昨年末に秘密裏に製造され、今はまだ僕だけが遊んでる太陽光LEDシステム。。。
うぅ、もうしばらくお待ちください。ただいま鋭意準備中です。。。
そこで今回は、時間稼ぎとして(笑)、この太陽光LEDシステムライトのこれまでの経緯のまとめと、本日(6/16)生まれ変わった新生ver.3のご紹介です。
太陽光LEDシステムライト ver.1
バージョン1は、メイン回路に太陽光LED素子×24ヶを、サブ回路にはXicato Artist 4000K×1ヶとSharp ZENIGATA Hi color 6500K×2ヶの構成でした。前面パネルも集光効果を期待して高価なフレネルレンズを採用♪
欠点は、サブ回路にはレンズが無いので横から見ると超眩しいこと。
また、フレネルレンズの集光状態があまり宜しくなく、照射範囲にかなりのムラが(曝)
太陽光LEDシステムライト ver.2
バージョン2では、メイン回路はそのままに、サブ回路のSharpのLEDモジュールをブルー10W×2ヶに入れ替えてみました。ちょっとした浮気心です(笑)
また、フレネルレンズはいまいちなので普通のアクリル板に戻しました(汗)
欠点は、僕ともあろう者が色気に負けてただのブルーを入れたこと(曝)
前面アクリルパネルによる問題は次の項で。
太陽光LEDシステムライト ver.3
そして遂に今回、太陽光LEDシステムはバージョン3へと進化しちゃいました♪
これにより、上の写真にあるブルー10W素子×2ヶとXicatoモジュールは退役となりました。半年間、ご苦労様でした!
さあ、新生・太陽光LEDシステムをご覧あれ♪
まず、太陽光LED素子を使ったメイン回路について、今までは素子に乗せたレンズの固定は前面パネルのアクリル板が兼ねていました。しかしこれでは、レンズでの照度ロス以外に、アクリル板一枚分の照度ロスも発生してしまいます。前々からどーしよーかなーとは思ってました(汗)
で、今回ようやく思い腰を上げて、LED基板に合う3連のレンズホルダーを用意し、これを加工して取り付けることにしました。これにより、レンズ固定係のアクリルパネルが不要になり、またホルダー構造によって光の横漏れが無くなりました。結果、メイン回路の30cmでの照度が約2,000lxアップしました♪
(ver.2メイン回路照度:約10,000lx、ver.3メイン回路照度:約12,000lx)
また、サブ回路については、先日こばやしさんから譲ってもらった貴重な420nm 3Wと、手持ちのブルー素子の中でもっともディープな波長の447.5nmのロイヤルブルーをブレンドし、これまでのサブ回路構成と入れ替えました。
ちなみに、RoyalBlueは10mm基板タイプしか無かったので、いつものようにスター基板に乗せた訳ですが、固まるシリコンの硬化が待てなかったので、写真のように2mmのネジを切って固定してみました(曝)
各点灯モードはこんな感じになりました。
Xicatoモジュールの飛び出たレンズも無くなって、見た目もすっきりしました♪
さて、これで全体のスペクトルがどのように変化したのかLEDスペクトラで計算すると、
うむ。なかなか美味そうじゃ♪
ちょっと青味(シアン)が足りないけど、これはまたあとで足そう。まだ当たりシアン素子の代替も見つかってないし。。。
以前、誰かとも話してたのですが、LEDの光って、素子の組み合わせ自体をどんなに吟味しても、メタハラと比べて見た目の光色がな~んか足らないんですよねぇ。。。多分UV不足が原因じゃないか?ってことで落ち着いたんだけど。
で、今回420nmを足してみたら、
あら、これだわ♪
これぞ、あのメタハラの何とも言えないギラギラ感? 刺激感? 酸味?(曝)
今までも太陽光LED素子(UV400nm+RGB蛍光体)のお陰でUV400nmは大盛りで入ってましたが、ブルー蛍光体のピークが470nmあたりなので、その中間の420~430nmの帯域の相対光強度に大きな溝が出来てました。しかし、今回420nmを補完したことで光強度不足の欠点が克服され、またひとつ太陽に近づくことが出来たように思います♪
こばやしさん、ありがとう♪
本日(6/16)より、照明構成は以下のようになりました。
いやぁ~、やっぱ太陽は命の源だなぁ~♪
太陽光LED、皆さんにも早く使って欲しいです!
で、意味深な左右のブツは、いずれまた(汗)
んちゃ!