1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

LeDio RS073 ReefUV 1st LOT

この記事を含むタグの全記事リスト: LeDio RS073 LEDスポット volxjapan スペクトル

老眼が酷くて真剣に転職を検討したい今日この頃。。。
LEDクリエイター改め、LEDコメンテーターってのはどうかしら♪
どちらも需用がない。。。

さて、先日ご紹介したvolxjapan Grassy LeDio RS073 ReefUVの初期ロットがボルクスに入荷したそうで、検査中ではありましたが早速1台お借りできました。そこで、気になるスペクトルの違いを先日のデモ機と比べてみました。

・・・と、その前にCMです。

ただいま応援市場にて、
LeDio RS073 ReefUVの予約販売を受付中です!
そしてなんと!?
発売記念キャンペーンとして、
応援市場にてご予約された方全員に、
ボルクスの人工海水ブルートレジャー30L
もれなくプレゼントします♪

キャンペーン期間は5/1~5/31まで。

では本題。
RS073 ReefUVのデモ機 vs 正式版1stロットです。
まず、発光面の違いは?

LeDio RS073 ReefUV 発光色(光量)比較

特に違いは見受けられません。。。ま、目で見てもね。。。

ビームはどうでしょう?

LeDio RS073 ReefUV ビーム(光量)比較

およ? 微妙に1stロットの方が明るいような・・・?

やはりここは測定器の出番ですね。

LeDio RS073 ReefUV デモ機 1stロット
簡易照度 20,550 lx 21,790 lx
JIS照度 10,190 lx 10,920 lx
光合成光量子束密度 PPFD 369 umol/m2/s 395 umol/m2/s
UV (A-B) 98.7 uW/cm2 109.0 uW/cm2

およよ~っ!!!
デモ機より1stの方が確実に明るいやん♪

続いてスペクトル比較。
まずはUPRtek MK350による測定結果。30cm距離です。

LeDio RS073 ReefUV スペクトル比較 (by MK350)

うーむ。。。よく判らん。。。
やはり、ASEQ LR1の出番か。

まずは、製品をそのまま比較してみました。30cm距離です。

LeDio RS073 ReefUV スペクトル比較(プリズムレンズあり)

おお?
スペクトルで見ても、正規版の方が波長強度が若干大きいかな?
でも、待てよ。。。
集光レンズ越しだと、ビーム角度が少しズレてもピーク値に大きな差が出ちゃうよね?
なので、より公平を期すために、レンズを外してLED素子だけでも測ってみました。

LeDio RS073 ReefUV LED素子スペクトル比較(プリズムレンズ無し)

うーん。。。僅差ではあるけど、やはり正規版の方が微妙に明るいかな?
でも、この程度ならLED素子のバラつきの範囲、誤差の範囲かも知れません。

さて、そもそも心配していたUV系の強度低下ですが、これを見る限り大きな違いはありませんでした。結局、UV系素子の光量ランクを下げるのはやめたのか? あるいは下げてもこの程度の違いなのか?
厳密に比べると、確かに400nmは10%ほど下がってますが、逆に420nmは10%ほど上がってますし、これがランクの差なのか誤差なのか、、、判りません(笑)
ま、でも想像していたようなUV強度の低下は無かったので、UV系による蛍光タンパクの色揚げにかなり期待できそうですね♪

最後に、競合?UV系スポットとして、同じく400nm系と420nm系を搭載しているKessilともスペクトル強度を比べてみました。

UV入りスポット スペクトル強度比較

* 縦軸は単位はありませんが波長の光強度を表しています

アッチョンブリケっ!
)・д・(

こちらのエントリーもどうぞ♪

一方、汎用400+420nmデュアルチップLED

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm LED スペクトル

そうね、どうせ僕のことだから、ただでは転ばないんだぜぇ~って?
するどいなぁ。。。

はい、実はこんなモノも作ってみました。

1.023worldオリジナルLED素子

1.023worldオリジナルLED素子第2弾!
自作派には馴染みの深い汎用パッケージでの400+420nmデュアルチップです♪

単純に3W×2チップ構成にしたので、700mA×2=1400mAまでいけます♪
もちろん焦げないシリコン樹脂レンズ仕様ですよ~♪
チップには今が旬のEpileds EP-U4545Kの大光量ランクをチェイス♪

1.023worldオリジナルLED素子 デュアルチップ汎用パッケージ

え?
まだあるだろって?
かなわんなぁ~。。。

はい、通常のシングルチップ版も各種作ってみました♪

1.023worldオリジナルLED素子 汎用パッケージ 420nm

作ったのは、400nm、420nm、450nm、470nm、500nmの5種類。
いずれも大光量のEpiledsチップはもちろんのこと、シリコン樹脂レンズは当然のごとく。。。

なんと!?
よく見てください。。。
そう、チップ台座にリフレクタータイプを採用♪
少しでも反射効率を高めて光が前へ前へ出るように工夫しました♪
そのお陰でフルスペ用LED素子にも迫る高出力を実現!!!

1.023worldオリジナルLED素子 スペクトル

* Y軸は一応光強度ですが、分光器のカウントなので単位はありません

しかし、一つ問題が。。。

それは、物理的なクオリティ。。。

なんかね、最初はそんなこと無かったんだけど、一番最後のサンプルが酷かった。。。
今までも低い確率でそれはあったんですが、今回はその確率が特に増えてました。
それは、
シリコン樹脂レンズの中に、ワイヤーの破片やらゴミやら気泡が。。。

LEDの物理的なクオリティ

*一番酷かったものです

ぶっ・・・ダメだこりゃ。。。
クリーンルームとか以前の問題です(曝)
名誉のため社名は伏せますが、中国ではそこそこ有名なLEDメーカーです(汗)
企業が抱える慢性的な問題か、はたまた前回のダメ出しに切れた一工員の仕業か。。。
いずれにしても失格です。

ま、実際の使用に問題が無ければ気にしない人もいるかも知れませんが、僕がダメ。
こんなもん、逆立ちしても売れません。
ヤフオクなんかで流通してるチープなLED素子みたいに、プラスチックカップにジェルを封入しただけのレンズ仕様ならこんなことにはならないだろうけど、アレはUV系だと焦げますからね。絶対に使えません。だからどうしてもシリコン樹脂レンズ仕様にこだわるのです。。。

てな訳で、まだまだ道のりは遠いなぁ。。。1023オリジナル素子販売は。。。

え?
フルスペ用の素子を売れば良いやん、て?
はい、僕もその方が早いと思います(曝)
でもね、それはなるべく避けたいの。色々な問題があるから。。。
それに、そんな贅沢なLED素子が使えるのは、KRユーザーだけの特権ですから。
それを小売りするようなことは、なるべくならしたくないのです。。。

もう少しジタバタしてみます。。。
気長に。。。

こちらのエントリーもどうぞ♪

Razor用400-420nmデュアルチップLED

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm LED Maxspect Razor スペクトル

400-420nmデュアルチップLED

掲示板ではちょろっと触れましたが、、、

Razor互換400-420nmデュアルチップLEDスペクトル

実装する暇が、、、

Razor互換400-420nmデュアルチップLED

ないんだよねぇ、、、(水沢アリーっぽく)

そのうち、、、
きっと、、、

こちらのエントリーもどうぞ♪