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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

LeDio 21e DeepBlue改+420nm

この記事を含むタグの全記事リスト: 420nm LED LeDio 21e SiBDI volxjapan

前回の予告通り、早速作ってみましたよ。LeDio 21e改+420nmモデル♪
今回はDeepBlue(RB×3、Blue×4)をベースに用いました。

まず、RapidLEDのViolet UV LEDはスター基板に乗ってるので、これを降ろします。スター基板の裏をヒートガンまたはバーナーで熱すると容易に剥がれます。加熱しすぎないように注意の事。加熱しすぎると基板の表面が焦げたり塗料が剥離します。予めLEDをピンセットでつまんでおけば、ハンダ溶解と共に剥離させられます。作業はなるべく手際よく短時間で終えましょう。

スター基板からLEDを降ろします

次にLeDio 21eからLED基板を外します。
先と同じ要領で、中央のBlueのみを降ろし、先ほど外したUV LEDを乗せます。
ハンダは基板・LED双方に残っているので、ただ乗せて加熱すればリフローされるはずですが、心配ならほんの少し基板へハンダを盛っておくか、クリームハンダを塗っておきます。
あとはLED基板の裏から加熱すれば換装完了♪

LeDio 21e DeepBlue 中央Blue → SiBDI C35 UV LED

よ・弱い。。。汗
やっぱ、今回のUV素子は3W駆動で400mWにも満たない出力だし、1ヶ入れたくらいじゃダメだったか。。。とは言え、同じSemiLEDsチップでもLedEnginが採用してるような高出力チップを採用したら価格が跳ね上がるだろうし。。。
まあ、ここがホビーの妥協点かな?

あ。よく考えたら、改造する前にLEDスペクトラで計算してみれば良かった(笑)

LEDスペクトラの計算結果

試すまでも無くスペクトルは予想的中でした♪
ま、それでも、巷のUV入りを謳う製品レベルは実現できたので、よしとしましょう。

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Cree XP互換UV LED素子発見!!

この記事を含むタグの全記事リスト: 420nm LED SiBDI スペクトル

・・・と言っても、例のSiBDI社の小型UV LED素子ですけれど。

今まではCree XP互換サイズのUV素子を使いたいと思ったら、MazarraのオプションLED(SiBDI S35-U U60/U70)を流用するしか手段がありませんでしたが、とは言え1ヶ2,800円もしてたし、海外通販でも1ヶ$18.0してたし、なかなかこれを大量に使用することは困難でした。

あぁ、、、LeDio 27や21eをUV入りに改造できたらどんなに素晴らしいだろう。。。

でも、その夢が叶う時が遂に来ましたぜ♪

Cree XP互換UV LEDのSiBDI C35-U

右のUV素子はRapidLEDが販売するViolet 410-420nmのCree XP互換LEDですが、その容姿から恐らくSiBDIの新しいC35パッケージシリーズのUV版ではないかと思われます(S35は廃盤になったみたい)。ただ、SiBDIの公式情報は見当たらないので、もしかしたらRapidLEDが独自にオーダーしたものかも知れません。
採用チップはS35と同じSemiLEDs SL-V-U40AC(PDF)と思われます。
もちろん、シリコン樹脂レンズなので、焦げません♪
但し、スター基板付きなので、スポットへ移植するには一旦リフローを剥がす必要があります。これがちょい面倒かな。。。もちろん自己責任で。

そして嬉しいのが、なんとこのUV LED、1ヶ $4.5なんですぅ~♪
海外通販でMazarra用を買っても$18はしますから、4ヶ買えますぜ♪
奮発して10ヶ買っても4,000円でお釣りが来ちゃうぜ!?(送料別)

でもさ、実際に使い物になんの?
ごもっとも!
早速取り寄せて調査しました。

SiBDI C35-UとS35-Uのスペクトル・光束測定結果

はい。スペクトルも光束もおよそMazarra用で流通しているものと変わりませんでした。
て言うか、多分チップの光量ランクも似たり寄ったりかも?
うおおお! あとで僕もUV入りLeDio 21eを作ってみよう♪

さあ! 自作派はRapidLEDへ急げっ♪
あるいはスポット販売店も急げっ♪
なぁ~に、礼には及ばねぇぜ?

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KRレビュー・エイジ賞 9月分

この記事を含むタグの全記事リスト: eco-lamps KR93SP LEDライト

遅くなりました。
KRクラブにあるKRレビューの中から、9月分のエイジ賞を選出しました。

まっすんさん、ラススキさん、hanapapaさん、おめでとうございます♪

はい、本来1名の選出ですが、迷ったので勝手に3名選ばせていただきました!笑
つきましては、
まっすんさんとラススキさんとhanapapaさんは、
F.P.ドクターの●●色くれぇぇぇ!
とBHへご連絡願います。
あるいはBHからの連絡をお待ちください。
松本嬢、連絡と発送よろしくです♪

ちなみに、既に全色揃ってる方がおられましたら、なんか別のプレゼントをおねだりしてみてください(笑)

尚、前回8月分の発表はこちら

KRレビュー・エイジ賞 9月分 一人目

KR設置約7ヶ月 - まっすんさん

受賞理由
F.P.ドクターの用途をよく理解されている点
それらを写真で紹介されている点
青系の維持が容易であることに気づかれている点、など

KRレビュー・エイジ賞 9月分 二人目

LPS主体です。 - ラススキさん

受賞理由
スコリミアの色変化を判りやすく写真で紹介されている点
その際の設定を併記されている点
色変化の経緯を詳細に紹介されている点、など

補足
ちなみに、スコリミア2の藍色と表されている色素については、実際に僕も過去に店舗でいくつかの個体を調べましたが、厳密には藍色では無く、ディープレッド(極めて黒に近い赤色で、蛍光かどうかは不明)の類いでは無いかと感じました。
理由は、

  • 青系とするにはUV~青の光にまったく反応しない事
  • 赤光を当てると赤味が浮きあがって見える事

しかし、蛍光と呼べる明らかな発光量ではないため、単に演色でそう見えただけかも知れません。いずれにしても、フルスペでは十分に補えない波長(650-700nm?)が必要であるなら、現時点ではこの色素を維持する事は困難だと思われます。

あるいは、この色素が蛍光タンパクではなく、もしフィコビリンのような色素であるなら、もっと中域の波長(緑~橙)を強化する事で、維持に繋がるかも知れません。フルスペは出力の多くをUV~青に費やしているため、どうしても中域~赤を強化するには台数が必要になりますから。。。汗
あるいは中域が補完できるスポット(LeDio RS122 FW等)を足してみてください。

尚、スコリミア1の紺色については、これは写真の写りが正しいならば、紺色(青系)で正解だと思います。それならフルスペの400-420nmで維持は容易だと思います。

KRレビュー・エイジ賞 9月分 三人目

3カ月経過後の感想 - hanapapaさん

受賞理由
F.P.ドクターの用途をよく理解されている点
色変化の経緯を詳細に紹介されている点、
違いの判る男の考察ぶり、等

hanapapaさんは8月もデビル賞を受賞されていましたが、そんなの関係ねぇぇぇ!ってくらい9月も良いレビューだったので、特に見えない力が及ぶ事も無く(笑)気持ちよく選出させて頂きました♪

■KRレビュー・エイジ賞、次回は10月分を11月初旬に発表予定

引き続き、今月もKRユーザーさんの有益なレビューをお待ちしてます!
いつのレビューか判るように2012/●/●追記と言う形で工夫してください。

尚、そもそもKRレビュー賞って何?って方はこちらをご覧ください。

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