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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

日本の夏。ヤドカリの夏。

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気が付けば、夏真っ盛り。ネコまっしぐら。

毎年この時期になると、「ヤドカリ」をキーワードとした検索エンジンからのアクセスが急増し、そして問い合わせもポチポチ増えてきます。こんな、ちょっと取っつきにくい、陰湿なイメージ漂う怪しいサイト宛に、躊躇無く(?)お問い合わせいただけることが、ホントにホントに光栄至極であります。それもこれも、紛れもなく好印象風味で関係各所からリンクしていただけているお陰だと、わたくしは日々そのように感じております(誰だ)

ほんで、ふとアクセス元を調べていたら、Alexaの海水カテゴリーで当サイトがトラフィックランクで一位になってました。ホントか? ついでに「魚・アクアリウム」のカテゴリーで調べてみたら、それでも3位。ちょっと待て。いくらなんでも、それは褒めすぎだろう。で、これが正確ではない理由に、無料ブログやプロバイダなどの非独自ドメインサイトが正しくランキングできていないと言う実態もありますが、でもそれは逆に私にとって不利になるはずの要素であるため、それを抑えてのランクインであると言うことは。。。いやぁ、参ったなぁ(いつもの)。ま、とは言えウェブ全体で見ると563,461位(本日時点)なので、早めにお召し上がりください(何を)

なんだっけ。そう、ヤドカリ。

この時期になると、家族で海水浴に行ったり磯遊びに行ったりと、ヤドカリに触れる機会がとても多くなります。最初はちびっ子がガシガシ捕まえてきて、パパに「これなあに?」と言うところから始まります。で、気づけば家族総出の捜索が始まります。帰る頃にはバケツいっぱいのヤドカリたち。しかも海水浴するの忘れてる。そんな日本の夏、ヤドカリの夏です。

最近は携帯電話からのインターネットもごく当たり前になってきているようですから、こんなときにも超ヤドカリ図鑑は役立ちます。まだ携帯にブックマークしてない方は、左のQRコードを読みとっておいてください。バーコードリーダーが無い携帯の方は「http://www.1023world.net/」をブックマーク。携帯からもパソコン用と同じアドレスでOKです。そしてヤドカリパークの超ヤドカリ図鑑へレッツゴー!

で、大抵はホンヤドカリ属ヨコバサミ属を調べると、今捕まえたヤドカリの名前が判明します。それでもダメなら、帰ってからパソコンでじっくり調べてみてください。できればヤドカリ検定に合格登録し、ヤドカリサービスで特大画像をプリントアウトしてオリジナル図鑑を作っておくと、磯遊びがもっと楽しくなります。 そんな方が今とても急増しているようです(多分)

しかし、それでもどうしてもヤドカリの名前が判らない・・・我が子に対してお父さんとしての威厳が保てない・・・そんな時でも大丈夫です。当サイトのメインコンテンツでもあるヤドカリパークには、こうしたお問い合わせ用のヤドカリフォームなるものが設置されています。ここから、ヤドカリの発見日時や発見場所を入力して、送信することが出来ます。もちろん、画像も5枚まで貼付可能になっています。たまに貼付し忘れる方がいらっしゃいますが、写真無しでは判定できないのでご注意くださいまし。なお、お返事が遅いときもありますが気長にお待ちくださいませ(汗)

さあ、いってらっしい。

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台湾寄居蟹類誌

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たまにはアクアネタを。

昨年末に千葉の駒井先生と台湾の先生らによる台湾産ヤドカリ図鑑が刊行されました。

各ヤドカリのデータは先生方の論文がベースとなっていて、

しかもオールカラー360ページ強にも及ぶ、見応えたっぷりのヤドカリ専門書です。

台湾寄居蟹類誌

年末には既に駒井先生から一部お送りいただいていたのですが、

当初はまだバタバタしていてずっと見たいのを我慢していました。

(まだお礼も言ってなかったりして・・・この無礼者)

最近ようやく時間もとれるようになったので、これからじっくり拝見したいと思います。

と言っても専門用語どころか英語自体ムフフなので、

写真や模式図の鑑賞がメインとなるでしょう(-_。)\☆バキッ

パラパラッと捲った感じ、ヤジガニから始まりオカヤドカリ、カルイシ系などが続きます。

国産でも知られるものは、台湾産でも基本的に形質が同じですねぇ。

(普通は当たり前だけど何か不思議・・・)。

また追って紹介したいと思います。

ところでさっきまた地震がグラグラグラと・・・。

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ちょっと寄り道、磯遊び。。。

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先週末、かれこれ古いつきあいとなるゆ~ぞ~さんのご結婚のお祝いに行ってきました。先月もどこかの島でお祝いしましたが、今度はあちこちから集まったアクア仲間による地元での大宴会です。あの人やこの人など、色んな方がお越しになりました。うーん。ゆ~ちゃんは人気者だなぁ。僕も将来、誰かに祝って貰えるかしら。相手がいないけど。。。

ところで、宴会や二次会では、普段あまり交流の無かった方たちとじっくりお話が出来ました。「あぁ、これが趣味繋がりの醍醐味だったなぁ」と、改めてしみじみと思いましたとさ。ゆ~ちゃん、おめでとう! そしてお相手してくださった皆さんありがとう♪


さて、寄り道の話です。

実はこの前日、ちょっと足を伸ばして南紀へ行って参りました。勿論、ヤドカリ観察です。

ところが、最近は現地へ行かずとも念力だけで低気圧が呼べるようになった広島の工務店さんのお陰で、この日は始終土砂降り。事前に電話でうっかり漏らしたのが行けなかった。。。(笑)

お陰でこの日は何もすることが無く、現地で宿泊したのみ。メシは美味かったけど。

しかし、翌宴会当日はピーカン!

宴会は夜から開始なので、移動時間を考慮してとりあえず午前中のみ磯観察することにしました。

それが軌跡を起こしました!

なんと、南紀での僕のヤドカリ観察歴が一挙に4種も更新! これは凄いことですよ!

とは言え、実はこれも計画通り、ある意味睨んだとおりでした。

普段あまり見てこなかった「ホンヤドカリゾーン」をシラミ潰していけば、きっと女神が光臨すると踏んでいたのです。

その結果がこれだ!

タテジマヨコバサミ
タテジマヨコバサミ
多分、ツマキヨコバサミの幼体?(ちょっと不可解)
ツマキヨコバサミ?
マダラヨコバサミ
マダラヨコバサミ
サンゴヨコバサミ
サンゴヨコバサミ

実は僕は南紀でイソヨコバサミ以外のヨコバサミ類を見つけたのはこれが初めてなのです。

(厳密には10年くらい前にツマキヨコバサミは見つけているが当時のピンボケ写真しかないため結構怪しい)

しかも今回のツマキヨコバサミは実物を見た時「ブルーレッグハーミット?」かと思いました(んなアホな)

ツマキヨコバサミに関しては成体も幼稚体もある程度は見慣れているつもりなので、この個体の歩脚の色彩はちょっと不可解です。

それほど鮮やかな色調だったので、今なおこの判定にはいまいち自信がありません。

一応この子は連れて帰ったので、もう少し育ててみようと思います。とは言え、それほど小さな個体って訳でも無いんだけどな。。。

皆さん、ホンヤドカリゾーンを侮ってはなりませんよ( ̄ー ̄)

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