1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

秋月LED電球M-02872照度チェック

この記事を含むタグの全記事リスト: LED LED電球

先日、ついにLED照明の時代!のスレッドで、はじめましてさんから教えて貰った秋月電子の激安750円のLED電球を注文しておいたのが、早速届きました。

ちなみにこの商品は秋月のサイトでは M-02872 と言う型番で販売されてますが、付属の説明書によると機器名称はMass’y E-26 LED LAMP とあります。型番は、HO-E26-LED5-6 (ピュアホワイト)です。Made in JAPANです。
LED部分は日亜化学工業のLEDアッセンブリーを使用し、LED素子は小さなモノが5つ付いてます。LED部の消費電力は4Wのようです。
また、AC-DC回路は SINCHO INC.製とあります。回路トータルで6Wのようです。
本体はアルミダイキャストと碍子を組み合わせたモノです。アルミダイキャストの仕上げは結構雑です。 ま、安かったので文句は言えません(汗)
問題は明るいかどうかだけど。。。

秋月電子のLED電球

さて、今僕が使ってる東芝LED電球 LEL-AW6N/2 との照度比較をおこなってみました。

LED電球比較 東芝LED電球 LEL-AW6N/2 秋月LED電球 M-02872
価格 約 4,000円 750円
色温度 5,000 K 6,500 K
口金 E26 E26
定格消費電力 6.9 W 6 W
全光束 565 lm
質量実測 135 g 217 g
全長実測 10.8 cm 12 cm
最大径実測 6 cm 7.2 cm
照度実測 30cm 1,000 lx 400 lx
本体熱実測 90分後 65.4 ℃ 47.8 ℃

東芝と秋月のLED電球明るさ比較

写真は明るさ比較のため、シャッター速度:1/30、絞り:4.0、固定です。

結果は一目瞭然でした。照度は東芝に比べ倍以上の開きがあり、読書用には良いかも知れませんが、水槽でサンゴを飼育するには非力すぎますね(汗)
また東芝の4.1Wタイプ(白熱灯40W相当)でさえ600lxはあるので、この秋月のLED電球の明るさは白熱灯30Wにも満たない気がします。その割に6Wの消費電力ですから、東芝の4.1Wと比較すると、大電力なのに超暗い、と言えます。
改めて、東芝と言うメーカーの企業力を思い知りました♪
ま、750円と比べるのが間違いだけど。。。

ただ、色温度は素敵です。清々しい色です。公称値の6500Kよりも青く感じました。
これでもっと明るければなぁ。。。
ま、照度を求めない範囲で補助的に使うなら、価格的には申し分ないでしょう。東芝の予算で5つも買えますし(笑)

とりあえず人柱報告でした(笑)

こちらのエントリーもどうぞ♪

デジカメとルーペで微生物を撮影する

この記事を含むタグの全記事リスト: デジカメ ワラワラ 撮影関連

いつも顕微鏡で撮影したものばかり紹介していましたが、顕微鏡を持ってない方はなかなか実感が湧きませんよね?
と言うわけで、デジカメと市販のルーペを使ったガラス面のワラワラ撮影方法の紹介です♪

用意したモノ

  1. NIKON COOLPIX 5000 (コンデジ/2002年モデル/マクロモード2cm)
  2. NIKON UR-E6 (テレコン用アダプター)
  3. スケール付き15倍ルーペ (ホームセンターで購入)

スケール付き15倍ルーペ

↑ 左がクールピクス用のテレコン用アダプター、右がホームセンターで見つけたスケール付き15倍ルーペ。ルーペを覗くとスケールが 1/10 mm まで刻まれています。スケールは6mmまで、スケール窓の広さは約7×7mm程度。

COOLPIX5000 + UR-E6 + 15倍ルーペ

↑ ルーペのスケール部とレンズ部がねじ込み式で外れるので、アダプターの中と外から挟み込むようにして完全に固定して装着することが出来ます。こうしたアダプターが無い場合は、カメラのレンズ部にルーペを上手く固定する方法を編み出してください(汗)

ガラス面のプランクトンたち

↑ 左から、コペポーダ(0.6mm)、ウミミズムシ(0.8mm)、扁形動物の仲間(1.0mm)
(FINEモード2560×1920、1/2縮小&トリミング&レベル補正)
先日デジカメのみで撮影したガラス面のワラニョロと比べ、細部が鮮明ですね。

クールピクス5000はマクロモードでもズーム位置を中間まで利用できるので、かなり拡大して撮影が可能です。かなり古くなったけど、ヤドカリ撮影用としても、今でもバリバリの現役です♪

顕微鏡が無くても、ルーペを一段介すだけで、1mm前後のワラワラがこれだけ鮮明に撮影できます。もちろん、デジカメにマクロモードが搭載されている必要がありますけどね(汗)

あと、ガラス面になかなかフォーカスが合わないときは、フォーカスエリアの設定を変えてみたり、カメラを少し傾けたり、ガラス面とカメラの間に紙を挟んでフォーカスを誘導してみたり、色々と工夫してみてください。僕の場合は、ルーペのスケールの存在やスケール窓が狭いお陰か、エリアを中央重点に切り替えただけで、あまり迷うこともなくフォーカスは合いやすかったです。

皆さんも是非トライしてみてください!

最後にお約束の動画も撮影してみました。

動画を撮影してみて気が付きましたが、なんと肉眼では視認困難な鞭毛虫(10μm前後)も、全ての動画にウヨウヨと映り込んでいるのが確認できました!
動画のエンコードの過程でほとんど飛んでしまいましたが(汗)、プレーヤーのフルスクリーン機能(プレーヤー右下のボタン)でよーくご覧ください。あなたには見えるかな?

こちらのエントリーもどうぞ♪

アマオブネガイ

7月に南紀から連れ帰った4名の兵隊が、日々ガラス面のクリーニングに励んでいます。
アマオブネガイです。

アマオブネガイ

写真のガラス面を見ると、まだ手が着いてない面には、うっすらと茶ゴケが生えデトリタスが積もっていますが、既に隊員の手が入った面は綺麗に片づいていますね。

彼らの一日の追うと、消灯後には一斉に水槽の見回りを開始しますが、日中は水槽内で唯一黒いポンプに集まり休息しています。

休憩中のアマオブネガイ

暗いところを好むのか、保護色なのか、いずれにしても賢い奴です。

こちらのエントリーもどうぞ♪