過去のLEDに関する投稿はこちら。
- LED電球の選択肢 - 8/12
- LEDランプ筐体の発熱測定 - 8/11
- LED電球のテスト - 8/10
- 水槽照明にLEDはありか? - 6/24
水槽の照明を蛍光灯からLEDに切り替えて、2週間ほど経過しました。
とりあえず感想です。
もしかしてLEDだとコケが生えにくいのかしら?
と言う印象を持ちました。
ガラス面の茶ゴケは、蛍光灯時に比べ今のところ生育が遅く、勢力も弱い印象です。また、あれ以降ヒゲゴケも出ていません。(ヒゲゴケについてはワラワラのお陰もあります)
注:写真はライブロチェック前のもので、ライブロックは現在バケツの中です(^^;
しかしこれは、今までいなかったコケとり貝(前回の南紀で採取)による摂取、照明の明るさが100W相当から60W相当に下がったこと等も影響しているので、一概にLEDの恩恵とは言えません。
一方、照度が下がった事による光不足の懸念もありますが、砂面の藻類・海藻に付く気泡からも、光合成的にはLEDでもそれなりに役を成しているようです。
ちなみに水槽中央に積もっているゴミ(笑)は、シュリンプさんの付着性プランクトンに入っていた海藻の残骸です。ヨコエビやワラワラ軍団に、ほとんど原形をとどめないまでにボロボロに分解されてしまいました(汗)
しかし、そんなことがあっても、相変わらず硝酸濃度は綺麗サッパリゼロです。これが例のバケツだったら、ヒゲゴケが分解されて硝酸が真っ赤っかになってましたから、改めて砂の還元能に驚かされます。
ところで、ひとつ言い忘れていましたが、実はかれこれこの水槽には曝気(エアレーション)がありません(汗)
以前、干満システムが故障した際に、水槽から関連システムを全て撤去し分解掃除や修理を施しましたが、あれ以降まだ再設置していません。
また、ペルチェクーラーからの戻りで多少水面を叩く予定でしたが、これもまだクーラーの冷却ヘッドの問題が解決できていないため、設置には至りません。
と言うことで、かなりの間、ため池状態です(汗)
幸い、小さなやどかりが数匹しか入っていないこと(=汚染度も低い=細菌による酸素消費も少ない)、砂面にある程度の藻類が活性していることなどから、恐らく最低限の酸素供給は保たれているようです。
そのため、今回照明がLEDになったことで、この最低限の酸素供給に何か支障が出ないかと内心少しハラハラしてましたが、今のところなんとか持ちこたえているようです。でも、なるべく早めに干満システムを復活したいと思います。もうすぐ秋だし。
ちなみに干満システムを外していた理由は、夏期のクーラー設置に向け、水位を保持する必要があったからです。
しかし、この夏はクーラーを設置できないまま過ぎ去りそうですね(汗)