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VM Method Vol.2:3日目の検鏡結果

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VMワラワラ実験 Vol.2 の3日目(昨日)の検鏡結果です。

日付 炭素源添加 VMワラワラ実験 Vol.2 備考
ウォッカ みりん
2009/10/21 0.1ml 0.1ml VMワラワラ実験 Vol.2 を開始。
2009/10/22 0.1ml 0.1ml ワラワラ密度、前日とほとんど変わらず。多くても2倍程度。
2009/10/23
(本日)
0.1ml 0.1ml ワラワラ密度、前日とほとんど変わらず。炭素源が足りないのか希釈液に問題が?

結果として、昨日とあまり変わらず。 ピコピコも対して増えてない。
ま、初回の実験で界王拳10倍を見てしまっているから、普通の増え方では刺激が足りないだけか? (て言うか界王拳しつこい?)

あるいは、もしかしてウォッカとみりんの各希釈液に問題があるのかも知れない。元々、Tetsuo氏からは、溶液の希釈は細菌の繁殖を促すとのことであまり勧められてはいなかったのだが、例え冷蔵庫で保管したところで、北極や南国のような極寒の地でさえ細菌は活動している訳で、絶対的 にこれを防げる保証はない。ひょっとして超寒冷仕様の細菌が冷蔵庫内でも活動し希釈溶液内の炭素源を消費し尽くしてくれちゃったのかも知れない(汗)。ま、それは大げさかも知れないが、希釈によって成分に何らかの変異が起こっていないとも限らない。
ま、色んな考察はできるっちゃできるし、少しでも実験の精度は落としたくない。

と言う訳で、今日からは希釈液の冷蔵庫保管はやめて、毎日使い捨てで希釈液を生成することにしますぞ♪

あと、たまには写真も。カイアシ類?の殻と、ツチノコ君です。見た目似てるでしょ?

コペポーダの殻と扁形動物

しかも今日のツチノコ君は、ウォッカ層に1匹、みりん層に3匹もいました!!
なんだ、普通種か。。。今まで見たこと無かったのに。。。
ツチノコ君の動きについては、VMワラワラ実験 Vol.1 の4日目に動画がありますので、興味があればどうぞ♪

あと、写真のコペポーダのような微小甲殻類の殻あたりは、デトリタスというだけあって数は多いです。それ以外には、珪藻の細胞のようなものも多く見られます。あとはマリンスノーというか、何なのか不明です(笑)

全然話変わるけど、ここ最近羽布団の表面から羽根がところどころから顔出してチクチクして痒いです。羽毛布団なら大丈夫? あるいは高い羽布団ならOK?
やっぱ安い奴はチクチクと煩わしいね・・・(-_-;

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今日もLeDio7の灯具を作るよ♪:クリップライト篇

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット 自作関連

今日は、昨日のLeDio7向け灯具の制作で紹介したヤザワコーポレーションのクリップライト(CR5CH)の加工実践編です。

題して、

980円でカミハタのクリップライトを作っちゃおうよ♪

ということで(笑)
シンクロ率は99%くらいかな?
ソケット部を除けば完全にDNAが一致します(笑)
あと好みもあるけど、僕はヤザワのクロムメッキが好きですな♪

カミハタとヤザワのクリップライト

但し、金鋸で30分~1時間の格闘を余儀なくされます(汗)
でも、それでカミハタの半額以下で作れるならめっけモンでしょ?

調理前、調理後の感じ↓

加工前・加工後

では調理手順です。メモのご用意を♪

調理手順

あっさり書きましたが、味はかなり濃厚です。
歯応えも抜群です。なかなか噛み切れません。

器用な方なら1時間もあれば完成かな?
ちなみに僕は金鋸が粉砕骨折したので、2個目の制作は放棄しました(^^;

取り付け風景

ま、スポットミニ・LEDとしておきましょう。
でもスマートさでは、昨日作ったLEDソケットの方が好きだな。
しかも300円ちょいで出来るし。

尚、僕は電機配線も全て外して加工しましたが、電気が苦手な方は配線いじらずに作業してください。その際は電源コード切断しないようにご注意を。あと、怪我にも気を付けて。
くれぐれも自己責任で制作してくださいね。

追記:
加工後のクリップライトの重量は約300g(+ACコード70g)。LeDio7と合わせて約700g。
一方、カミハタのクリップスタンドは250g。やっぱしアルミには敵わないねぇ。。。

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VM Method Vol.2:2日目の検鏡結果

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VMワラワラ実験は、昨日(10/21)から仕切り直しとして、以降を Vol.2 とします。

当実験の基本仕様

炭素源の計算法 海洋の炭素源 1ppm をベースとする (by Tetsuo氏)
ウォッカ添加液 37%ウォッカを70倍に希釈→ 0.1ml/day (by エイジ) Tetsuo氏の 40%ウォッカ 0.1ml/75L を元に算出 37÷40×75=69.375≒70倍
みりん添加液 炭水化物50%みりんを95倍に希釈→ 0.1ml/day (by エイジ) Tetsuo氏の 40%ウォッカ 0.1ml/75L を元に算出 50÷40×75=93.75≒95倍
備考 各実験層は、1.5L ペットボトルへ硝酸 20ppm の海水を 1L 入れて開始。勿論、エアレーションあり。
各希釈理由は、1L での実験の添加作業性を高めるべく、一回の添加量を判りやすく 0.1ml/day とするため。但し、各希釈溶液は冷蔵庫にて厳重に保管のこと (希釈による細菌の繁殖防止)
詳しくは実験開始当初の10/5の記事を参照のこと。

当実験のこれまでの観察結果

日付 炭素源添加 VMワラワラ実験 Vol.1 備考
ウォッカ みりん
2009/10/05 1ml 1ml 間違えて 1ml (10倍)を添加してしまったため、以降添加無しで監視。
2009/10/06 - - 24時間で鞭毛虫がかなりの増殖を見せる。
2009/10/07 - - 2日目よりも更に凄い密度で増殖中!
2009/10/08 - - 3日目と密度はさほど変わらず。大型生物が目立つ。
2009/10/09

2009/10/20
- - 放置
2009/10/21 - - 大繁殖していた鞭毛虫は皆無。炭素源の枯渇により消滅したものと思われる。
日付 ウォッカ みりん VMワラワラ実験 Vol.2 備考
2009/10/21 0.1ml 0.1ml 本日より VMワラワラ実験 Vol.2 を開始。
2009/10/22
(本日)
0.1ml 0.1ml ワラワラ密度、前日とほとんど変わらず。多くても2倍程度。

で、本日(10/22)の検鏡結果。

やはり、前回の界王拳10倍と違い、増殖率は微々たるモノでした。ほとんどいつもの平穏な海と言う印象です。 ま、これが本来の炭素源添加の推移だと思うので、この調子で地道に観察していこうと思います。

うーん。。。それにしてもドバッと入れたい衝動が。。。(汗)

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