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応援市場オープン!

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取り急ぎ、応援市場のオープン告知です。

今回の開店にあたり、ボルクスジャパンさんのご厚意で、超高輝度LEDランプ Grassy LeDio7 を応援価格でご提供できることになりました! もちろん、今後、他のLEDランプも随時追加予定です。

まずは手軽な価格でありながらハイスペックなLEDランプ Grassy LeDio7 をご堪能下さい。例えば、60cm水槽なら好きなカラーを3~4台ほどブレンドすれば、広角60°なのでほぼ全体的にカバーできて、しかも合計でたったの21~28W! 熱もなし! コンパクトで場所とらず! 良いこと尽くしの超お勧めLEDランプです。 詳しくはvolxjapanのLEDランプ「Grassy LeDio7」を試すをご覧下さい。
但し、コレ用の灯具が用意できなかったので、当面はカミハタが出したクリップライト等を別途ご用意下さい。あるいはヤザワコーポレーションのクリップライト(僕が昔からスポットミニの制作で利用してた灯具)を1,000円ほどで買ってきて、先端の傘の部分を金鋸で切断すれば、カミハタと同じものが作れます(カミハタもヤザワに作らせたっぽい)

尚、LeDio21 は品薄で当面提供できそうもないので、欲しい方はジュン・コーポレーション経由でお求め下さい(モニタ品は予定通り届く予定ですが)
但し、LeDio21 は21Wなので値段も LeDio7 の3倍しますが、それを補って余りあるスペックだと思われます。比較的大きな水槽、高さのある水槽で、ピンポイントで目的の生体を照らす際に適していると思います(まだ実物見てないけど)
尚、ちょっと大きくて重いので、専用のクリップライトじゃないと重力に負けるかも(汗)
ビーム角が50°と言う点にも注意が必要です。

さて、応援市場では今後も他のメーカー・ショップ等へ参加を打診していきます。
とは言え、基本的に無謀な試みですから、あまり期待せずにご静観下さいませ(笑)

尚、応援市場のカートは十分に動作テストを行いましたが、万一うまく動作しない時は、メールでお知らせ下さい。なるべく早急に対策します。また、その場合はメールでもご注文を承ります。info@1023world.net まで。

と言う訳で、VMワラワラ実験の経過報告はまた後日(汗)

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ライブロチェック:本番開始!

この記事を含むタグの全記事リスト: ライブロチェック

ライブロチェックの構想から早2ヶ月以上が経過し、本番開始までどんだけ掛かっとんねん!と言う感じですが、それもこれもすべて浄水器が無かったせいです。悪いのは浄水器。じゃなくて水道水。じゃなくて僕か。。。

さて、かなーり間が空きましたが、ライブロリハの経過報告です。

ライブロリハの硝酸塩の推移

一番右が本日の硝酸です。ホワイトバランスはいつものようにスルーしてください。目視では完全にゼロです。ま、ホビーレベルでの話ですが。。。
前回の途中経過から2週間も放置されていましたが、やっぱり相変わらず硝酸はゼロ。出てくる気配は全くありません。リハ開始から通算3週間以上、硝酸は出ていないことになります。水道水でのリハでは1週間で既に検出されていましたから、やはり実験のクオリティは如何に必要か思い知らされますね。

また、より確実にデータの正当性を固めてヤジ対策せよ、とのもっともな御意見もありましたので念を押しておきますが、比色は説明書通り5分おいた状態でおこなってます。ま、10分後の色も確認してますが、赤くならない事を間違いなく確認済みです。(昨日今日のアクアリストじゃないので信用してくださいね(^^;)

今回のリハから判ったこと。

ナチュラルをナチュラルとして回してきた水槽(栄養塩が管理されていた水槽と言いたい訳です)のライブロックであれば、飼育水レベル以上の硝酸塩が出てくることは無さそうだな、と言うことです。
しかしこれが以前の和田さんの記事のように、硝酸塩漬けされてきたライブロックだと、換水を繰り返してもジャンジャン硝酸が出てくるケースもありますから、あくまでもこの辺を履き違えないようにご注意下さい。

  1. 何か一つのデータだけを見て鵜呑みにしちゃわないこと。
  2. 考察する事を怠らないこと。
  3. 本質を見る目を養うこと。
  4. 時には実験もあり。(但し穴が無いように)

くれぐれも今回の僕のように、RO水でやる必要があるのに水道水のせいで結果がエライ事になった!なんて事の無いようにね♪ (わざとじゃないよ)

ひとまず、今回のリハーサルを以て、ようやく言いたかったことが気持ちよく言えた良い結果となりました(笑)。さあ、これでようやく本来の目的であるライブロチェック:本番が開始できますぞ。えらぃ長かったな。。。

そこで早速、以下のようにリハバケツへ硝酸塩入りの海水を添加して、約2ppm程度の硝酸濃度を与えました。硝酸塩入りの海水は、ご存じの通りヒゲゴケバケツから。

リハへ硝酸を添加して本番開始

さあ、ここからの道のりは更に長く険しくなりそうです。10cm角のライブロックひとつだけで、2ppm程度の硝酸を処理するのに、一体どれくらいの時間が掛かるのか?
はたまたそれは幻なのか?(それは困る)
ようやく本来の目的であるライブロックの硝酸還元能に迫っていきたいと思います!

