはまさに水族館並み!
ちょっとしたパーリーが開けそうな広さです(笑)

水族館並みのバックヤード

全水量は魚もサンゴも合わせて大体2000ガロン言うてたかな。うん。約7.5トン(曝)
換水すること考えたら気ぃ失いそうです。。。

サンゴ水槽とバックヤードの位置関係はこんな感じです。赤い部分が水槽です。
講演のスライド写真を加工したモノなので、画質が悪いのはご容赦ください。

バックヤード図面

他にもスキマーやリアクター、クーラー、殺菌灯など、モンスター級の機材がたくさんありましたが、照明にばかり気を取られて写真を撮ることすらお忘れに♪汗

照明を見せて貰うとメタハラでした。ウシオの14000Kだって。以前測定しましたね。

サンゴ水槽の照明

念のためスペクトルを測ってみると、、、

メタハラUSHIO 14000Kのスペクトル

おおおっ!? ほとんどSCマリンブルーやん! 道理で見慣れた光色だった訳だ♪
はい。残念ながらフルスペではありませんでした~笑

って言うか、ウシオの14000Kってこんなスペクトルだっけ???
前に測った球は確か250Wだったので、400Wとは異なるのかな?
あるいはスペクトルが変わったのかな???

あと、T8管のActinicも併用されてました。

T8 Actinic管のスペクトル

Actinicのみ点灯した水景がこちら。

T8蛍光灯Actinic管のみの水景

日頃メタハラのUV域でBFP(ブルー蛍光タンパク)がバッチリ濃く育まれてるので、Actinicだけでもメッチャ蛍光ブルーが発光してました♪

いやぁ~、それにしてもSPSモンスターかぁ。。。凄いもん見てしまったなぁ。。。過去のスイハイの中でも個人ではダントツの規模だし、SPSの成長具合・色揚がりを見ても5本の指に入るのは間違いない。8トンの水量も水質の安定に大きく貢献しているはず。水量と生体の比率は100:1くらいかな?もっとかな。
一方、日本は住宅事情もあるけど、水槽全体にめいっぱいサンゴを敷き詰める傾向があるから、下手したら水量生体比は10:1より低いかも知れない。そう考えると、水槽は大きいに越したことはないですね。

スイハイが強烈すぎて魂の抜け殻となり、図体だけホテルへ移動したような感じ(笑)
ホテルにチェックインしたあとは、準備中のMACNA会場を少し見学したのち、ホテルの近くで夕食を食べて、その後はドラッグストアへ買い出し。普通にアスピリン売ってたり、耳かきが売ってなかったり、ささやかなUS事情を堪能。。。

豊富なラインナップのコーラにご満悦♪笑

コーラの種類に大満足♪

* 写真は岡部氏撮影

アメリカ初日はこんな感じで終了しました。

MACNA番外編は、残すところあと問屋巡りと観光など。

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