1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

LEDランプに於けるレンズの効果

この記事を含むタグの全記事リスト: LEDスポット

と、その前にご報告です。
応援市場でもイケイケで販売しておりましたvolxjapanのGrassy LeDio 7ですが、あまりの人気ぶりにメーカーの在庫が当初見込んでいたサイクルでは追いつかなくなり、急遽増産スケジュールを前倒しすることになりました。
現在すでにディープブルーが品切れ状態で、他のカラーも残り僅かだそうです。もしご注文されても品切れの場合が予想されますので、その際は何とぞご了承下さいませ。尚、品切れの場合は再入荷までしばらくお待ち下さいますようお願い致します。

では本日の記事です。
最近マイブームのLEDですが、みなさんもすっかりユアブームなのでわ?

このLEDランプを考える際、何かとLED素子の性能ばかりに目が奪われがちですが、実はレンズも大事なんだよ~と言うことを、先日までの東芝LED電球の改造篇でも、とことんこだわってお届けして参りました。
そこで、既製品のLED用レンズについて、一体どれだけビーム角が変化し、どれだけ照度に影響をもたらすのか実験してみることにしました。

30°のレンズと、純正の60°レンズ

今回のテストのためにボルクスジャパンから送られてきた30°のレンズ。
ちなみにGrassy LeDio 7の純正レンズは60°、LeDio 21は50°です。
実は僕の東芝LED電球にスペック負けしたLeDio7のリベンジ用に送られてきたと言う裏話は内緒にしといてね~♪(曝)

それぞれのレンズ装着時の外観

実際にLeDio7に装着してみると、その異様なまでのレンズ効果が見て取れます。

それぞれのレンズによる配光

ちょっとちょっと! こんなの反則ですよっ!!
どんだけ絞り込んどんねん♪

実際に水槽を照らしたときの違い

底砂から煙が出そうです(汗)
いくらなんでもこれはやりすぎなので、3~4発だけ30°にしてみるのも面白いかも♪

さ、スペック比較ですよ。

LeDio7 レンズ比較 30°レンズ 60°レンズ 東芝LED改
1M 1,900 lx 500 lx 700 lx
30cm 17,800 lx 5,000 lx 8,000 lx
20cm 35,500 lx 10,000 lx 16,700 lx
15cm 53,400 lx 16,200 lx 27,200 lx

これが既製の30°レンズの威力です!
僕がマルポコで作った30°レンズなんてまるでお遊びでしたね(汗)
で、お気づきでしょうか。。。LeDio21と変わらぬ照度だと言うことを(笑)

とは言うものの、これだけのポテンシャルを秘めながら、敢えてこんな鋭いレンズで誤魔化さない、ボルクスジャパンのこだわりも垣間見た気がしますね。
そもそも光が鋭いのはLED元来の特徴でもあり、また光量不足を補うためには避けられなかった仕様でしたが、これからのアクアリウム照明としての地位を確立するためにも、ここは敢えて数値競争を辞退し、LEDの固定概念を払拭すべく、本当に水槽のために仕様を磨き上げた結果なのだろうと思う。褒めすぎ(^^;?

えっとぉ、7Wなのにぃ、30°レンズでぇ、1,900ルクス/1メートルってことはぁ~。。。
まずいっ。皆まで言うなっ♪

こちらのエントリーもどうぞ♪

顕微鏡の訂正と徹底小細工

この記事を含むタグの全記事リスト: ワラワラ

今日はVMワラワラ実験はお休みです(汗)

まず、前回の検鏡で手持ちのカバーグラスを全部割っちゃったので、家の近くで売ってないかなぁと思ったら、なんと歩いて5分のところに理化学機器の問屋がありました(笑)
まさかこんな近くにあったとは。。。
で、無事カバーグラスをゲット♪

それと、最近ず~っと新しい顕微鏡をあれこれ検討してましたが、どうしても欲しいスペックのものがビックリ価格なので(苦笑)、今使ってるモノを少しでも使い倒そうと、ちょっとした小細工を施してみました。

手持ちのホビー顕微鏡を小細工しました

まず、いつもピント調整でイライラしてたので、なんちゃって微調整機能を追加♪
と言っても、ハンドルに何かのフタを貼り付けて大きくしただけ(^^;
でも以前よりは融通が利くようになりましたよ!

