1.023world - ヤドカリパークとマリンアクアリウム -

海洋の仕組みと細菌・微生物から学ぶマリンアクアリウムサイト

1.023world Facebook

結果 Oh! Life (旧ブログ)

懲りずに書いてみたりする結果オーライな日記

エダコモンと光障害と寄生虫

この記事を含むタグの全記事リスト: LED水槽記録

なんと!?
珍しく水槽ネタです(曝)
キモ面白いネタかも?(笑)

まず、我が家の水槽は総水量が6L、水深は最深部でも10cmのミニミニ水槽です。これでも以前は5Lだったのを、水質維持のために1L増やしたのです♪(汗)
照明構成も随時変更していて、今は自作の太陽光LEDシステム照明の太陽光LED部のみ点灯使用と、LeDio 9 UV3、エリジオンを2タイプずつ使用しています。(+試作機×2基も使用中だけど、まだ明かせない・・・汗)

で、前回のスギノキブルーのパステル化→白化→斃死以後は、少し光を弱めるため各照明の高さを高く調整しました。それでも水面照度は40,000lxオーバーですけど。。。
すると、それまでエダコモンの成長部に見られた光障害によるチアローゼが、予想通り正常な蛍光色の共肉へと治癒していきました。やはり強すぎる光は良くないですね。特にLEDはその傾向が強いので要注意です。

そして当然のことながら、光障害を回避できた各サンゴは、また正常な成長を開始します。しかし、また光障害地点に差し掛かる訳ですけど(汗)
なぜこんなにシビアなのかと言うと、僕の水槽の縮尺が一般のそれよりも詳細だからです。水深10cmのうち、同一個体の深度は水底から水面3cmまで分布し、この状況で水面上25~30cmに各照明がある訳ですから、照明高さが1cm変わっただけでも生体上部と下部では凄い照度差が発生します。そして頭頂部の光障害を左右する光障害発動ラインが顕著に存在している訳です(汗)

これが現在の状況です。
せっかく伸びたエダコモンも、また先端がチアローゼ。。。
となりのハギコモンも頭頂部をマイクロアトール化して凌いでます(苦笑)

現在の5L水槽の光障害状況

ちなみに、強光実験の前の正常な状態はこちら。普通に全体が蛍光グリーンです。

光障害前のエダコモン

そして、現在の状態。。。先端パープルに色上がりした蛍光グリーンエダコモン(曝)

光障害中のエダコモン

で、この光障害に対するエダコモンの反応は、この実験を始めてから繰り返し見てきたのですが、実はあることに気づきました。それは、毎回このチアローゼの患部には、必ず黒いゴマが転々と付着しているのです。始めは死んだ細胞とか日焼けの皮(笑)くらいに思ってました。
しかし、前々回の光障害あたりで、それが生き物?であることに気づきました。だって、よーく見てると、モニョモニョ動いてるんですもの♪

そしてそれは今回の光障害でもまた出現しました。
毎回、一体どこから湧いてくるんだろう。。。
上の2枚の写真をよく見比べてください。
2枚目のエダコモンの先端には、黒いツブツブが見えるでしょ?

そして遂に、本日このゴマを顕鏡してみると。。。

エダコモンの患部に巣食う寄生虫?

きゃぁぁぁ!?
なにこれ~(汗)

動画もどうぞ♪

要するに、なんかミジンコみたいな子のようです。
ただ、前脚(?)の先が鍵状になってて、患部にしがみつくのに便利な構造になっているので、如何にも寄生虫ライクな装備です。

で、これなんですか?(曝)

こちらのエントリーもどうぞ♪

世界最小カルシウムリアクター

この記事を含むタグの全記事リスト: LED水槽記録 自作関連

前回までに、海藻の撤去や徹底的な添加剤の実施をご報告しました。
しかし、まだ足りないものがありました。

ストロンチウムっ!!!

こればかりは代用の適当な添加剤が見つかりませんでした。あっても高いし、高いの買うくらいなら始めからアクア用の添加剤買えるし。。。

でも、ん、待てよ。
確かストロンチウムって、アラゴナイトを溶かせば普通に溶解するんちゃうん?

てことは。。。
やっぱりそうなるのか。。。
もうそれしか方法はないのか。。。
この5L水槽にさえも、カルシウムリアクターを付けろと、そう仰るのですね!?
自作の神よっ!

