1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

南紀遠征2009/07 其の一

この記事を含むタグの全記事リスト: オフ会 ヤドカリ散策 南紀

2009/07/25~07/27の日程で、串本オフへ行って参りました。
この集まりは、ブルーハーバー和田さんが主催する、慰安旅行@海水業界、な感じ。
ちなみに数年前までは毎年開かれていましたが、今年は数年ぶりの復活です。
内容としては、磯遊び、ダイビング、バーベキュー、花火、そして丸秘サミット(笑)
今年は更に第6回MACY in 串本と言うことで、串本海中公園の野村恵一先生による講演も行われました。や~、濃いですなぁ~。

初日は深夜に金沢を出発し、25日の明け方には串本に到着しました。
その間わずか6時間。
昔と違って、今は阪和道も随分延びて、串本も近くなったもんだ。
ちなみに高速1000円乗り放題を今回初めて体験しました。ありがたや。。。
ただ、途中雨が降ったり、海が荒れていたり、いつもと様子が違ってました。
そしたら到着直前に和田さんから電話があって、だにやんもこちらに向かってるとのこと。
すべて納得♪

現地に全員が集まったのが、お昼少し前。
BH和田さんファミリー、BH松本さん、BHリンコちゃん、ベッセルさんやどかり屋の店長ゆーちゃん、坂本さん、Tetsuoさんケントパパさんだにやんアズさん、レオポン君、中西さん親子、そして僕とカステラ。これで全員かな。多分。
(↑既に何名か日記で公開されてるので、併せてお読みください)

いざ、磯遊び!

陸で涼むホンヤドカリ

タイドプールがあまりに熱いので、至る所でヤドカリパーク状態です。
写真は陸に上がって涼んでいるホンヤドカリ。

しかし、案の定しばらくして突き刺さるようなスコールが。。。
痛い。。。着替えも全部パーに。。。
僕は自称晴れ男ですが、今までだにやんに勝ったことがありません。全敗です。
アズさんが晴れ女とのことでしたが、やはり歩く天災には敵いません。。。
世の中には科学で解明できない事象があるのだと、つくづく痛感させられます。

この日は僕は主にツノヤドカリを集中的に探索しました。
Diogenes Pallescens をいくつか観察できました。
呼びにくいので早く和名付けて欲しいなあ。。。

夜になり、串本海中公園に移動です。
野村先生の専門であるテッポウエビのお話や串本のサンゴのお話を伺いました。
そこで僕の中に激震が走りました!
なんと!?
ヤドカリの殻の中に居候するヤドカリテッポウエビなる存在が明らかに!!
まさかそんな奴がいたとわ。。。わなわな。海は広いです。
スライドの写真は撮りましたが掲載許可を得てないので、興味のある方は検索を♪

ちなみに、実は講演が終わってから改めて先生の名前を聞いて、何か聞き覚えが。。。
そうです。甲殻類の図鑑や論文でいつも名を連ねておられる あの野村恵一さんです!
あちゃ~。気づかずに講義受けちゃってましたよ!!(汗)
サイン貰っておけば良かった。。。うぅ。

さて、夕食はバーベキューです。
でも雨が・・・。だにやんどうか静まりください。。。
なんとか雨が止み、なんとか夕食を終え、花火をする頃にはやや星空が。
雨上がりとは言っても、そこはさすが串本です。満天の星空が。。。
でも目が悪くなったせいか、流れ星は見つからなかった。。。
せっかく願い事があったのに。。。

さて、ロッジに戻ると、バーベキューに引き続き、激しい雑談会が始まりました。
いつもは単なる愚痴の交換会になるんだけど、今年はなにやら熱いアクア談義が。
久しぶりにアクアらしいオフ会を堪能させていただきました。

その後、BH松本さんとやどかり屋のゆーちゃんはお帰りに。

さ、おやすみなさい。
翌日につづく。

こちらのエントリーもどうぞ♪

おでかけ

ブログ エイジ 23:42 コメント2件
この記事を含むタグの全記事リスト: オフ会 ヤドカリ散策 南紀

そろそろお出掛けの時間です。
今年初の南紀行脚です。
明日土曜の朝には串本入りの予定です。

皆さん、お留守番よろしくです。

こちらのエントリーもどうぞ♪

テナガツノヤドカリ見つけた

この記事を含むタグの全記事リスト: ヤドカリ散策 能登

天気予報を見る限り「21日は雨っぽいから中止だな」と思っていたら、なにやら午後に入ってもピーカンだったので、急遽車を走らせた。一路、渚ドライブウェイへ。
で、千里浜まで行こうかな?と思ったけど、どうせ海岸は繋がってるので、手前の今浜で降りた。

渚ドライブウェイ・今浜

海岸に出てすぐのところに車を止め、水遊びや砂遊びの親子連れをかき分けて、マスク付けたおっさんが波間にダイブっ。
すると、表層の水温は温かいけど、足元はチベたぃのう。。。
何故かというと、この辺、特に小川の流れ込みが多いから。かな。
水中の視野も陽炎のようにボヤボヤして、ちょい見づらい。。。

しばし、小さなカレイやウシノシタを追いかけてたら、ふと気づいた。
良く見れば延々と見渡す限り、一面の砂しか無い世界だ。
前も後ろも山と谷を繰り返すデコボコとした砂が続くだけ。
特にこの辺はスゴーク遠浅で、どこまで行っても水深は2Mも無い。

イワシ(?)のような小魚の群に囲まれたり、キラキラと反射する砂地を眺めていたら、まるで南国のビーチでシュノーケルでもしているような錯覚に陥った。。。
渚ドライブウェイでのシュノーケル(笑)なんて初めてだったけど、なかなか悪くない。うむ。

さて。それはそうとヤドカリはいずこ?
よく見れば水中には巻き貝らしきものがほとんど落ちてない。
波打ち際にはたくさん打ち上げられているのに。。。
これじゃ、貝資源問題によりヤドカリも住みようがないのかも。。。

と思っていたら、岸から50Mも離れると、あれよあれよとヤドカリを発見っ。
逆に、見つけた巻き貝はすべてヤドカリじゃん。と言うオチかっ。

ヤドカリいっぱい

で、てっきりトゲトゲツノヤドカリのつもりで採っていたら、いざ陸に上がってよく観察してみると、どれもこれもテナガツノヤドカリじゃん。。。なんだ。テナガかぁ。。。

いや、ちょっと待て。テナガならヤドカリ観察歴更新ジャン♪
テレレレッテレーッ。(レベルアップの音)

テナガツノヤドカリ

そうだった。トゲトゲは去年南紀でクリアしたので、今年はテナガツノヤドカリを目標にしていたのだった(曝)
最近ボケてるんだぜ。

以前、この辺で海水浴をしていた知人がトゲトゲを何匹か採って届けてくれた事があったので、そのせいか今回も無意識にトゲトゲを追いかけていたみたい。

ところでこのテナガツノヤドカリを更によく見ると、個体によって体色の濃淡がさまざまだ。鋏脚も模様があったり無かったり。

テナガツノヤドカリの鋏脚

そう言えば以前、どりるさんから送って貰ったテナガの鋏脚も、スミでも付けたように黒ずんでたなぁ。。。

さあ、今年は幸先の良いスタートを切ったかも♪

こちらのエントリーもどうぞ♪