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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

秋田遠征 vol.2

この記事を含むタグの全記事リスト: オフ会 秋田

秋田遠征二日目。
この日のスケジュール(ちょっと順番が違うかも?)

  1. 男鹿の鵜崎海岸でヤドカリ探索 (遠浅でかなり良いポイント)
  2. 男鹿水族館 (リーフ水槽もあってなかなか楽しめる)
  3. なまはげ伝承館 (リュウ氏がやたらはまる)
  4. 昼食 (なんか新米祭りみたいのやってた)
  5. 生態系公園 (植物園?)
  6. 武家屋敷 (修学旅行気分)
  7. 田沢湖 (日本一深い湖)
  8. イタリアン・ディナー (ジャージとサンダルですみません)
  9. 二次会・バー

なんと、ハードスケジュールっ!!
すっかり修学旅行気分でした。スーリン、ありがとう!

まず、ヤドカリ散策から。

ホンヤドカリとユビナガホンヤドカリ

見つけたのは、ホンヤドカリとユビナガホンヤドカリ。
夏なら最高のポイントかな。
少し入っていけばツノヤドカリなんかも居そうでした。
が、寒くて断念。
でもこの界隈は遠浅で岩もゴロゴロしてて、外側にリーフがあるへんてこな海岸でした。
地味な沖縄?って感じ(笑)

次に男鹿水族館。誰だ「おじかすいぞくかん」て(笑)

男鹿水族館のリーフ水槽

なんと!? リーフ水槽がありました。
ガーデンイールの水槽とか、南方系の魚が泳ぐ巨大水槽もありましたよ!
シロクマやアザラシ(?)なんかも可愛いかったなぁ。。。

次になまはげ!!

なまはげ

泣く子はいねがぁ~!
リュウ氏大絶賛!
しばらくはこのネタでキャバクラを練り歩くそうです(笑)

ちなみに、なまはげは一部の集落でのみ行われていて、しかも地域によってなまはげの格好(面)が全然違うんですよ!
知らなかった~。。。

次にランチ。

新米祭り

元々なんの場所か良く判らなかった(汗)けど、たまたま新米祭りみたいなのやってて、すごい混雑でした。
昼食も待ちが長かった。。。
けど、秋田美人が見られたので吉♪

次に生態系公園。

生態系公園

植物園と言う感じ。
なんか知らないチビッ子らが懐いてきて、一緒に食虫植物を観察してました。

次に武家屋敷。

武家屋敷

もう、完全に修学旅行気分でした(笑)
古めかしい建物と、綺麗に舗装されたアスファルトが、なんか変な感じ。
で、表は観光用の建物ですが、裏ではその家系のご子孫が住んでおられるらしい。
そう言えば、井戸に幽霊が出るとか言ってたなぁ。。。
一枚~二枚~。

最後は田沢湖。

田沢湖

なんか、日本一深いらしいよ。
ちょうどスーリンが一番透明度の良いポイントに連れてってくれました。
なんか色が黒く澄んでて、深い黒潮の海みたいだった。
でも酸性度が高くて、ハヤしか住めないんですって。
酸性度が高くなった訳は、えっと、忘れちゃった(汗)

ラストはイタリアンでディナー♪

スパゲッティが凄く美味しかった。
どうやったらあんな食感(アルデンテ)になるんだろう。。。
帰ってから作ってみたけど、僕が作ると給食のナポリタンになります。

ちなみに、こちらも前日に引き続き超セレブなお店でした。
お店の片隅でオネー様がピアノを演奏していました。
うーん。。。軽く日当が吹き飛ぶんだろうな(汗)

二次会はバー。

すっぱいの嫌い

写真は、硬直する僕と、レモンを囓るだにやん。
僕は顔を隠してるんじゃなくて、だにやんの嫌がらせで縮こまっているところ。
すっぱいのが苦手なのだ!

いやぁ~!
すんごい濃い内容でした。
良くこんな緻密なスケジュールが実現できたもんだ。
企画したスーリンも凄いけど、一日中ハンドルを握ってくれたあけみさんにも大感謝!
スーリン、あけみさん、ホントにありがとございました!!

最終日につづく。

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秋田遠征 vol.1

この記事を含むタグの全記事リスト: オフ会 秋田

10/11~10/13の予定で、秋田へ行って来ました。

もちろん、親愛なるスーリン邸を襲撃するためです。

訪問メンバーは、僕、かすてら氏ゆぅぞぅ氏だにやん、リュウ氏、たまっちsakur@さん、の7名。

リュウ氏は前日に既に秋田入りし、ひとりでのんびり観光、そして夜の秋田を満喫したとのこと。当日のスーリン邸で待ち合わせすることに。

セレブな女史二名は共に当日の飛行機で秋田入り。こちらはスーリンが空港までお出迎え。

そして全員が10/11夕刻、スーリン邸に集結しました。

まず、初日の様子を時系列でご紹介します。

10/11深夜、電話が鳴る。相手はゆぅぞぅ氏。

「今、福井です。あとちょっとで到着します」

えー!聞いてないよ!朝かと思ったら夜中に来んのっ!?