次は極めつけ、ショボショボ電球改め、ピカピカLED照明装置の搭載です♪
と言っても、前回のLED電球の改造で余った日亜の白LEDを1ヶ載せただけ(^^;
でもね、以前よりはマシになった気がします。
今はLEDを裸で載せてますが、気が向いたらリフレクタかレンズで集光してみます。

で、思ったのですが、やっぱり倍率の高いレンズが高い理由が判ったような気がします。
だってこんなに眩しいLED素子でさえ、1200倍で見ると暗いんだもの。。。
で、対物レンズだけでも交換できないかと思って検索してみたら、ん~万からん~十万してました(汗)
ま、もうしばらくはこのホビー顕微鏡で我慢のようです。

では、効果のほどをご覧あそばせ♪

VMワラワラ層の生き物たち - 100倍

VMワラワラ層の生き物たち - 600倍

どうですか?
以前よりも明るくて綺麗じゃないかしら?

さて。
今回は「顕微鏡の訂正」と題しましたが、実は瀬戸内海プランクトン図鑑の先生にも指摘され、自分でも今回改めて色々と調べた結果、これまで表記してきた各倍率に著しい誤りがありました(汗)
と言うのも、これまでの検鏡撮影方法は、デジカメと顕微鏡で微生物を撮影するの記事でもご紹介したとおり、ホビー顕微鏡+デジカメ+15倍ルーペ+三脚と言う、かなりの力技でしたが、ここで大きな勘違いが発生していたようです(^^;

顕微鏡の純正仕様: 対物レンズ80倍 × 接眼レンズ15倍 = 1200倍

僕の検鏡撮影方法: 対物レンズ80倍(同上) × 15倍ルーペ ≠ 1200倍 !

あちゃ~(汗)
脳みそが鞭毛虫ばりに単細胞でした(^^;
前回紹介したレンズの光線追跡プログラムで調べたらハッキリするのかも知れませんが、これまではレンズサイズと焦点距離の関係と言うモノをまるっきり無視(と言うか気づいてない)していました。恐らく、用意していた15倍ルーペで純正の15倍接眼レンズと同等の倍率を稼ぐためには、デジカメの三脚をメッチャ高くしないと実現できないようです。実際に試してみたら暗くなって全然ダメでしたが(汗)
で、無難なところで妥協することにしました。とりあえず、80倍の対物レンズと15倍ルーペで600倍相当になる程度の高さ(鏡筒から30cmほど)から撮影することにしました。そうして撮ったモノが上の各動画です。
顕微鏡のレンズ切り替え表記は1200倍なのに、実際に撮れるのは600倍ということになりました。ガーン。。。
やっぱりいつかは新調しようっと。

以上、どうも失礼しました。

こちらのエントリーもどうぞ♪

超閃光アクアブルーまとめ

この記事を含むタグの全記事リスト: LED電球改造

東芝LED電球LEL-AW6N改・超閃光アクアブルー

今回遊んでいた東芝LED電球LEL-AW6Nの改造記事を、Reef工房室に超閃光アクアブルーとしてまとめました。良いとこ取りです♪

最終的な構造として、防水・塩害対策の意味でカバーも取り付けました。ホームセンターで買ってきた小物入れのフタです(汗)
但し、この装着により1,000lxチョイ犠牲にしました(^^;
ま、まだ7,000lx近くあるので、大人の余裕と言うことで♪
次作るならレンズ自体をカバーにするような構造にしようっと。

これ、作って売るのは大変なので、自作キットとしてパーツだけ用意したら売れるかしら?
ランプ込みで7,000円! 儲け無しっ!!!

あ。
やっぱしLeDio 7買った方が早いやん。。。

この放送は応援市場の提供でお送り致しました。

こちらのエントリーもどうぞ♪