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懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

ヤドカリ情報最前線、他力本願篇

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なかなかご紹介する機会に恵まれませんでしたが、そろそろ出していかないと便秘になりそうなので、ここらで一気に出しちゃいますよ。

まずは、今年2月にAkkiiraさんから写真を頂いたヒメホンヤドカリの不明種から。
駒井先生の写真判定によれば、新種の可能性大とのこと♪

Pagurixus sp. / ヒメホンヤドカリの一種

この不明種は、Akkiiraさんが2009年4月に、竹富島の水深10Mで発見された個体で、このときはこれ1個体のみだったそうです。
たまたま色が薄い個体だったのか、これがデフォルトなのか、一切不明です。
ホント、ヒメホンヤドカリ属には、まだまだ未知種が隠されていますね!
イダテンヒメホンヤドカリセイリュウヒメホンヤドカリを足して色を薄くしたような感じ?
とは言え、オガサワラグループではなく、ユビワグループのように見えます。
あなたにはどう見えますか?

次は、今年2月にCalappaさんから写真を頂いたトゥルカイヤドカリの仲間。
学名はSolitariopagurus trullirostris、和名はありません。

Solitariopagurus trullirostris / 和名未定

スラッと長くて細い脚と、ズッシリとした図体が、なんとも不釣合いなヤドカリです(笑)

ちなみにトゥルカイヤドカリ属にはオニカイガラカツギと言う模式種がいますが、「カイガラカツギ」と言いながら、そちらはカイガラカツギ属ではありません。多分、あとから属を立てて移されたのかな? また先生に伺っておきます。

次も今年5月にCalappaさんから頂いたクレナイゼブラヤドカリの写真です。

Pylopaguropsis lewinsohni / クレナイゼブラヤドカリ

これも僕はまだ見たことが無いんですよねぇ。きれいだなぁ。。。
本種は以前から伊豆大島の有馬さんの図鑑で拝見していましたが、今回はCalappaさんにより沖縄から報告されました。これはなかなか貴重な情報ですね。次は僕も狙いたいと思います。
それにしてもCalappaさんの写真はいつも綺麗だなぁ。。。僕も腕を磨かないと♪

最後は、昨日やどかり屋のゆうぞう店長から頂いたオホーツクホンヤドカリの写真です。

Pagurus ochotensis / オホーツクヤドカリ

これも僕はまだ未体験ですが、これ見ようと思ったら寒い地方に行かなきゃダメなので、予定としては僕のヤドカリ人生の最後にスケジュールしたいと思います(笑)
ちなみに写真の個体は北海道から入荷した個体で、今ならやどかり屋の通販で購入可能です。1,980円也♪ 欲しい人は急ぐのだ~!

以上、簡単で恐縮ですが、他力本願でお送りしました(汗)
今回、貴重な写真を快く提供してくださったAkkiiraさん、Calappaさん、やどかり屋さん、本当にありがとうございました♪
引き続き、皆様からのヤドカリ情報をお待ちしております!

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水槽照明LEDランプ年鑑

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2009年は家電業界にとってもアクアリウム業界にとっても、目まぐるしい進化を遂げるLED元年となりました。勿論その影には、各社の血の滲むような惜しまない努力があったことでしょう。今改めて2009年を振り返り、そして各社の功績を労いたいと思います。
みんな、ありがとう!

なに。この終わってしまう感は(笑)

いや、確かに終わったのかもしれません。今ひとつの区切りを迎え、次の新たなステップを踏み出したというべきか。

今年2010年も既に4ヶ月が経過し、昨年以上のLED製品が、早くも僕らを新たな次元へ導いてくれています。例えば、アクア業界初のUV搭載型LEDランプの登場だったり、多素子の問題を回避する新開発特殊レンズだったり。
どうやら今年もLEDから目が離せそうもありません。

