LeDio 27 ReefPurpleはただいま席を外しております。
任期を終えて帰還するまで、今しばらくお待ちください。
帰還次第、読者プレゼントに出席いたします♪
と言う訳で、リーフパープルさんの現在の仕事振りをご紹介します。
実は秘密裏にこんなことを始めていました。
名付けて、
光合成対決! 一般白色LED vs LeDio 27 ReefPurple ♪
皆さんのLED製品にも必ず入っている一般白色LED、これの20W版+リフレクタを用意して、LeDio 27 ReefPurpleとの光合成対決を開始しました。
果たしてどんな違いが見られるのか?
あるいは何も違わないのか?
まずは、その対決方法を説明します。
栗スケさん(猫)に対するATフィールドとして、メッシュの傘たてを採用!
これで実験中にムシャムシャされることはありません♪
そして、同じ容器に同じ土(有機培養土)を同じ深さに敷き、それぞれにエンバク(燕麦:イネ科)の種5g(約110粒)を均一に敷き詰め、さらに土を1cm被せておきました。
各LEDは、双方で同等の照度となるよう、高さを調節しています。
あとは実験を巻いていくため、各LEDは24時間連続運転とし、毎日水を与えます。
さあ、果たして結果や如何にっ!?
さ、早速巻いていきますよ。
記事開始早々、早くも一週間が経過しました。
おや?
リーフパープルの方だけフサフサしてきましたよ?
もっとよく見てみましょう。
* 光源が違うため土の色が違って見えますが、あくまでも同じ土です
え゛ぇっ!?
なんでこんなことにっ!?
とりあえず、スペクトルを見てみましょう。
同じ照度とは言え、その照度を構成する波長の割合がまるで違うからか?
しかも比視感度も考慮すると、とんでもない光強度の差となるからか?
そしてリーフパープルが、まさにクロロフィルの吸収スペクトルに近いからか?
いや待て、早まるな。
あるいは、もやし現象も考えられるぞ。
もっと光を・・・と、伸び伸びするケースだ(笑)
いや、しかし・・・それなら発芽のタイミングにまで影響が出るだろうか・・・?
そうか!
発芽が促されたのか!
リーフパープルに採用されているCree XP-Eの電球色×3、赤640nm×1 が、猫草をゴロゴロと刺激したに違いないっ!
スペクトルで赤の発光強度を比較しても、それほど白色LEDと違って見えないのに、実際にはこれほど違いが出ていたとわっ!?
へぇ・・・発芽ってホントに赤い光成分で促されるもんなんですねぇ(笑)
ささ、もっと巻いていきますよ。
今度は息つく暇も無く、あっと言う間に2週間が経ちました。
あらら。
もはや比較にならない差が。。。
リーフパープルの方は、相当数の葉が伸び、葉の緑も濃く、硬く強い印象です。まるでお庭でサンサンと太陽を浴びて育ったかのようです♪
一方、一般白色LEDの方は、やっと7~8本の葉が出ましたが、どこか色も薄く弱々しい印象を受けます。
ただ、葉の長さ自体は双方とも変わらないか、むしろ白色LEDの方が若干長いです。
あ、もしかしてこれこそが“もやし現象”か(笑)
それにしても、一般白色LEDでの発芽の遅さ、発芽のバラツキには少し驚きました。
実はこれまでも数回、LEDで猫草を栽培してきましたが(1、2、3)、使ったLEDは電球色や自然光(UV+RGB蛍光体)ばかりで、いずれも赤がしっかりと含まれているものです。
そう、一般に赤が弱いとされる一般白色LEDでの実験は今回が初めてだったのです。
もしかしたらそれが発芽の違いなのかも知れません。今までの実験では必ず開始1週間目までには一斉に芽が出てましたが、今回は既に2週間が経過するのに未だに大半の種が芽を出していませんから。。。
ところで、この2週間は24時間常時点灯でしたが、今後はきちんと日照変化を与えることにしました。どうしても葉が乾燥しがちで、得意の葉の先端の水玉も付かなかったし、そのせいか先端のチクチク部分が微妙に茶色い状態になってきましたので(一枚だけ先端1cm程枯れてきた葉もある)。あるいは、連続光合成によって養分不足が出てきたのか?、成長の加速によって老化の進みも速いのか?、なんにしても強制牧場はよくないってこと。
あぁ・・・。
白と青を混ぜ混ぜしたらアクアにピッタリ綺麗だよぉ~の時代は終わったね。。。
じゃ、いくよ♪
僕らは今まで、こんな生気のないLEDを使ってきたのか。。。
貴方のLEDには、電球色LEDは入っていますか?
貴方のLEDは、本当にサンゴの命を照らしてますか???
もいっちょ♪
さあ!!!
やはり LeDio 27 ReefPurple はクロロフィルマスターなのかっ!?
波長もLEDも精通したプロが創るLEDランプはここまで違うのかっ!?
製品スペクトルを公開すると言うことは、そういうことなのかぁぁぁっ!
ん? 奮発しすぎ?
いやぁ、いつもプレゼント提供してもらってるし~(笑)
特に対クロロフィルがメインの淡水や水草にも是非お勧めしたいところっ♪
・・・けど、淡水で照明がピンクって・・・やばいかな?(汗)
それに効果も強力そうだし、少し離して遠くから広範囲にやんわり当てるくらいが吉かも♪
淡水にも海水にも、生体の生理を健全に保つ栄養ドリンクに、全体にほんのり一本っ♪
いやぁ~、発売が待ち遠しいねぇ~っ!!!
では、もう少しだけ実験経過をお送りしていきますね。
実験が終わったら、読者プレゼントよん♪