1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

ウミヒルモの成長ぶり

この記事を含むタグの全記事リスト: 干満システム

今回立ち上げたエアポンプによる自動干満水槽システムA.T.Sですが、設置からかれこれ2週間が過ぎました。

で、設置当初C.P.Farmから届いたウミヒルモは、葉っぱが全体的にあちこち虫食い状態だったのですが、「ま、どうせ生え代わるでしょ」と思い、そのまま底砂に植え付け。

ちなみに、この植え付けに結構手こずりまして、なかなかコツが必要でしたよ(汗)
基本的に、まずラインを1本ずつ底砂の上に並べ、各ラインの端から少しずつ根を砂に押し込むように植えていったのですが、右を押せば左が浮き、左を押したら右が。。。うーん。皆さん、どーやってんの?
ま、小一時間ほど格闘の末、とりあえずなんとか田植えもすべて完了。

しかし、ある心配が。

「確かウミヒルモって、難しいらしいな・・・水質にうるさいとか・・・」

しかも今回は初の試みとして、干満システムによって水位は変化するし、水質もどーなるやら怪しいモンだし、しかも僅か5Lしか無いし、結構不安もありました。
実はウミヒルモは過去にも挑戦してましたが、いつも一晩でヤドカリのおやつになっていた(笑)ので、結局、飼育難度も何も体感する間もなく、鮮やかに撃沈ばかりっ。
なので、今回が初めて飼育難度を体感できるチャンスとなりました。。。

しかし、そんな心配も余所に、僅か2~3日後にはあちこちに新芽が!
そして、2週間も待たずして、ほぼ8~9割方が生え替わってしまいました。

ほとんど生え代わったウミヒルモ (干潮時の水面)

満潮時のウミヒルモ (満潮時の斜面)

密集して生えるウミヒルモ (若葉密集地帯)

ウミヒルモの若葉 (新芽)

ウミヒルモの成長サイクルって、こんなに早いんですね。これなら虫食いで届いても全くノープロブレムです。
しかもなるべく水面から葉が顔を出さないように植えたのですが、どんどん浅瀬にランナーを伸ばすもんだから、今は干潮時にかなりあちこち水面から顔を出しちゃってます。
あるいはこのまま陸生に進化。。。な訳ないか。

ちなみに、近所の海水浴場から持ち込んだワラワラに中に、小さなゴカイ類も結構入っていて、その子らが夜な夜な葉っぱを囓ってます(汗)
でも不思議なことに、新しい葉っぱは囓らず、少し茶色くなった葉や枯れた葉を好んで食べてるようです。
これって、見事な自然の摂理じゃない?

こちらのエントリーもどうぞ♪

ECO System

この記事を含むタグの全記事リスト: 水槽システム

うぉ。アクアネタやん。

ちょっと最近よく耳&目にするようになったECO System。(え?遅いって?)
僕も最近知ったのだけど、中身としてはアクアリストなら知っておいて損はないので触れておきますです。

実物を見てないのでアレですが、ざっとネットを見回して受けた感想としては、考え方としてリフジウムに近い?というものでした。ただ、きちんと製品化されたモノとして出回っているようで、やはりそこには明確な理屈や原理があるようですね。 肝は「泥」と「海藻」、そしてそこに宿る「微生物」。「泥」 以外はまさにリフジウムだな、これ。

しかし、この泥にもちゃんとした効果が考えられていて、どうもここからミネラル分の供給を目指しているらしいです。こうした生物的要素を盛り込んで、且つひとつの製品として完成しているというのが、なんかちょっと不思議な感じがしますが、だからこそ素晴らしいとも言えますね。 リフジウムが、より高い完成度で実現できそうです。

発案者はロスにお住まいのLeng氏だそうで、製品は日本代理店のAMA-JAPANが取り扱ってるようです。

以下、参考にした情報元。

AMA-JAPAN
悪魔のささやきブログ > 夢 - ブルーハーバーの和田さんのブログ
EcoSystem 2008.07.18 - スーリンによる実践と考察

その他、「ECO System」なとで検索したサイトとか。既に利用者が結構いてビックリ。さすがOBは完全に置いてけぼりです(汗)

和田さんのブログは本編が会員専用になってますが、それでも非会員でも冒頭の部分がかなり読めます。さすが太っ腹っ!
最近はあまりお会いする機会が無いのだけど、昔は良くお世話になりました。毎年お盆はみんなでダイビングやバーベキューなどに呼んでくださっていたのですが、体を壊されてからは療養(?)と言うことで。もう元気なのかな?

スーリンも最近は会ってないけど、お医者さんなので体の心配はしてません(笑)
すごく博識な紳士で勉強になるし、且つダジャレも嗜まれる(?)ので、正直飽きません。だにやんとこで会えるので、気になる方はレッツ観察♪

さて、そろそろ水槽に取りかかるかのぉ。。。「マングローブと愉快な仲間たちリフジウム」な感じで。

こちらのエントリーもどうぞ♪

どこにいったのでしょうね、僕のナマコ。。。

確かこんなフレーズなかったっけ? ナマコではないけど。

さて、かれこれ1年以上前に入れたナマコさん。どこにいったのかしら?と思っていたら、今になって装いも新たに出てきました。 めちゃんこ縮んでるっ!?

縮んだナマコ

写真で判るかな?とも思うけど、全長約1cm程になっちゃってます(汗) 当時は7~8cmはあったはずですけど。串本で採ったニセクロナマコです。

と言うか、たかだか水量6Lの20×20×20cmの水槽で消息不明になってたってのもある意味神業だと思いますが。。。

みなさんも、てっきり「ナマコ死んじゃった・・・」と思っていたはずが、実は数年後に出てくるかもしれませんね。 当社比10%くらいで。

こちらのエントリーもどうぞ♪