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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

Maxspect G2用30W UVモジュール

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またまたこんなモノを特注で作ってみました。

30W UV LEDモジュール

30W(24W)の400nmと420nmのLEDモジュールです。

400nmと420nm

24W駆動時の各スペクトル強度はこんな感じ。

24W駆動時の各スペクトル強度

特注にも関わらず、400nmが$38.00、420nmが$42.00。安い♪
ま、海外からなので送料は高いですが。

実はコレ、旧Maxspect G2の初期型(非Creeモデル)に使われてた白球30Wや青球30Wと同型のモジュールなんです。
以前もMaxspect G2(Creeモデル)の400nmと420nmの20Wモジュールでを調達したことがありましたが、あの時はたまたま同じ形状のUVモジュールがeBayに出てたので簡単に買えましたが、今回の30Wモジュールは8チップ×3=24チップのマイナーなモジュール?のためか、どこを探してもUVタイプはおろか白や青さえも見つかりませんでした。
でも、試しに何度かオリジナルLED素子をオーダーしたことのあるLEDメーカーに聞いてみたら、「イエス、ノープロブレム」と言う頼もしい返答が。。。笑
さすが、餅は餅屋!

さて、続いて3WのLED素子も探さなくては。。。
ただいま、G2ユーザーさんから依頼を受け、G2 230WとG2 160Wのフルスペクトル化に必要なスペクトル設計&LED素子の調達中です。

あ、この記事は前回の記事とは関係ありません。

こちらのエントリーもどうぞ♪

Grassy LeDio RS073 ReefUV

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm LeDio RS073 LEDスポット volxjapan

こ・こりは・・・!?

Luxeon RebelとSemiLEDs C35Uが共存する専用基板

この画像を見てすぐに驚嘆できた方は、そーとー病気です♪
運良く病気じゃなかった方には、これから解説していきます。

先日、ボルクスジャパンから、あるサンプルをお借りしました。
LeDio 9以来の待望のUV入りスポットLeDio RS073 ReefUV ですってば!

Grassy LeDio RS073 ReefUV サンプル

しかも400nm+420nmも入った文句なしのフルスペクトルLEDスポットです。
スペクトル的にはSolare Reefのスポット版?みたいな~♪
5/15発売だそうです。

色味はRS122 ReefWhiteに近いかな。

Grassy LeDio RS073 ReefUV ビームと発光色

スペクトル測定結果。

Grassy LeDio RS073 ReefUV スペクトル

このサンプルはUV周りのスペクトル評価向けに400nm/420nm共にSemiLEDs C35の最高ランクを使った試作機らしいので、製品版はもう少しUV系の出力は抑えられるとのことでした。とは言え相対比で50%以上は確保されるでしょう。

ちなみに僕が一番強く訴えたいのはココです!

Grassy LeDio RS073 ReefUV 専用基板

Luxeon Rebel と SemiLEDs C35U が共存した魅惑の専用基板だぁ~♪

これこれ! これですよ!!!
アクア専用開発品はこーでねーとっ♪

LEDの設計に関わった方ならお判りの通り、目的のスペクトルを実現するには、必ずしも同一ブランドで全ての波長のLEDが揃うとは限りません。あるいは実現すべき波長や出力の確保のため、敢えてブランドを変える必要に迫られる場合もあります。
今回のRS073 ReefUVは、まさにその状況にあった製品で、溶接パターンの異なる異型LEDパッケージの混在した専用基板の、恐らく業界初の採用製品になるでしょう。単純にCree XP×7ヶ用、Rebel×7ヶ用などの汎用素材を使っただけの中華ランプとはワケが違います。わざわざRS073シリーズの新モデルのためにピンポイントに限定専用基板を作っちゃったと言う事実。そのコストを割いてまでスペクトルの実現にこだわったボルクスジャパンに、皆さん大きな拍手をお願いします。パチパチ~♪

いずれどこかがやるだろうと思ってたけど、やっぱ一番乗りはボルクスだったかぁ。。。

ボルクスが業界初のUV入りLEDスポットをリリースして、早3年が経ちました。
当時のLEDスポットの主流と言えば、単純に青か白かミックスのみ。
そこにUV 400nm入りのスポットを投入し、蛍光タンパクの色揚げに大きく貢献したのは言うまでもありませんでした。。。
その後、青は青でもブルー470nmとロイヤルブルー450nmのブレンドによるワイドブルーバンドの実現や、シアン500nm採用による白色LEDの特性改善、そして400nmと450nmの中間を補完する420nmの採用。。。
そのお陰で、この3年間でアクアLEDは本当に大きく進化してきたと思います。

