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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

Phosphor light修正、UV大盛り

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先日topledlightから取り寄せた各UV素子をマクロで撮ってみました。

各UVチップ拡大

なにやらどのチップも個性的な線画のようです。何か意味があるのかな?
子供の頃に流行った迷路絵みたい。。。

それと、以前からなんで380nmだけ少し暗く感じるのかなぁ?と疑問でしたが、どうやらチップ自体が他の素子よりもやや小ぶりなので、きっとそれが関係しているのでしょう。

ところで、この紫外線LED素子を贅沢に使ったPhosphor lightを先日紹介しましたが、それを更に以下のように作り変えました。5日ほど前の話だけど。

Phosphor light新回路

RoyalBlueとBlueの出力は据え置きで、UVのみ前回の30mA駆動から一気に200mA駆動に引き上げました。何でかと言うと、30mAではあまりに出力が弱すぎて、蛍光の女神を召還できない気がしたから?
それと、前回の仕様は各素子×2ヶずつ搭載してましたが、どうせ微小ドライブだし勿体無いので、1ヶずつに変更しました。余った素子は随時テストで使います。

ビフォーアフター。

UV大盛りビフォーアフター

UVの出力を上げたので、スギノキブルーの青蛍光+シアン蛍光が強調されました。
画像は少し明るめに調整してますが、目視でもほぼこんな感じです。

で、5日ほど経過した訳ですが、今のところ特に変わりなし。多分。
ただ、最近は昼間よりも夜間の蛍光を観察する方が楽しくなったかも(汗)

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LEDクーラー「冷え性」誕生♪

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寒い時期にナンですが。。。

ファン内蔵LEDランプ

こちらはお遊びバージョン(笑)
でもよく冷えました。
特にII なんて馬鹿みたいに冷えました。むしろヒートシンクが常時ちべたいの(笑)

さて、こちらが本命。

LEDクーラー「冷え性」2タイプ

40mmファンタイプ+21Wランプで-13℃の冷却能力。
25mmファンタイプ+7Wランプでは、-11℃の冷却能力でした。

ま、見たら大体判ると思うので、説明は割愛します。
製品化に興味があるメーカーさんはご一報を♪

ついでに、ファン冷却による高出力化実験をご紹介します。
テスト機はLeDio 7改・太陽光ブレンド7W
この太陽光ブレンドには全て3W素子を採用していますので、最高で3W(@700mA)までの駆動が可能になります。
ですから、あくまでも1W素子を搭載している純正品での実験はやらないように(汗)

LeDio 7改・太陽光ブレンドと冷却ファンによる高出力化テスト

まずは、駆動電流ごとの照度と温度を確認しました。

電流 電圧 電力 30cm照度 基板温度
(室温20℃)
照度減衰率
直後 30分後
280mA 20.8V 5.82W 9,330lx 9,210lx 41℃ 98.7%
320mA 21.1V 6.75W 10,300lx 10,090lx 45℃ 98.0%
350mA 21.2V 7.42W 10,980lx 10,700lx 48℃ 97.4%
500mA 21.9V 10.95W 13,970lx 13,250lx 55℃ 94.8%
600mA 22.2V 13.32W 15,510lx 14,500lx 62℃ 93.5%
700mA 22.5V 15.75W 16,750lx 15,230lx 69℃ 90.9%

お? 3W駆動(@700mA)でも意外とファン無しでいけるんちゃう?
と思わせぶりつつ、よく考えたら今は冬です。夏だとアウト(汗)
それにしても、熱を帯びるとかなり照度が減衰しますね。。。これは勿体無い。

で、それを冷却ファンでどれだけ克服できるのか、その実験結果がこれです。

LeDio 7改・太陽光ブレンドと冷却ファンによる高出力化テストの結果

経過時間 30cm照度 [lx] 基板温度 [℃] 照度減衰率 [%]
ファン開始 15,230lx 69℃ 90.9%
5分後 15,970lx 58℃ 95.3%
10分後 16,310lx 52℃ 97.4%
15分後 16,460lx 50℃ 98.3%
20分後 16,500lx 49℃ 98.5%
25分後 16,530lx 49℃ 98.7%
30分後 16,540lx 49℃ 98.7%

おおお!
先ほどの冷却ファン40mmタイプで20℃も下がりました♪
熱による照度減衰率も、ファン無しの90.9%から98.7%まで改善♪
あとは、この筐体に収まる700mAのドライバさえあれば、ファン必須条件で21W駆動が可能なんだけどなぁ~。照度も純正ドライバだと10,000lxだけど、3W駆動+ファンなら16,000lxオーバーで超魅力的~。
ま、現実問題としては、組み込み可能なサイズのドライバは無さそうですけどね(涙)
それに、ファンに依存した放熱設計は、やっぱり気が乗らないか。。。

