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続:自動干満システムのトラブル

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やっぱり電磁弁がおかしい。
通電してるのにエアの通りが悪かったり、オフになってもチビってたり。。。(汗)
これはどげんかせんといかん。

で、電磁弁の取り外し。

電磁弁

エアチューブ接続用のタケノコはねじ込みなのですぐに外せる。しかしそれ以上の分解は無理っぽい。と言うか買い換えか?(汗)

ちなみにこれは、空気も水もOKな電磁弁で、AC100Vで使えるのがグッド。また、これはエアチューブ用のタケノコをセットしたモデルだが、ネジ径さえ合えば用途に応じて別の継ぎ手も利用できる。たぶん販売店側でも注文に応じていろいろと組み合わせて出荷しているのだろう。

ところでこの電磁弁は水草用品通販専門店 GREENSで購入した。該当ページはここ。「電磁弁」で商品検索すれば、他の継ぎ手仕様のものもいくらか見つかる。

しかし2,600円って安いなぁ。。。アクアショップで買えば福沢さんが出陣しそうだ(笑)
とは言え、まだ半年しか使ってないし、買い換えるのは勿体ない。
ちょっと原因を調べてみよう。

コレは一体どこのメーカー製品なんだろう。
で、電磁弁のラベルをチェック。

電磁弁のラベル

見やすいように画像を加工してます

SMC
VDW11-1G-2
-M5
0~0.4MPa AC100V
ORIFICE 1.6mm
MS JAPAN

これでググったら、すぐにメーカーが判った。ラベルの通り SMC と言う産業用部品の製造会社のようだ。で、該当製品の仕様書があったので、構造を見てみた。

SMC VDWシリーズの仕様書

なるほど。ソレノイドが穴を塞いでいるだけか。なんかゴミでも噛んだかな?

で、実際にタケノコを外して覗き込んでみたら、あらま、中に緑青が。。。
確かに経路は真鍮だし、湿気がありゃ緑青も噴くってか?
え? これ、水用途もOKなんじゃないの???
海水だからダメなんだろうか?

いや、その前に「海水自体」は通してない。干満システムの仕様上、あくまでエアだけだ。でも、塩っ気のあるエアだから、それが返って緑青を誘発したのかしら?
うーん。。。あるいは塩の結晶でも噛んでたかな?

考えてても仕方がないので、出来る範囲でクリーニングしてみることにした。
まず、見える範囲の緑青を綿棒で綺麗に掃除して、勢いよく通水したり、頻繁に通電したり、とにかく中の緑青が上手く流れ出るように仕向けてみた。
ついでに潤滑と保護の意味で、オイルを通した状態でも同様の作業を繰り返した。
そうして黙々と電磁弁と戯れる私。。。

お。凄くスムーズになった。
エアの遮断と開放も完璧に復活した!
何でもやってみるもんだ。

でもこれ、半年後もやらなアカンかな。。。

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