いつも掲示板でお世話になってるコロラド州のTAKAさんから、ホソジュズモが届きました。
先日の掲示板でのやりとりで、今回お裾分けしていただける事になっていたのです。うしし。
と言っても現地からではなく、あくまでも帰省時のお土産として。
TAKAさん、ありがとございました。
で、届いたのがこれ。
見た目、堅さ、形状から、最初の印象は、緑色の乾燥赤虫(笑)
小学生の頃飼ってたらんちゅうの餌を思い出しました。
さて。実は僕は実物を見るのは今回が初めてで、今まで名前も知りませんでした(汗)
で、検索したら、海藻海草標本図鑑(千葉大学海洋バイオシステム研究センター)の中のホソジュズモのページがヒット。
ホソジュズモは、シオグサ目シオグサ科に属する海藻で、学名は Chaetomorpha crassa (C. Agardh) Kützing
。北海道の東部から、本州、四国、九州、南西諸島に分布し、潮間帯に生息するとのこと。
以下、引用。
からだは糸状で分枝は無く,細い円柱状の細胞(直径0.3~0.5mm,高さ0.3~0.7mm)が1列に連結している。個々の藻体は不規則ならせん状をしており,伸ばすと30~70cmときに1m以上になる。同一あるいは複数の個体が絡み合って塊となり,塊の長さは3mを越えることもある。有性生殖は確認されておらず,生殖細胞も観察されていない。千切れた藻体が栄養繁殖し,他の海藻にからみついて大きくなる。生体は鮮やかな緑色~黄緑色。
とのことでした。なるほど。確かに同じモノのようだ。
TAKAさんによれば、このホソジュズモがエコシステムで推奨されているとのことですが、残念ながら日本ではまだあまり普及していないらしい。
そして是非日本で広めたいとのことで、今回わたくしめが一株譲り受けた次第です。
責任重大!?
さあ。うまく増やして、皆さんに配れる日がくるでしょうか?(汗)