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違いの判る男のLEDブレンド

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KHと硝酸塩の試薬の銘柄を変更したので、慣れるために頻繁に試してます。
以下、昨日と今日の水質チェック結果。

水質検査 比重 水温 pH KH Ca Mg NO3 PO4
7/19 17:00 1.023 26 8.52 9.0 465 1,160 0 0
7/21 04:00 1.023 26 7.95 8.5 455 1,260 0 0

マグネシウムがやや下がっていたので、100ppm上げるべく5gの硫酸マグネシウムを溶いた。計算通りに上がって気分が良い♪ (硫酸マグネシウム投与量の計算方法はこちら
一方、カルシウムが一日で10ppmも下がって見えるが、こちらはそもそも試薬が判定しづらいため、読み取った値自体が怪しく、あまり気にしていない。とりあえず400ppm以上あるなら万々歳と考えることにしている(笑)

さて、今回、KHと硝酸塩の試薬をレッドシーからエロスに乗り換えた訳ですが、いくつか気づいた点があるので書き出してみます。

  1. KHが0.5単位で測れる♪
  2. 硝酸塩に1ppmのカラーチャートがある♪
  3. 硝酸塩の薬品点数が2つで済む♪

以上は良い点ですが、いくつか不満な点もあります。

  1. 試験管のキャップがショボいので、振った後でキャップを開けると噴き出す。。。
  2. 硝酸塩試薬のA粉末が掬いにくく、すり切り一杯を目指しているとこぼれる。。。
  3. 硝酸塩がゼロでも、ほんのりオレンジになる

3.はB液自体の色で、これはRO水で試しても同様なので、硝酸がゼロでも薄いオレンジになるのは、どうやら仕様のようです。ゼロの時は透明でいて欲しいなぁ。。。て言うかカラーチャートではゼロは無色透明を表してるのに(汗)

皆さんはどうですか?

違いの判る男のLEDブレンド

さ、本題のLEDの話へ♪

以下、現在の水槽の様子。

照明設備

おっと。右端に見えるのはLeDio 7ではない。今回試作したオリジナルブレンドだ。と言っても、LeDio 7の筐体を流用して素子だけ換装したものだが(笑)

以下、既存の各照明との組み合わせ比較。

既存の照明との組み合わせ比較

何が強化されているか、判る方は判るだろう。違いの判る男のゴールドブレンドだ♪

で、LeDio 9との色味の違いを比べてみよう。
と、その前に参考スペクトル。

参考スペクトル

太陽って素晴らしい・・・。

LeDio 9との比較

注:海水の黄ばみがあるかも(汗)

オリジナルブレンドは、一見すると配光は爽やかホワイト、あるいは薄いアクアブルーと言う感じ。でも実際に水槽を照らすと赤が映えて温かい色味を醸し出します。でもね、強化したのはソレだけじゃなくて、アレとかコレとか強化してるんです♪
その結果、なんと、主な光合成色素の吸収スペクトルをほぼカバーできました!
(あくまでも理論上の話で、また一部のフィコビリンを除く)

ちなみにこの効果と色味を両立するために3回作り直しました(曝)
だって普通に欲しい波長を組んだだけじゃ、なかなかこの色味にはならないんだもの。。。
が、すみません。詳細は当分公開できませんのでご了承くださいまし(汗)

巷では今尚LEDの水槽への有効性が議論されています。光量が足らない、サンゴが育たない、サンゴの色が維持できない、云々。。。確かにLEDランプの特性はまだまだシビアで、思うように結果が出せてないケースが目立つのも事実。その反面、コツを掴んで好成績を出している方もいらっしゃいます。僕自身も、現在のLEDランプはそのための要件を既に満たしてきたと感じています。そして近い将来、光量追求の時代は終わりを迎え、次のステップに移行するでしょう。
時代はパーシャル、時代はアクオス、時代はスペクトルです!

これで今度こそブルーのスギノキを試したいと考えてます。自信あるかも♪
なので、枝1本、いや2本で良いの。どこかに落ちてないかなぁ。。。(またか)
もし落ちてたらメール待ってます(汗)

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SC115 vs LeDio 27 再び

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と言っても、以前の対決はスーパークールとLeDio 21やエリジオンだった訳ですが。
しかもその時は、スーパークールのディープブルーに勝っただけでした。

さて、リベンジです。

スーパークールとLeDio 27のスペクトル比較

スーパークールのスペクトルと照度はランプネットワークから、LeDio 27のスペクトルと照度はボルクスジャパンから拝借しました。

波長分布的に、スーパークールのディープブルーは、LeDio 27で言うところのリーフブルーでしょうか。こちらはもはや比較するまでも無く、勝負は付いているようです。