皆さん、ちゃんと着いてきてますか?
つい昨日まで幼稚園通ってたと思ったら、今年はもう成人式ですよ(笑)
もう子供服なんて着られません。スーツ買わなきゃ♪

でも、ちょっと手を休めて、子供のアルバムでも眺めて思い出に浸ってみましょうか。
まずは余所んちの子。

東芝LED電球年鑑

東芝ライテック - プレリリースより
一般向けランプの中から進化の見られた先発機のみを抽出

そして、我が子。

アクアリウムLED電球年鑑

ハイパワー型LED素子搭載モデルのみ(砲弾ツブツブは省略)
漏れや発売時期に誤りがあったらごめんなさい

大きくなったなぁ。。。
やっぱ、子供の成長はあっという間です。
LEDちゃん、大きくなったね。ごくろさま♪

さて、今年のLEDは、どんな成長を魅せてくれるでしょうか?
会社設立か、歌手デビューか、はたまた結婚か。
うーん。。。楽しみ♪

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LEDのチカチカは脳の混乱

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どうも。
LED脳科学クリエーターのエイジです。
うそです。

前回の記事で、「LEDで目がチカチカすんのはエグザイルのせいちゃうのん?」と言う推測に至りましたが、今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。

そのために本日は特別ゲストをお招きしております。
日本国民なら誰もが憧れる、あの有名人です♪
では、どうぞ~。

諭吉さんで目の錯覚テスト

この中に、ひとりだけ目がチカチカする諭吉さんが混じっています。
お判りでしょうか?

そう。答えはBの諭吉さんです。
決して神々しくて目が合わせられない訳ではありません。
では何故、チカチカするのでしょうか?

それは、脳の混乱です。
特に人物の顔だと発生しやすいようですが、これはどこでも条件さえ揃えば引き起こされるようです。
その条件とは、目から捉えた像に対して、脳が焦点距離・ピント補正の必要性を感じた際に、これを無意識に修正しようとして引き起こされます。

上の例では、Aは普段見慣れている(僕は見慣れてないけど)像ですから、脳の認識に問題は発生しません。
また、一見Cは見慣れてはいませんが、普段の認識から著しく掛け離れた像であるため、脳はそういう像だと認識せざるを得ませんから、それ以上の混乱は発生しません。

しかしBの場合、とても惜しいのです。普段見慣れた像であり、あともう少しピントを補正すれば正しい像が得られるのです。・・・と、脳が思い込んでしまうのです。そのため脳はせっせとサーボを働かせますが、あれれ、どうしたことかピントが合いません。そりゃそうです。ピントは既に合ってますから(曝)
その結果、Bを見た時に、違和感を覚えたり、目が変になった感覚に襲われるのです。

ちなみにこの現象の解説はどこかで見た受け売りで、記憶を頼りに適当に書いてますから、誤りがあったらごめんです(汗)。でも確かこんな感じです。

さ、本題のLEDのチカチカについて考えます。
前回の記事の結果から、LEDでもこれと同様の現象が起こっているのではないか?と考えました。そしてその原因は、複数の素子を搭載したLEDランプによって引き起こされる、影の多重化ではないか?と。

上の諭吉さん同様、普段我々は日常的に影というものに触れています。
外でも室内でも、クッキリの影やボンヤリな影まで、これを見ない日はありません。
しかし、よく考えてみると、影は通常ひとつです。よほど特殊な環境で無い限り、複数の影が発生したり、それらが均等な強度で発生することは稀です。しかも多素子のLEDのように、ほぼ同じ地点から同じ強度で微妙にズレて促される影なんて、まずありませんよね。

そこで、前回の記事を思い出してみましょう。
拡散60°レンズではあまり問題になりませんでしたが、特にレンズ無しのLEDでは、素子の数だけ影が強烈にエグザイルでした。

レンズ無しの影と、拡散60°レンズによる影の比較

果たしてこの影を脳はどう処理するでしょうか?
あれれ? 見慣れた影だけどピントがちょっとズレてらぁ、よいしょ、よいしょ、あり?
こんなことがあなたの脳で発生していませんか?

皆まで言うな。
本日私はこれを「エグザイル・シンドローム」と命名し、学会に発表しようと思う。
うそです。

ところで、びっくりしたんだけれども。
諭吉さんて、スキャナがちゃんと拒否るようになってるんですね!?
スキャンしようとしたら、「お札はコピーしちゃいかーん!」て怒られました(汗)
すげぇ。。。どーなってんの?
で、まぁ、無視したんだけれども。。。
逮捕されないよね?(汗)

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