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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

FirefoxでGoogle画像検索→画像クリック不可 の対処方法

ん。
ウェブ系のネタって何年ぶり?汗

Google画像検索

最近、以下の症状で困ってました。
検索しても情報が無いし。。。

Firefox(27.0.1) + Google画像検索 時の挙動

  1. 画像検索結果のサムネイル画像のいずれかをクリック
  2. 一瞬ズーム窓が開こうとするが閉じてしまう
    (この時、ページが勝手にスクロールしてクリックした画像が最上段の位置に来る)
  3. もう一度画像をクリックするも無反応
  4. もう一度画像をクリックすると、ようやくズーム窓が開いて、「ページを表示」や「画像を表示」などが利用可能になる
  5. それ以降は、どの画像をクリックしても正常に反応する

似たような現象への対処として、
「IEのGoogleツールバーの設定を云々…」
ってのもあったけど、僕の症状はFirefoxだし。。。
一応、試しにGoogleツールバーを無効にしてみたけど変わらず。。。汗

で、色々とアドオンを無効にしていったら犯人が見つかりました。
どうやらFirefoxに入れてたアドオン Html Validator が悪さしていたようです。
僕の場合のバージョンは Html Validator 0.9.5.8 でした。

以下、対処方法です。

Firefoxのアドオンの「Html Validator」を有効にした上で、

対処 1) 設定 > ブラウザ画面 > □自動的に閲覧中のページを文法チェック (←チェックを外す)

対処 2) 設定 > ブラウザ画面 > ☑自動的に閲覧中のページを文法チェック [例外] > 「google.co.jp」を「不許可」として設定リストに追加

上記の対処 1) 2) のいずれかで改善されるようです。

以上、お役に立てば。

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T5レビュー:JBL SOLAR ULTRA

この記事を含むタグの全記事リスト: T5 スペクトル 蛍光灯

先日、海外通販で注文しておいた商品が、独と米国から届きました。
同時に注文して、約一週間後に同時に到着♪

独と米国から通販した商品が到着

中身はこれです。

独JBLと米国NaturesSunliteのT5バルブ

写真上から、

いずれもT5バルブです。

魅惑のフルスペクトル陣

JBLのT5は、前回提案したフルスペクトルT5を実験するために注文してみました。
公称スペクトルはこのようになっています↓

JBLの公称スペクトル

プリンス社のカラーランプ・ブルーと同じ蛍光体構成のワイドバンドブルーと、同JBLの製品ラインナップから見つけた淡水用のフルスペクトル白色9000K!
なんと! JBLのT5だけでフルスペクトルT5が実現しちゃうじゃん♪

そして、以前紹介した正真正銘フルスペクトル蛍光灯バルブVITA-LITEの互換を謳った、NaturesSunlite Full Spectrum 5500Kと言うフルスペクトルT5バルブも見つけました。恐らくVITA-LITEに近似なフルスペクトルを予想♪

NaturesSunliteが互換を謳ってるVITE-LITEの実測スペクトル

これだけ揃えば、
浅場フルスペクトルT5(KR93SP風)
超浅場フルスペクトルT5(KR93XP風)
実現できそうです♪

各バルブの発光色

まず、光色を確認してみました。
今回、同じバルブを各4本ずつ取り寄せたので、以下の写真はすべて同じバルブです。

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA 発光色

ん~・・・なんか光量にバラツキがあるなぁ。。。

JBL SOLAR NATUR ULTRA

JBL SOLAR NATUR ULTRA 発光色

9000Kなので、ちょい青っぽい白色バルブですが、光量は揃ってます。

NaturesSunlite Full Spectrum F24T5 HO, 5500K, 91 CRI

NaturesSunlite Full Spectrum 5500K 発光色

あれれ、こっちは光色がかなりバラついてるなぁ。。。大丈夫かなぁ。。。

驚愕の実測スペクトル

さあ、お待ちかねのスペクトル測定結果です!
出力のバラつきを確認するために、各サンプル4本とも全て測定比較しています。

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA 実測スペクトル

早速ですが、過去最悪の詐欺が発覚しました(大汗)
このスペクトル、各社も出してるただのActinicバルブです。。。
出力もかなりバラついてるし。。。

This is a real spectrum of JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA.
This bulb is a spectrum fraud product.
It was greatly different from the official spectrum of JBL.
This spectrum is the same as “Actinic” which many other makers supply.

JBL SOLAR NATUR ULTRA

JBL SOLAR NATUR ULTRA 実測スペクトル

上の青球の詐欺が酷すぎて可愛く見えますが、こっちもかなりの詐欺です(汗)
一般的な3波長蛍光灯と大差ないやん。。。

This is a real spectrum of JBL SOLAR NATUR ULTRA.
This bulb is a spectrum fraud product, too.
It was greatly different from the official spectrum of JBL.
This spectrum is the same spectrum as general 3 band fluorescent bulbs.