一方、LeDio 27のリーフホワイトに相当するのは、スーパークール・サンホワイトかしら。もうひとつ波長強度が足りない感はありますが、それでもかなり良い線まで迫ってきたと言えます。あとは時間の問題でしょう。しかも照度も既に互角です。ビーム角はやや負けてますが、そもそもこれはメタハラ150WとLED27Wの対決なので、ここまでくるともうメタハラも負けを認めざるを得ません。なぜなら、27W×2台で54Wとしたなら、もうこれは勝負にもなりませんから♪ それでも150Wの1/3の電力ですよっ! ましてや150W分として5台用意しようものなら、エライことです(笑)

これぞ、LEDならではの省エネ効果。しかも、消費電力が1/5と言うだけでも超ありがたいのに、スーパークールよりも熱が無い、言わばスーパースーパークールです(曝)

まさか、本当にこんな時代が来るとわ。。。

さて、問題はスーパークールのマリンブルー。これに相当するLEDランプがまだありません。本当はこれが一番欲しいランプです。これさえ完成すれば、スーパークール・マリンブルーが10年以上かけて築き上げた牙城を崩すことができるんですが・・・(汗)

イヒッ?

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Grassy LeDio 27到着♪

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Grassy LeDio 27の読者プレゼントは引き続き応募受付中です♪
追記 5/24: 読者プレゼントの応募受付は終了しました!

さて、本日Grassy LeDio 27が到着しました。5/25新発売予定のモンスターLEDです。

Grassy LeDio 27外観

やっぱ大きいなぁ。。。そして重い。。。
ま、メタハラだと思えば良いか♪
安定器も要らないし。

Grassy LeDio 27ビーム

あまりに明るすぎて、素子面の撮影は無理でした(笑)
なので、上の写真は、消灯した瞬間の残光を撮ったものです。
リーフブルーは青×6+白×3、リーフホワイトは青×4+白×4+電球色1ヶ。
ついに念願の電球色(アンバー)搭載モデルが完成しましたよ♪
これでスギノキのオレンジ光要求に応えられたら良いのだけど。。。
あと、このアンバーのお陰か、青白い光の割りに、演色性が高いです!
お肌の色もなかなか綺麗に見えます。白LEDだけでは、こうはいきません。

それよりもね、なんかね、以前試したサンプルより明るいんですけどっ(汗)

製品名 出力 角度 30cm照度
Grassy LeDio 27 Reef Blue / リーフブルー 27W 60° 36,960 lx
Grassy LeDio 27 Reef White / リーフホワイト 27W 60° 38,130 lx

60°レンズで3万ルクス後半の照度って・・・どんだけ明るいのよ!?
さすがにこんだけ明るいと、かざした手に光の熱を感じます。。。どんだけ。。。

こないだ大阪へ行った際に、あちこちでスーパークールの照度を測ってきました。
以下、その際のデータと、元々僕の持っていたデータ(10年前)を合わせたリストです。
100の位があるものが僕のデータ、それ以外は各ショップで大まかに測った照度です。

製品名 出力 角度 区分 30cm照度
スーパークール マリンブルー集光 150W 30° 中古 80,000 lx
スーパークール マリンブルー集光 150W 30° 中古 50,000 lx
スーパークール マリンブルー散光 150W 70° 中古 19,000 lx
スーパークール マリンブルー散光 150W 70° 新品 29,700 lx
スーパークール マリンブルー散光 150W 70° 中古 27,100 lx
スーパークール マリンブルー散光 150W 70° 新品 17,100 lx
スーパークール マリンブルー散光 150W 70° 中古 15,100 lx
ネオビーム 10000K 24W 30° 新品 26,000 lx
ネオビーム ブルー 24W 30° 新品 13,000 lx

勿論、SCの集光には適いませんよ。だって30°だもの。。。
でもさ、もしLeDio 27に30°レンズを付けたら。。。
みなまで言うなっ♪

ここに、勝利宣言を発令します。
27WのLEDランプが150Wのメタハラを、か・ん・ぜ・ん・に、KOしました。

ま、あくまでも照度の上での話なので、波長やUVはこれからの課題です。
この結果を見なかったことにするか、現実逃避するか、素直に受け入れるか。。。

それは、あなたの自由だぁ~っ♪

さ、欲しい人は、Grassy LeDio 27読者プレゼント♪のコメント欄へお並びください♪
追記 5/24: 読者プレゼントの応募受付は終了しました!

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