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結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

なんか湧いた!?

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昨日の今日で「え?」と思うけど、先ほど水槽に一気にワラワラが湧きました(汗)

「なんか水面に沿ってガラス面が白いなぁ・・・」
と思って近寄ってみたら、鳥肌がっ・・・(曝)

20090612-plankton

僅かあれだけの海藻の欠片で、こうなったのでしょうか?
海藻に付着していたものに一気に火がついたのか、あるいは元々水槽に潜んでいたものが海藻を栄養源に爆発したのか、詳細は不明です。

で、何故か半数以上が水面から上に登って乾燥しそうだったので、急遽真水を足して水面を少し上げてみました。水質に不満が?

で、多分この子らだと思います。

20090612-copepoda

この写真は昔撮影したもので、縮尺も違ってます。この表示サイズなら×100くらいかな。
コペポーダにも色々居ますが、ちょっとスリムなタイプの子です。

ただ、今ちょうどショップさんにプランクトンを注文していて、その第一便が明日到着します。
こんなに湧くんなら必要なかったかな?(汗)

今年に入ってからずっと放置だった水槽が、実は今すごいことになってます。ヒゲゴケが・・・。
で、何度かトリミングしてみましたが、やはり根本的な処方が必要のようです。
と言う経緯による、ワラワラ出動要請です。

今湧いちゃった子たちと併せて、購入したワラワラと共に、クリーンナップ大作戦を行います。
成果発表は後日っ!

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続:自動干満システムのトラブル

この記事を含むタグの全記事リスト: 干満システム

やっぱり電磁弁がおかしい。
通電してるのにエアの通りが悪かったり、オフになってもチビってたり。。。(汗)
これはどげんかせんといかん。

で、電磁弁の取り外し。

電磁弁

エアチューブ接続用のタケノコはねじ込みなのですぐに外せる。しかしそれ以上の分解は無理っぽい。と言うか買い換えか?(汗)

ちなみにこれは、空気も水もOKな電磁弁で、AC100Vで使えるのがグッド。また、これはエアチューブ用のタケノコをセットしたモデルだが、ネジ径さえ合えば用途に応じて別の継ぎ手も利用できる。たぶん販売店側でも注文に応じていろいろと組み合わせて出荷しているのだろう。

ところでこの電磁弁は水草用品通販専門店 GREENSで購入した。該当ページはここ。「電磁弁」で商品検索すれば、他の継ぎ手仕様のものもいくらか見つかる。

しかし2,600円って安いなぁ。。。アクアショップで買えば福沢さんが出陣しそうだ(笑)
とは言え、まだ半年しか使ってないし、買い換えるのは勿体ない。
ちょっと原因を調べてみよう。

コレは一体どこのメーカー製品なんだろう。
で、電磁弁のラベルをチェック。

電磁弁のラベル

見やすいように画像を加工してます

SMC
VDW11-1G-2
-M5
0~0.4MPa AC100V
ORIFICE 1.6mm
MS JAPAN

これでググったら、すぐにメーカーが判った。ラベルの通り SMC と言う産業用部品の製造会社のようだ。で、該当製品の仕様書があったので、構造を見てみた。

SMC VDWシリーズの仕様書

なるほど。ソレノイドが穴を塞いでいるだけか。なんかゴミでも噛んだかな?

で、実際にタケノコを外して覗き込んでみたら、あらま、中に緑青が。。。
確かに経路は真鍮だし、湿気がありゃ緑青も噴くってか?
え? これ、水用途もOKなんじゃないの???
海水だからダメなんだろうか?

いや、その前に「海水自体」は通してない。干満システムの仕様上、あくまでエアだけだ。でも、塩っ気のあるエアだから、それが返って緑青を誘発したのかしら?
うーん。。。あるいは塩の結晶でも噛んでたかな?

考えてても仕方がないので、出来る範囲でクリーニングしてみることにした。
まず、見える範囲の緑青を綿棒で綺麗に掃除して、勢いよく通水したり、頻繁に通電したり、とにかく中の緑青が上手く流れ出るように仕向けてみた。
ついでに潤滑と保護の意味で、オイルを通した状態でも同様の作業を繰り返した。
そうして黙々と電磁弁と戯れる私。。。

お。凄くスムーズになった。
エアの遮断と開放も完璧に復活した!
何でもやってみるもんだ。

でもこれ、半年後もやらなアカンかな。。。

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自動干満システム:初のトラブル

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先日のくらげちゃん
なんかあのあと、最大で20匹(目測)くらいに増えてた(笑)
君たち一体どこから湧いてくるんだ?

なんて見てたら、あることに気づく。

あり? 干満してないじゃん(汗)

調べてみると、自動干満システムの唯一の生命線である干満共用パイプ(要はエアチューブ)が、コケで詰まってた。。。
やはり透明なパイプだと、知らず知らず内面にコケが生えてきますね。
しかもエアチューブは細いから。

うーん。
かと言って不透明パイプにするのは勇気がいるなぁ。
だって、中が透けて見えてないと色々不安ですから。

ま、いずれ考えるとして、とりあえずは一旦システムを外してお掃除開始。
設置以来、確認のしようがなかった干満タンクの中には、多少のデトリタスが溜まってた。
半年でこの量なら、定期点検は年一回で良さそうです。
また、タンク内部で使用していた各逆止弁も、期待通り機能しているようだ。
エアストーンも問題なし。
もちろん常に内部が曝気される仕様なので、硫黄臭のような発生も全くない。
我ながら、これは近年希に見る画期的なシステムだ、と改めて納得する(曝)

一通りチェック後、再設置。
で、テスト。

あり? 海水が上がっていかない!?

で、また調べてみると、通電もしてないのにエア電磁弁が開いてる!?
ガーン!!もう壊れたのか?

で、本格的に調査するため色々といじっていたら、今度は知らぬ間に閉じてる(汗)
え? もしかして勘違い?
すると今度は正常に海水が上がっていった。。。

なんだったんだ。。。
ま、いいか(爆)

ところで少水量での干満システムは、環境維持がかなり困難だと実感しました。
何故かはまだ判らないが、以前やってた6Lナチュラルと比較しても、圧倒的にプランクトンの維持ができていないみたい。
しかも、強制濾過時代いつも悩まされていたヒゲゴケまで出る始末(汗)
うーん。僕もまだまだ大した事無いなぁ。。。

とりあえず過去のシステムとの違いとしては、ライブロックが無い(少ない)ことくらい。
環境維持をほぼライブサンドオンリーに頼っているため、ライブロックや海藻に宿ると思われる豊富な生物層群は期待できないと言うことか。
そしてこれらが活性してないと、ヒゲゴケのような単一種の蔓延を容易く引き起こす。
ワラワラが如何に重要か改めて実感した。プリーズ天敵。

但し、立ち上げ当初に入れた C.P.Farm からのプランクトンパックに入ってたベントス性のプランクトン(矛盾な表現)群は、今でも少ないながらも砂やガラス面で観察できている。
が、僕が以前独自に導入した近海のワラワラ集団はことごとく壊滅していた(汗)
やはりそれぞれのプランクトンにとっての生活気質が無いと、生命維持は困難らしい。

水質自体は砂による硝化と還元で十分賄えているようで、硝酸塩は全く検出しない。
もしかして無さすぎることが、海藻の生育にも関係しているのかも。
そう、海藻を入れても育たないことは、以前のウミヒルモの記事で報告したとおり(汗)
でも次回はもっと簡単な海藻に挑戦してみようと思う。

干満ビーチ水槽の環境維持、もう少し何か良い方法を考えていかなければ。。。

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