10/9に投稿したvolxjapanのLEDランプ「Grassy LeDio7」を試すでも予告していましたが、大人気のGrassy LeDio 21のモニタ品がようやく手元に届きました。ボルクスジャパンさん、ありがとうございました。
また、各ショップからも既に引っ張りだこのようで、僕が応援市場で販売できる分など到底確保できるとは考えていませんでしたが、なんとディープブルーとコーラルブルーの2カラーのみ、僅かながらではありますが各5台だけ確保できました! わおぉ! ボルクスさん、感謝です♪
こちらは早い者勝ちです! お早めにご注文下さいまし!
では早速、LeDio 21 のレポートです。
まず梱包は、LeDio 7と同じオシャレな箱でした。
但し本体の大きさは、LeDio7が7歳児とすると、LeDio21は21歳青年と言う感じ(笑)
比べてみると、
で・でかい。。。こんなに違うとは思わなかった(汗)
また、両者の違いと言うと、
|
LeDio 21 |
LeDio 7 |
消費電力 |
21W |
7W |
サイズ |
123mmφ×140mm |
94mmφ×75.5mm |
重量 |
約680g |
約240g |
寿命 |
40,000h |
50,000h |
ビーム角 |
50° |
60° |
全長は約2倍ほどありますね。
しかも重量は3倍にも迫ろうかと言う勢いです。
試しにクリップライトに装着してみたら、案の定クルリンパ♪
完全にぶら下げるか、はたまた垂直アームに挟むかしないと、クリップライトの水平アームへの使用は大変まずそうでした。また、仮に固定できたとしても、クリップの握力がいつまで荷重を支えられるのか疑問なので、必ず命綱を別途用意した方が賢明です。2万円もするのにポチャンしちゃったら立ち直れませんからね(汗)
では、実際に点灯してみましょう。
ぎゃ~っ!!
目に沁みる~っ!!
あまりに眩しすぎて、手持ちのデジカメでは、どんなに絞って速写しても、これ以上ハッキリとLEDのレンズを捉えることが出来ませんでした。
実際に水槽を照らしてみても、かなりの光量です。まさにメタハラの如し!
では、気になる照度測定を、LeDio7との比較で見てみましょう。
照度 lx |
LeDio 21 |
LeDio 7 |
ランプ距離 |
30cm |
50cm |
1M |
30cm |
50cm |
1M |
Deep Blue |
19,200 |
8,400 |
2,400 |
4,200 |
1,600 |
400 |
Coral Blue |
17,200 |
7,200 |
2,100 |
4,300 |
1,700 |
400 |
Aqua Blue |
16,700 |
7,100 |
2,000 |
4,700 |
1,800 |
400 |
Pearl White |
16,500 |
7,100 |
2,000 |
5,400 |
2,100 |
500 |
Mystery Purple |
- |
- |
- |
3,800 |
1,500 |
300 |
Blue Violet |
18,800 |
7,900 |
2,300 |
- |
- |
- |
* いずれも点灯5分後程度の値です
* 三脚から光源を吊り下げ、ピーク値をトレースしていますので、壁の反射等はありません
凄ぇ~。。。
これがどれだけ凄いのかというと、
ランプ |
30cm照度lx |
aqualine10000 150W (メタハラ) |
33,600 |
スーパークール 150W (メタハラ) |
21,500 |
MR-1B 85W (ハロゲン) |
16,800 |
* Reef工房室 照度計(秋月キット) より抜粋
なんと!当時のタケダ(現エムズワン)の赤玉ハロゲン85Wと同等、もしくはそれを超えちゃってます! たかだか21WのLEDがですよっ!!
それに、まだメタハラに負けているとは言え、よく考えてみれば消費電力は7分の1です。
と言うことは、LeDio21を2台並べて集光すれば、合計42WのLEDがメタハラ150Wの照度を軽く凌駕したことになります。恐ろしい。。。(^^;
もうここまでくると、今まで小型水槽向けに販売されていた100W以下の小型メタハラあたりは、もうその導入メリットは完全に絶たれたことになりますね。
今、ひとつの時代が終焉を迎えたようです。お努めご苦労様でした(汗)
また、LeDio21の売りは、ただ明るいだけではなく、その厳選されたカラーバリエーションにもあります。これは単に青から白へ強弱を付けただけのタイプ分けではなく、水槽照明としての配光ブレンドを吟味した上で、選び抜かれた5色とのことです。もちろん、配光角度のためのレンズ選び、光量確保と超寿命化を両立させたLEDドライブ回路など、作りにもとことん拘っています。ただ流行のLEDランプを出した訳ではない、メーカーのこだわりにも注目なのです♪
ちなみにお気づきかも知れませんが、LeDio21の場合は、白よりも青の方が明るいみたい。ま、これは素子のスペックの違いだろうとは思いますが、元々白LEDは青LEDと黄色の蛍光体の合わせ技ですから、青などの単色のLEDよりも効率が悪いと言われていて、その違いが顕著に現れたのかも知れませんね。
最後に、LeDio21とLeDio7のパールホワイト対決です。
左がLeDio7、右がLeDio21。
ビーム角が・・・なんて思ってましたが、そもそも図体がでかいのでカバー範囲は双方でさほど変わっては見えませんね。なるほどなぁ~。
あと、LeDio21専用灯具について。
それぞれ左側の白い灯具がLeDio21専用灯具として出てるもので、右のは僕が先日ヤザワの980円クリップライトを加工して作った万能灯具♪ 金鋸で戦う覚悟がある方は是非トライしてみてください(笑)。但し自己責任でね。怪我にも注意して。
尚、LeDio21の重量を支える事を考慮すると、どっちの灯具もあまり適当とは言えません。ネジが手締めできる分、専用灯具の方が調整は楽かな。でも重心の事を考えると、ステーがもう少し短ければ良いのに、とか思います。
色んな事を考慮すると、LeDio21の設置については、できれば灯具はクリップライトではなく、別の形式の灯具の方が安心かと思われます。アーム型、吊り下げ型、など。
でも、もしどうしてもクリップライトを用いるなら、絶対に命綱を忘れないようにね♪
また、もし今後もっと良い灯具が見つかるようなら、応援市場での取り扱いも検討してみます。とりあえず、しばらくは各自でなんとかご用意下さいませ(汗)
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