で、寝ぼけたままシャワーして準備。

しばらくしてゆぅぞぅ氏、だに兄が到着。

雨男

少しうちで休んでから出発。やっぱり外は雨(曝)

だにやんの車を僕の駐車場に置いて、僕の車に乗り換え、行きは僕が運転。途中、富山でかすてら氏を拾う。

みんながスヤスヤ眠る中、僕はひたすら雨の中を走る。

山形に入り、雨もやんだ頃、少し磯で休憩しつつヤドカリ散策するも、ホンヤドカリ、ユビナガホンヤドカリしかいない。

さらに走り続け、ようやく秋田入り。この時点で金沢から約600km、約10時間が経過。

次は飛行機で来ようよ(汗)

スーリンとあけみ奥様は、秋田で港町内科皮膚科を経営してらっしゃいます。

僕とスーリンはかれこれ10年来の付き合いですが、自宅を訪れたのは今回が初めて。

念願の訪問がようやく実現しました。

で、早速水槽を拝見。

スーリン邸のエコ水槽

この水槽は昨年新規に立ち上げられたエコシステムによる水槽です。

最近はスーリンもすっかり落ち着いた感がありましたが、それでもこれだけのシステムをサラリと維持されるあたり、さすがですね!

僕の5L水槽とは比べられたモンじゃありませんです(汗)

ちなみにエコシステム自体は、最近あちこちで話題になっているので、詳細は割愛しますね。

次に、スーリンの別の顔を拝見。

いくつかのコレクションを見せていただきました。

熱帯系の蝶 (熱帯系)

高山系の蝶 (高山系)

化石、石、とても多様な趣味をお持ちでしたが、やっぱり僕的には蝶の標本がストライク!

写真のような標本が何十何百もあり、また展翅前の三角紙入りのものがいくつもの引き出しにあふれていました。

すげぇぇぇ。。。レベルが違いすぎる。。。

下の写真の頭が僕とカステラ氏。昔は二人で良く山に登ったものです。ギフチョウ、ウスバシロチョウ、クモマツマキチョウ、ベニヒカゲ、、、懐かしいなぁ。。。

僕らは小中学生の頃の趣味だったので、かれこれもう25年以上も前の記憶でしたが、意外とポンポン種名が出てきたのは自分でもビックリでした。あの頃覚えたものって、すごく強く残ってるんだなぁ。。。

その後、スーリンとあけみさん、学生の娘さんらも交えてお食事会へ。

スーリン家はとってもアットホームなご家族なので、僕ら怪しい仲間(笑)でも笑顔でもてなしてくれるのです!

しかも、高級ホテルのすっっごいセレブなレストラン(?)でしたよっ!

今回、「コンビニへ行くようなスタイル」をテーマに秋田入りした僕は、なるべく空気のように席に着きました(汗)

そして、普段食べ慣れないような高級料理があれよあれよと運ばれてきます。

うーん、口当たりがまろやかで、それでいてしつこくなく、、、みたいな感じでしょうか(笑)

また、確かスーリンの弟さんがコックをしてらして、食事中にもご挨拶にも来られましたが、その時も僕は空気のように挨拶しました(汗)

ジャージとサンダルで大変失礼いたしました(汗)

その後、場所を移してバーで二次会。

あっという間に時間が経ち、深夜1:00時頃に解散しました。

スーリン、ごちそうさまでした!!

明日は秋田観光巡りです。

つづく。

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硫酸還元層の黒い硫化鉄

この記事を含むタグの全記事リスト: 干満システム

昨日のウミヒルモの成長ぶりにも書きましたが、今回立ち上げた自動干満システムA.T.Sは、設置からかれこれ2週間ちょいが経ちました。

で、うっかり記録していなかったのですが、設置から間もなく、確か4~5日もした頃に、水槽の左側の砂の一番厚い層に硫化鉄による黒ずみが発生し始めました。
そしてその面積は日に日に大きく、更に益々色濃くなり、確か10日目前後くらいがピークだったと思いますが、その頃には、砂の表面ギリギリにまで黒ずみが進行し、「うわぁ、やっぱり曝気が足りないのかなぁ」と心配したものです。
仕方がないので、試しにしばらく休止していた曝気を再開し、様子を見ることにしました。

すると、曝気再開からまだ一週間弱ですが、以下の写真のように、硫化鉄の面積がみるみる減少してきました。

硫酸還元層の黒い硫化鉄

これが、単に曝気再開によるものなのか、あるいはまた別の要因によるモノなのか、まだハッキリとは判りません。
例えば、あくまでも推測ですが、最近の掲示板で同化型硝酸還元についてのスレッドでも話題の硫黄脱窒が始まったのかも知れません。
ピーク時の状態を記録していなかった事が悔やまれますが、今後、その変化を見ていこうと思います。

ま、ピーク時から見て面積が減ったとは言え、さすがに曝気と弱い水流だけでは、こんなにも浅い層から硫酸還元が起こるようですね。

現実的なナチュラルシステムでの強くて複雑な水流、ナマコ、ヤドカリ、ゴカイのようなベントス性の撹拌生物、これらの助けはとても重要だなぁと改めて感じました。

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