で、作ってみました(笑)
あの時買っておいたガスボンベが、一年越しでようやく日の目を見ることになるとは。。。

世界最小カルシウムリアクター

世界最小カルシウムリアクター

  • カラム容量50ml (水槽5L用として算定)
  • 循環ポンプ搭載 (小型圧電ポンプ採用)
  • 74g小型CO2ボンベ採用

また可笑しなものを作ってしまった。。。

本体のカラムは、ポスターカラー(塗料)の容器を流用しました。蓋がプラスチックで加工しやすい容器がこれしか見つからなかったので。但し、機密性確保のため、内部に手作りのゴムパッキンをセットしてあります。

また、小型なので、既製品のような内部撹拌の構造は持ちません。ガスを入れて、海水を出し入れしてるだけの構造です。なので、効率は悪いと思います。

尚、ポンプは圧電型(ダイアフラム)につき、内部の目詰まりに要注意です。とりあえず給水側にエアストーンを付けてみましたが、果たしてこれでどれくらい持つのか・・・まだ未知数です。定期的にクエン酸で洗浄が必要かな。。。まあ、どうしても小型化は譲れなかったので仕方ありませぬ(と言うか水槽にポンプを入れるスペースがもう無いし)

で、この小型化を実現した超小型ポンプがこれです。

超小型ユニモルポンプ

3.5cm×3.5cmなので、今回の50mlの小瓶の下にうまく隠れました♪
但し、価格は高いです!(ご興味があれば検索を)
本当はね、微量元素なんかのサプリ添加用に最適なポンプです♪
しかも液体に限らず、エアポンプにもなるスグレモノです。3cmのエアポンプって(笑)

で、このポンプの給水側にバルブを入れて、3秒1滴で海水を循環させ、二酸化炭素も同様に3秒1滴程度に調整し、これで排出側のpHは6.6程度になりました。但し排出のKHは10程度、カルシウムも500ppm程度しかありません(一般の製品だともっと大きな値になるけど)。また、これを現在は日中の6時間のみ運転してますが、それでも水槽のpHはかなり下がってしまいます。下は7.7~上は8.4ほど。これまた5Lのジレンマでしょうか。。。

で、これを設置してから、水槽のKHは8~9、カルシウムは約480ppmを推移しています。
すげえ。。。もうカルクワッサー要らんがな。。。
あとは、メディアからカルシウム以外のあれやこれや溶出してることを祈ります。
おぉ。。。ストロンチウムよ。。。

とは言え、スギノキの症状は改善せず。。。ま、余命宣告のあとに慌てても遅いか。。。
まあ、でもこれでようやく環境が出来た感があるので、今後に期待ということで。

こちらのエントリーもどうぞ♪

とにかく何かを添加する

この記事を含むタグの全記事リスト: LED水槽記録

前回の記事では巨大な海藻の撤去をご報告しました。
それも環境改善計画の一環です。

最近、なるべく換水頻度を上げるようにはしてましたが、どうも5Lと言う水量に対しての換水による水質維持には限界があるように思えて仕方ありません。本当に枯渇するものをせっせと補えてるのか、あるいは水質変化と言うストレスをただ増やしているだけなのかと、換水の度、スギノキの尋常じゃないスイーパを見るたびに、しみじみと思います。。。そのくせ光はガンガン与えているので、生体は水質の制限を受けつつも、激しい光合成を促され、厳しいジレンマと闘っているようにも見えます。

10年前の現役当時は、エッセンシャルエレメント、ストロンチウム、モリブデン、アイオダイン(ヨウ素)などを自動添加装置経由で添加していました。でも、実際は水量も200Lほどあったし、換水もたまにしてたし、これらの添加剤の恩恵は実はよく判りませんでした。あるいは無くても大して変わらなかったのかも?
しかし、今はバケツ半分の水量で、しかも最近少しずつ生体も増やしてきてるし、この状況での水質環境の維持は並大抵では無いのかも知れません。そもそも枝1本の飼育が限界なのかも知れんし。。。

やはり、今こそ添加剤に着目すべき時なのか?