そして、その進化を集約したかのような、今回のLeDio RS073 ReefUV
400nm、420nm、450nm、470nm、500nm、CW、WWをブレンドした最高のフルスペクトルLEDスポットが、今ここに完成しました。まさにボルクスジャパンの集大成と言っても過言では無いでしょう♪

もう補助とは呼ばせない、本当に主役をこなしちゃうスポットが誕生しました!
その名も、volxjapan Grassy LeDio RS073 ReefUV…
5/15よりリリース開始です。

うん、よく書けた。
まさにボルクスの広報担当の如くよく書けた。
お給料貰わないと♪

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一方、汎用400+420nmデュアルチップLED

この記事を含むタグの全記事リスト: 400nm 420nm LED スペクトル

そうね、どうせ僕のことだから、ただでは転ばないんだぜぇ~って?
するどいなぁ。。。

はい、実はこんなモノも作ってみました。

1.023worldオリジナルLED素子

1.023worldオリジナルLED素子第2弾!
自作派には馴染みの深い汎用パッケージでの400+420nmデュアルチップです♪

単純に3W×2チップ構成にしたので、700mA×2=1400mAまでいけます♪
もちろん焦げないシリコン樹脂レンズ仕様ですよ~♪
チップには今が旬のEpileds EP-U4545Kの大光量ランクをチェイス♪

1.023worldオリジナルLED素子 デュアルチップ汎用パッケージ

え?
まだあるだろって?
かなわんなぁ~。。。

はい、通常のシングルチップ版も各種作ってみました♪

1.023worldオリジナルLED素子 汎用パッケージ 420nm

作ったのは、400nm、420nm、450nm、470nm、500nmの5種類。
いずれも大光量のEpiledsチップはもちろんのこと、シリコン樹脂レンズは当然のごとく。。。

なんと!?
よく見てください。。。
そう、チップ台座にリフレクタータイプを採用♪
少しでも反射効率を高めて光が前へ前へ出るように工夫しました♪
そのお陰でフルスペ用LED素子にも迫る高出力を実現!!!

1.023worldオリジナルLED素子 スペクトル

* Y軸は一応光強度ですが、分光器のカウントなので単位はありません

しかし、一つ問題が。。。

それは、物理的なクオリティ。。。

なんかね、最初はそんなこと無かったんだけど、一番最後のサンプルが酷かった。。。
今までも低い確率でそれはあったんですが、今回はその確率が特に増えてました。
それは、
シリコン樹脂レンズの中に、ワイヤーの破片やらゴミやら気泡が。。。

LEDの物理的なクオリティ

*一番酷かったものです

ぶっ・・・ダメだこりゃ。。。
クリーンルームとか以前の問題です(曝)
名誉のため社名は伏せますが、中国ではそこそこ有名なLEDメーカーです(汗)
企業が抱える慢性的な問題か、はたまた前回のダメ出しに切れた一工員の仕業か。。。
いずれにしても失格です。

ま、実際の使用に問題が無ければ気にしない人もいるかも知れませんが、僕がダメ。
こんなもん、逆立ちしても売れません。
ヤフオクなんかで流通してるチープなLED素子みたいに、プラスチックカップにジェルを封入しただけのレンズ仕様ならこんなことにはならないだろうけど、アレはUV系だと焦げますからね。絶対に使えません。だからどうしてもシリコン樹脂レンズ仕様にこだわるのです。。。

てな訳で、まだまだ道のりは遠いなぁ。。。1023オリジナル素子販売は。。。

え?
フルスペ用の素子を売れば良いやん、て?
はい、僕もその方が早いと思います(曝)
でもね、それはなるべく避けたいの。色々な問題があるから。。。
それに、そんな贅沢なLED素子が使えるのは、KRユーザーだけの特権ですから。
それを小売りするようなことは、なるべくならしたくないのです。。。

もう少しジタバタしてみます。。。
気長に。。。

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