でも、それよりも見て欲しいところは、LEDは熱を持つと効率が下がると言う点です。ちゃんと冷却すれば、照度も減衰することなく維持できます。
冷却ファンの利用は、単に素子やドライバの寿命対策だけではなく、効率や照度対策にもなるということですね♪

ちなみに先の紹介では、40mmタイプの冷却能力はLeDio 21で-13℃でしたが、これはあくまでも純正品での冷却例であり、今回はLeDio 7の筐体で試したことから、-20℃の冷却効果が得られたのかな?と思います。

以上の結果から、小型扇風機でも良いし、PC用ファンでも良いし、ほんの少しの微風でも良いから、とにかくLEDには風を当てておくことが非常に有効と言えるでしょう。
但し、ファンにはダクトを設け、可能な限り水槽から離れた位置の遠くの空気を取り込んで送風するのが吉。なぜかと言うと、水槽上空に直接ファンをつけると潮風を当てることになり、あとは言わずもがな。。。そう、錆びます。。。

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20W白色LEDモジュールで遊ぶ

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先日届いたDXの荷物の中から、20W白色LEDモジュールをご紹介します。

モジュール本体と駆動ドライバはDXにて購入、ヒートシンクは手持ちの流用です。

20W白色LEDモジュール点灯テスト内容

2,000ルーメンと言えば、60W型LED電球で約4ヶ分、今回僕が作った太陽光LEDシステムとほぼ同等の光束量です。特に欲を出さなければ60cm水槽1本くらい軽く照らすでしょう。それがこのモジュール1ヶで実現できるのですから、なんとも嬉しいアイテムです♪

写真でも判るとおり、このモジュールには発光チップが5×4=20ヶ入ってます。て事は、単純に1Wチップが20ヶ=100lm×20ヶ=2,000lmと言うところでしょうか。
なので、これを駆動するには、3V×5=15V以上、350mA×4=1,400mAのドライバが必要になります。
でも大丈夫。そのためのドライバがDXにはちゃんと用意してありました。それが写真の1,300mA/20Wのドライバです。出力電圧は約16~18V。これでほぼ定格のドライブが可能になります。

問題は放熱です。20Wの放熱ともなると、チンプなヒートシンクでは足りません。20Wと言うくらいなので、LeDio 21クラスの筐体(実際にはLeDio 21はLED部16W程度なので、LeDio 27クラスが妥当かな?)が必要になると言うことです。
くれぐれも裸で通電しないようにご注意を!(数秒くらいは良いけど)

いざ、実食っ♪

ノーマルビームと90°レンズビーム比較

すっぴんでもこの明るさっ!!!
広角180°にも関わらず5,000lx/30cmオーバーでっせ!?
さらにガラスレンズで約90°のビーム角を作ると、1万ルクスにも迫る勢いです♪

ただ。。。
これはあくまでも一般白色LEDなのです。。。
そう、シアンと赤が足りません。。。
自作派なら、既製品と同じものを使うことに抵抗もあるでしょう。。。
それに、どうせ使うなら波長問題が回避できるものを使いたいところ。。。
あぁ、高出力の高演色モジュールは無いものか。。。

となると、やっぱし以前も紹介したXicatoのArtistシリーズしかないっしょ!

Xicato Artistシリーズ4000K

僕の太陽光LEDシステムにも採用してますが、青+RG蛍光体の高演色白色LEDの中では世界最高峰のスペックを誇ります。何より20Wモジュールと言うのが使い易くて有難い♪
とは言え、高演色なので2,000lmとはいきません。せいぜい700lmです。
価格もそれなりに良い値段してます。でも、銭型を20W分買うコストを考えれば妥当ではあるかな。ただ、市販品では無いので、あくまでもサンプル価格ですが。。。
あと、色温度が4000Kと低いため、色味的にもブルー系の補助が必須になるでしょう。その意味では銭型の6500Kの方がオススメです。でも水草には最高の太陽光かも?

ん。
結局、Xicatoや銭型をオススメするエントリーになってしまった。。。苦笑

でも、もしXicatoのモジュールが欲しい方は、国内の代理店さんを紹介しますよ。
個人でも多分大丈夫だと思います。
それか、ヤマギワさんの照明にも採用されているので、それを買うのも手かな。

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