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BioPellets実験3(番外篇):リン添加試験

マリンアクアリウム エイジ 04:11
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さて。バイオペレット実験3の定期報告の日がやってきました。
今のところ毎週水曜日にお届けしています。
って、終わる頃に紹介してどうする(汗)

前回の報告では、試験的にリンを各実験槽に投与してみる、とお伝えしました。
リン供給源には、リン酸とカリウムが主成分の液体肥料を用いました。
投与したのが先週金曜日。
投与量は、各実験槽に4滴ずつ、正味0.5ppm程度の投与となります。
果たしてそのリンはどうなったのでしょうか?

ジャーン!

投与したリンの変化

バイオペレット。やっぱあんた凄ぇわ。。。
砂のみのA槽も健闘しましたが、バイオペレットの入ったB・C槽は、過去の実験と同様、速やかに完っ璧にリン酸が消滅しました。0.5ppmが5日以内に消えるって、どうよ♪

リン酸にお悩みの方、もう何も迷うことはありません。
この脱リン能なら、換水よりも吸着剤よりも既存のどの方法よりも強力だと思います。
ま、あくまでも僕の実験での結果ですけどね。

ちなみに投与したリンの濃度に違いがあるのは、例のリン添加剤(笑)の容器だと、ポトポト落ちる液滴の量にかなりバラツキがあるため、同じ4滴でも写真のように差が出てしまいました。あしからず。

さあ、ここからが注目!
この脱リン経過と連動して、脱窒への相乗効果は現れたのでしょうか!?

ジジジャーン!?

先週からの硝酸の変化

おっと! 硝酸塩、死守に成功!(曝)
なんだよ。これっぽっちも変わんないよ。落ちたのリンだけかよ。。。

あ。ちなみに先週エロスの試験管を割っちゃったので、今回は試験管のみレッドシーです。試薬自体はエロスなのであしからず♪

と言うわけで、少なくとも僕の実験槽で戯れる細菌たちは、脱窒能を持たない一般的なPAO群による勢力が優勢であり、脱窒菌は普通に砂で活躍する分布量が関の山、ましてやバイオペレット表層で活躍する脱窒菌は皆無ないじゃない?と結論付けました。

うーん。。。何よりも、D-PAOが居なかったことが悲しい。。。
せっかくNP比とか、格好良いこと書いたのに(笑)

さて。
LSSの実験経過に続き、TAKA氏の実験でも硝酸が減少し始めたとのことです。まだ記事は投稿されていませんが、こちらに報告がありました。そのうちブログでも報告があるでしょう(笑)

面白いのは、LSSでもTAKA氏でも、僕とは違いリンは減らないまたは減り方が鈍いと言うことです。これが単に給餌によるものなのか、はたまた活動している細菌群の違いなのか、興味があるところです。

ところで僕はこれからどうするかな。。。
bio digestでも入れてみるか。D-PAOが入ってるらしいし。
なんか、どんどん実験の方向性が。。。曝

ま、もう少し続けてみます。
手詰まり、もしくは飽きるまで(汗)

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