乞うご期待♪

ところでVMワラワラ実験の方は、また明日か明後日あたりにでも経過を報告したいと思います。こちらもお楽しみに♪

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volxjapanのLEDランプ「Grassy LeDio7」を試す

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本日のLEDネタ2つめの記事です。

先日、アクアメーカー各社のLEDランプ情報の記事でも少し触れましたが、LEDランプを供給されているvolxjapanさんから、LEDランプGrassy LeDio7(7W)のモニター品が届きました。またこれとは別に、現在サンプル供給中でもあるGrassy LeDio21(21W)も後日モニター品をお送り頂く予定なので、そちらの方も届き次第ご紹介させて頂きたいと思います。(尚、LeDio21の方は現在 超品薄状態なので、到着は月末になりそうです)

では、まずは LeDio7 のご紹介から。

当初はラインナップ5カラーのうち Pearl White をひとつだけお願いしていたのですが、「ブログネタにどうぞ」と言うことで、なんと全5色が届けられました!? こりゃ~ビックリ!!
と言っても別にこれが全部貰える訳ではなく(笑)、スペックチェックが終わったらお返ししなければなりません。残念でしたぁぁぁぁぁ(汗)

まずパッケージが凝ってます

volxjapan Grassy LeDio7 5カラーラインナップ

1箱だけだと気づかないだろうなぁ。でも、並べてみると・・・判りますよね?
ちなみに、写真には写ってないけど、ランプ色のタイプは箱の横に記してあります。

ランプの外観と、僕の使ってる東芝のLEDランプとの比較

LeDio7 外観(比較用:東芝LEL)

電極金具に近い位置からヒートシンクが横に大きく膨らんでいるため、この形状ではE26ソケットが露出した灯具じゃないと装着できませんので、注意が必要です。この辺この辺なんか良いんじゃない?

各ラインナップの前面部

LeDio7 5カラー 前面

黄色く見えるのが白色LEDで、他の透明なのは青や赤に発色するLEDです。

実際に点灯した際の様子

LeDio7 5カラー LED

LED各々の発色ムラがあるように写ってますが、これは高速シャッターや角度によって微妙な明暗差が顕著化したもので、目視では全く判りません。ちなみに Mystery Purple は、仕様にはありませんが中央のLEDがグリーンでした。面白い配色ですね。

各ランプの色味と照度チェック

LeDio7 5カラー 照度テスト

写真はランプ前面 30cm 距離での照度値。下には黒いフェルトを敷いています。
その他、50cm、1M でも測ってみました。

照度 lx 30cm 50cm 1M
Deep Blue 4,200 1,600 400
Coral Blue 4,300 1,700 400
Aqua Blue 4,700 1,800 400
Pearl White 5,400 2,100 500
Mystery Purple 3,800 1,500 300

想像以上の好成績でした!
白色の Pearl White の照度も期待以上でしたが、驚くべきは真っ青の Deep Blue でさえ、30cm で 4,000lx オーバーだったと言うことです。このスペックなら、これまでのブルーLED製品のような、単なる見栄えの演色効果に止まらず、緑や赤系のミドリイシの色揚げも期待できる、光合成色素(渇虫藻)への強いアプローチになりそうですね!

実は volxjapan さんから、この LeDio7 に採用されているLED素子の全光束量を教えて頂いたのですが、レンズによる減衰は当然あるものの、素子自体の全光束から換算すると、なんと僕が使ってる東芝のLED電球 LEL-AW6N/2 の565lmよりも若干上回っています。 これは凄い! (ちなみに東芝から90lm/WのLEDが最近発表されましたね)
ちなみに東芝の方は全光束が565lmで6.9Wですから、ランプ効率は約 82lm/W です。それを上回っているのですから、文句なしに明るいことが判ります。(ちなみにアクア向けLEDランプとして出回っている製品の多くは、せいぜい60~70lm/W程度のようです)
これは、後日届く LeDio21 が益々楽しみです♪

実際に水槽を照らしてみた時の色味

LeDio7 5カラー 点灯状態

ホワイトバランス:蛍光灯、シャッタースピード:1/30、絞り:5.3、固定で撮影

左は比較用に並べた東芝の LEL-AW6N/2 の画像。当然、指向性が全く異なるので、東芝の方は全体的に明るい分、直下の照度は 30cm で約 1,000lx と低めですが、LeDio7 は指向性が鋭いため、Pearl White では 30cm で軽く 5,000lx をオーバーしてます。勿論、周囲は暗くなりますが、ピンポイントで照度を要求する生体には好都合ですし、やはり素晴らしいスペックと言えるでしょう。

  • Pearl White は、東芝のLED電球と比べると、とても清々しい白色でした。色温度的にはメタハラの 10,000K に近い感じ。
    また写真では Aqua Blue は結構青く写ってますが、目視では結構白に近い印象です。スーパークールの標準色よりも全然白いです。白贔屓の僕が、Pearl White とどちらにしようか迷うくらいですから。
  • Deep Blue と Coral Blue はあまり大差なく青いですが、スペック上は白色LED一個分の違いがあります。もちろん、Deep Blue の方が青みが濃いです。
  • Mystery Purple は見た目はパープルですが、青と紫の交合色です。 ちなみに隠し味(?)の中央のグリーンLEDは、見た目の色味には現れていないようです。

以上、volxjapanのLEDランプ LeDio7 のスペックチェックでした。
volxjapanさん、ご協力ありがとうございました。

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