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一方、エダコモンは…

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その前に、昨日のケントパパミドリイシの写りがあまりに悪かったので撮り直しました。
ホワイトバランスが可笑しかったみたい。

ケントパパミドリイシ

ついでに最近気づいた点として、早朝の照明点灯直後では色素がやや薄いです。透き通った感じ(写真上段)。それが、照明点灯後しばらくすると色素が濃くなり、透明感は無くなります(写真下段)。
確かにミドリイシの色は、輸送等で丸一日でも光から遮断されただけで変化してしまいますから、厳密に見ればこのような細かな日周性があっても不思議ではないですね。種や個体差による大小はあっても。

何はともあれ、電球色LEDのお陰で、元々のバイオレット色への道を着実に歩んでいるようです。それも3素子の電球色LED電球を1ヶ追加しただけでこの効果ですから、如何に一般の白LEDだけではアンバーが足りていないのかが判ります。特にLEDによる浅場水槽に挑戦中の皆さんは、是非色揚げの参考にしてください。何台も並べた白LEDランプの効果が、実は1台の電球色でお釣りが来るかも知れませんよ(笑)

エダコモンサンゴの変化

さて、最近の各エダコモンの様子です。
現在の配置を上から見た状態↓

エダコモン

上から見ただけでも、それぞれの形態の違いが良く判ります。

まず、エダコモン1.↓

エダコモン1.

相変わらず上ばかり伸びてます。

次にエダコモン2.↓

エダコモン2.

この子は逆に下ばかり伸びてます。
特に土台回りは完全に覆い尽くしてしまったので、あとは砂面に広がるしか無い(曝)

で、以前からも書いてますが、このエダコモン1.と2.の成長の違いについては、もはや確信になりつつあります。陸生植物のそれと同じであると♪
赤の波長は植物をより大きく成長させ、青の波長は形態に影響を与える、と。
過去の紹介記事はこちらです。

これについては、他のサンゴでも試してデータを取りたいところですが、とりあえず現状のエダコモン1.2.の配置を入れ替えてみて、現象が反転するかどうかを見ていく予定です。

昔からミドリイシの形状が同種間でも水深によって異なることが議論されてますが、多くは水流や照度ばかりが言われていたように思います。実は水深による赤と青の波長バランスによっても少なからず影響があるのかも知れませんね。

さあ、例の珍エダコモン↓

エダコモン3.

最近では、蛍光オレンジのポリプは少し衰退気味のようです。今は成長点のみか?
あまり光が強く当たらないように配慮したつもりだけど、それでも最近エリジオンブルーとか電球色とか追加してるので、どうしても光に当たりすぎたかな?
このエダコモンについては過去にも紹介してるので、良かったら参考に。

  1. エダコモンの天使の輪 - 7/25
  2. エダコモンの天使の輪:蛍光オレンジ発現!? - 8/18
  3. エダコモンの天使の輪:ツートンポリプ - 8/19

それにしても、一般の蛍光グリーンのエダコモンに蛍光オレンジのポリプが発現するなんて、恐らく前代未聞の現象ではないでしょうか?
やっぱ、これもLEDならではの症例?
でも発現方法と維持の仕方がいまいち判んないのよね。。。
皆さんも是非LEDに挑戦して、激美サンゴの作り方を研究してください。で、あとでやり方を教えてくださいね(笑)

さ、かれこれ水槽LED論も蓄積されてきたので、そろそろ本でも執筆しますかね。

「水槽においしいLEDレシピ♪」 - サンタマルターエイジ著

ふふっ。
嘘だってば。

こちらのエントリーもどうぞ♪