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BioPellets実験:開始!

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先日予告したBioPellets実験ですが、ようやく本日から開始しました♪
実験開始にあたり、実験媒体となる海水と砂の調達には、johnnyさんが協力してくれました。本当にありがとうございました!

まず、johnnyさんが送ってくれた海水と砂です。

送られた海水と砂

今回は、総水量5L程度の海水と、あとは各ペットボトルに1cm程度敷ける程度の砂を分けていただきました。お手数をお掛けしました(汗)

で、この海水は比較的栄養塩の高い水槽から採水していただきましたので、なかなかの栄養塩ぶりでしたよ♪

送られた海水の栄養塩

硝酸で50ppm以上、リンで0.25ppm以上はありそうです。実験にピッタリじゃん!

で、肝心のBioPelletsを収容するメディアリアクターとして、以下のような簡単な流動フィルターをこしらえてみました。

簡易流動リアクター

外径20mmφのアクリルパイプに適宜穴を開けたものと、エアジョイント、シリコンチューブ、そしてキャップを組み合わせました。尚、仕組みは割愛します。適当に推測してね(笑)
ちなみにシリコンチューブはタイガースポリマーのシリコンフッ素ゴムチューブという工業用のもので、キャップはホームセンターで見つけた「戸当りクッション4ヶ入り」というものです(笑)
で、このカラムに、試薬の試験管で計量した約2ml分のBioPelletsを収容し、1Lの海水と砂を入れたペットボトルに装填しました。念のため、メーカーが推奨するバイオペレットの分量の目安は、総水量500Lに対してバイオペレット500ml~1Lだそうです。
ちなみに一般のペットボトルの口には、20mmφのアクリルパイプがピッタリ挿入できるみたいですね。入って良かった(汗)

で、実験槽の完成です。

実験層の様子

  • A槽 (左) : 海水 + 砂1cm + エアレーション
  • B槽 (中) : 海水 + 砂1cm + BioPellets 2ml + エアレーション
  • C槽 (右) : 海水 + 砂1cm + BioPellets 2ml + エアレーション + Bio Aqua 少々

これで毎日の硝酸塩・リン酸塩の変化を見ていきたいと思います。
毎日かぁ・・・(汗)

期間はまだ判りませんが、結果予想としては、A槽は僅かに減る程度、B槽は普通に減る感じ、C槽はビオアクアの添加により早い段階からバクテリアが活動し始める・・・なんてシナリオです。ホンマかいな(笑)
ビオアクアが吉と出るか凶と出るか・・・見ものでしょ?

あと、BioPelletsの流動具合の動画も撮ってみました。

こんなもんで良いかしら?

では、引き続きレポしていきます。

こちらのエントリーもどうぞ♪

BioPellets実験:予告

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これであとには引けなくなった(曝)
その名も、BioPellets効果検証実験♪

N/P-Reducing BioPellets

大きさは米粒、感触はぬいぐるみのビーズそのもの。・・・なにこれ?
あ。足は気にしないで。

さて、ようやくご紹介の日を迎えることができました。遅くなってごめんなすって。

写真のバイオペレットは、先日コロラドのTAKAさんから送っていただいたものです。npbiopellets.comN/P-Reducing BioPelletsと言う商品です。
これは、メンテフリーで硝酸もリンもサッパリしちゃいましょうよ♪と言う、新しいバクテリオプランクトンシステムの形です。使い方も簡単で、流動フィルターやメディアリアクター(コツが判れば外部フィルターもあり)に収容し、水槽と循環させるだけ。なんとこれだけで、生分解性プラスチックのメディアを炭素源として、メディアの表層に脱窒やリン吸着に関わるバクテリアがコロニーを形成し、それらの栄養塩を排除することができるのです。何が嬉しいって、毎日の炭素源添加が一切不要になるということ。これは大きいですよ♪
これで、これまでのZEOvitのような毎日の炭素源の添加やリアクターのガシガシからも開放されます。もちろん、今海外でも話題独占中の注目アイテムです。

野田商会のデニボール

と、ここまで聞いて、きっと古いアクアリストなら懐かしくも感じたことでしょう。そう、これはまさにあの一世を風靡したデニボールの再来か!? あの原理も、生分解性プラスチックを砂に埋めて脱窒菌に消費させ、硝酸呼吸により硝酸を脱窒して排除する仕組みでした。僕も強制濾過時代はお世話になりました。

ただ、デニボールは還元菌を用いるため、上手に砂に埋めないと効果が安定して得られないという欠点がありました。下手に通水があると海水が白く濁ったり・・・(汗)。僕も当時、砂の部位によって数ヶ月で綺麗に分解される場合や、半年たっても原形をとどめたまま消費されていなかった経験があります。
しかし、今回のバイオペレットは好気環境での反応を利用するため、適度な循環さえあれば効果は発揮されるようです。これもありがたい仕様ですね。

今回はあるテストも兼ねて、TAKAさんからは一番安価なUSPS(United States Postal Service:米国郵便)での輸送だったのですが、なんと10日も掛かりました!?
ま、500mlのバイオペレット1ヶ送るのに何千円も掛けられませんからね。。。
とは言え、これでも1,500円は掛かっているらしいけど(汗)

実は、TAKAさんとはずいぶん前からバイオペレットについてやり取りをしてました。そして、バイオペレットならメンテも楽だし日本人に向いているのでは?と思いました。で、TAKAさんからの熱いコールに応え、応援市場に出してみようか?という計画が持ち上がりました。今回の輸送テストと言うのはそのためです。もし応援市場で扱う際には、TAKAさんが注文に応じてコロラドからせっせと発送されるとのことです。おぉ・・・熱いわ(笑)
で、ただいま出品の準備中です。。。また改めて告知いたします。

まずは実験にあたり、以下のスケジュールを検討しています。

  1. A層:海水と砂のみを収容したペットボトルをエアレーション
  2. B層:海水と砂とバイオペレットを収容してエアレーション
  3. C層:海水と砂とバイオペレットとビオアクアを収容しエアレーション

C層の意図はお判りだと思いますが、効果を最短で発揮させるためのコンボ技です。これが可能なら、究極のパートナーになりそう♪

で、僕はと言うと、試そうにも水槽には硝酸もリンも存在しません。どうしたものか。。。
と言う訳で、近日中に何か実験方法を考えなければならないのですが、そこで皆さんにちょっとお願いが。。。もしどなたか硝酸もリンも蓄えていらっしゃる方(汗)がいましたら、その海水をペットボトルでお送りいただけたら助かります♪
最低でも5L程度は欲しいので、1.5~2Lのペットボトル3~4本の送付を希望します。まずはメールで硝酸とリンの値をお知らせくださいませ。詳しくはinfo@1023world.netまで。
ただ、謝礼はありません(汗)

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