NaturesSunlite Full Spectrum F24T5 HO, 5500K, 91 CRI

NaturesSunlite Full Spectrum 5500K 実測スペクトル

フルスペクトルVITA-LITE互換ってことだけど、この場合の互換って、人間の目を欺く演色性だけの話のようです。所詮、スペクトルまでも踏襲したものではないってことね。
ま、同じVITA-LITEでさえ、スパイラル電球型は3波長だもんね。フルスペクトルは直管だけだもん。。。

実測スペクトルと公称スペクトルの比較

各グラフとも、赤線が実測スペクトルで、背景が公称スペクトルです。

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA

JBL SOLAR MARINE BLUE ULTRA 公称スペクトルと実測スペクトルの比較

公称スペクトル自体は、実在するプリンス電機のカラーランプ・ブルーと同じものですが、中身は一般的なActinicバルブと言うオチ。。。こんな酷い詐欺は初めてです。。。

JBL SOLAR NATUR ULTRA

JBL SOLAR NATUR ULTRA 公称スペクトルと実測スペクトルの比較

相対比をどんなに調整してもシンクロ不能でした。。。

NaturesSunlite Full Spectrum F24T5 HO, 5500K, 91 CRI

VITE-LITE 実測スペクトルとNaturesSunlite Full Spectrum 5500K 実測スペクトルの比較

お願いだから、こんなスペクトルでフルスペクトルを謳わないで欲しいね。。。

以上、予想に反して気合いの抜けたタダの詐欺被害報告となりました(汗)
本当はフルスペクトルT5を満喫する記事になるはずだったのに。。。
今まではJBL社のスペクトルには感心してたのに、まさかこんな結果になるとは。。。
メーカーの公称スペクトルさえ信用できないとなると、今後は自分で実測したものしか勧められないなぁ。。。てことは、測定器持ってる人の仕事が増える。。。汗

と言う訳で、とりあえずフルスペクトルT5は当分お預けです。。。

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スペクトル測定は露光時間を適切に

ブログ エイジ 20:24 コメント0件
この記事を含むタグの全記事リスト: スペクトル 測定器

普段からLEDのスペクトルに慣れている方ならすぐに気付くような事でも、
そうでない方はなかなか気付く事が出来ない?
と言う事例をご紹介します。

まず、以下のスペクトルをご覧ください。

フルスペKR93SPのスペクトルが、遂にUV 380nm大盛りになりました♪

フルスペが379nmピークに♪

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

はい、あなた、正解です。
LEDのスペクトルは、決してこんな曲線にはなりませんよね?
そう、気付くべきは、UV 380nmピーク周りの曲線形状の異常です。
僕なんかはすぐに気付くのですが、よほどのLEDマニアじゃないと無理かな?
ま、少なくともLEDのスペクトルを語る業務の方は、磨いておくべきセンスです。

例えば、僕も使ってるスペクトロメーターUPRtek MK350では、露光設定をオートにしておけば、光源の明るさをいちいち考えなくても自動的に適切な露光時間を算定(カメラで言うところのAE)して測定してくれます。そのため、スペクトルの最大値を100%とした適正な相対グラフが容易に得られます。
一方、よりプロフェッショナルな使い方として、露光時間を手動で設定できるマニュアルモードも用意されています。しかし、当然ですが、露光時間を光源の明るさに応じて適切に割り当てなければ、カメラで言うところのオーバーにもアンダーにもなってしまいます。

と言う訳で、上のスペクトルは、実は幻です。残念でした~汗
敢えて露光オーバーで測定したインチキスペクトルだったんだぜ~?笑

種明かしをすると、こうです。

MK350の露光時間設定の違いによる測定結果の違い

上が露光オーバーで測定したインチキ、下が正しいスペクトル、共にフルスペです。
採用されている最も単波長のLED素子が400nmなのに、このように379nmピークなんて出ちゃってます。これは、400nmのスペクトルの立ち上がりの波長部分が既に露光オーバーになったために起こった現象です。

似たような紛らわしいインチキスペクトル例としては、GIESEMANN PowerChrome - PureActinicがあります。これも同様に露光オーバーだったのでしょう。完全にJAROな案件です。知っててやったなら詐欺。未だに公式サイトに貼られてるけど。。。汗

GIESEMANN PowerChrome - PureActinic 適正スペクトルと露光オーバースペクトル

同じようにこの蛍光バルブを意図的に露光オーバーで測定するとこんな感じになりました。
ピークが387nmになってUVリッチに♪笑

まあ、通常は露光設定はオートに設定しておけば問題ありません。
マニュアルで使う事は、まずないです。
ましてや、露光をよく理解されていないなら、使わない方が無難です。

以上、LEDクリエイターからのワンポイントアドバイスでした♪

尚、他にも判断がつかない怪しいのを見かけましたら、お気軽にご相談ください。

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