で、続きましてのエントリーは、
何が足りないのか知らんけどとにかく何か足すべし!の巻です。

ヨードチンキとアミノ酸

1.023worldさんのスレッド(曝)で、ヨウ素の添加にヨードチンキを使った、とあったので、僕もドラッグストアで見つけて買ってみました。添加量に気をつけないと水槽が薬品臭になるそうだけど(汗)。あと、店内を物色してたら美味しそうなものがあったので一緒に買って来ました。アミノ酸です!だにやんも昔やってたね。

自然界では海中に約0.05ppmのヨウ素が含まれています。一方、このヨードチンキには100ml中3gのヨウ素が含まれているとのこと(中身はヨウ化カリウムとエタノール)
なので、水槽5Lのヨウ素が0.05ppmを超えないよう、しかもある程度の継続的添加に適した微分量を算定して与える必要があります。僕の場合はエタノールのこともあるし、試薬の注射器で0.1mlを10mlの純水で希釈したものを0.1ml与えることにしました。これは、計算が正しければ、一度の添加で海水1Lに対して0.03ppmのヨウ素が上昇する計算になります。でも水槽は5Lなので実際には0.006ppmの上昇です。まあ、無難な量かな?
これを隔日~数日間隔で添加しています。匂いを嗅ぎながら(笑)

次にアミノ酸ですが、実はドラッグストアには似たようなサプリは山ほど売ってて迷いました。でもこのサプリのアミノ酸成分表には、アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、ロイシン、イソロイシン、メチオニン、バリン、アラニン、グリシン、プロリン、グルタミン、セリン、スレオニン、アスパラギン、トリプトファン、シスチン、チンチクリン、ポンポコリン等々、僕が聞いたことも無いようなアミノ酸がてんこ盛りだったので、ついムラムラして買ってしまいました(笑)
実はその前にホームセンターの肥料コーナーも物色していたのですが、どうしてもアミノ酸だけの添加剤が見つからず。。。肥料だからどうしても窒素やリンが主役みたい。

で、このアミノ酸は錠剤なので、砕いて水に溶かして添加するのですが、やはりこれにも炭水化物が含まれているので、この炭水化物量を基準として、以前のウォッカとみりんの炭素源添加実験の投与レベル(1ppm)を超えない範囲で添加量を決めることにしました。
具体的には、錠剤10粒3g中の炭水化物量は0.4gとのことなので、砕いた粉末から試薬のスプーンで0.15ml分を取り、それを4mlの水によく溶いて、その水溶液を1ml添加することにしました。・・・計算合ってるのか?(汗)

あとはいつもどおりカルクワッサー、たまに硫酸マグネシウム、硫酸カリウム。。。
まだなんかあったっけ?

あ。そう言えばモリブデンがまだ無いな。
モリブデン。。。どこにそんなものが。。。

ありました!

以前バイオペレット実験で使ってた液体肥料にモリブデンが入ってますやん♪
しかも、亜鉛や銅、鉄、ビタミンB、Cなんかも入ってます。。。じゅる。。。
そのかわり、リンも入ってるけど。。。

ま、いっか♪

で、試しにリンごと入れてみることにしました。
どうせうちはリンはゼロで推移してるので、少しくらい入れても処理できるだろう、と。
実際、ほぼ毎日1滴ずつ添加してますが、今のところリンは検出されてません。ふぅ。
でもこれはあくまでも僕の実験水槽の話なので、皆さんは真似しないように。

改めて復唱。
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ヨウ素、アミノ酸、モリブデン、亜鉛、銅、鉄、、、
これでもまだ不服と申すか!!!

不服のようです。。。
スギノキの白化と共肉の剥離は依然止まりません。。。
て言うか、対処が遅かったか。。。

でも、ひとつだけ良い兆候も見られました。
こないだまでは、蛍光グリーンのエダコモンの先端が、照明が強すぎて光障害が出て、ある水深から上はチアローゼ状態でしたが、ここ最近は蛍光色とポリプが正常に発現してきました。まあ、これは照明を離したのが一番の要因だとは思うけど、水質改善も良い方向に働いたのかも知れません。

エダコモンの先端に見られる症状

超丈夫なエダコモンは、やはり環境の良いバロメータになります。
この子でさえ異常が出るようではダメですね。。。反省。
大体、蛍光グリーンのエダコモンの先端がパープルってどう考えても可笑しいもの。。。

しかし、改善策はこれで終わりません。
次回、究極の装置が登場!?

こちらのエントリーもどうぞ♪