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そろそろ換水しなきゃと思い、塩を見ると。。。

リーフクリスタルの塊

うぅっ。。。うっ。うっ。。。

で、慌てて水質チェック。

Time PPT pH KH Ca Mg K NO3 PO4
10:00 29.3 8.21 7.5 450 1,120 700 0 0.00

あり?
そろそろカルシウムも下がる頃かと思ったら、ほとんど下がってない。。。
な~んだ。これなら慌てて換水しなくても良さそうね・・・。
て言うか、君たち消費して無いってことか・・・(汗)

でもマグネシウムだけ下がってたので、とりあえず蒸発分の純水補給ついでに、硫酸マグネシウムを5g溶いて入れました。これで5L水槽に対して100ppm程度の添加になります。
で、明日も5g入れて、正味1,300ppm程度に持っていこうと思います。

ちなみにカリウムは先日の過剰添加により、まだまだ高いままで推移してるみたい。何回測っても700ppmはありました(汗)

だにミドリイシ、剥げる!

ひさしぶりに、だにミドリイシのご紹介。

だにミドリイシ

もう虫の息ね(汗)

例の不可解な触手(左写真矢印)は、先日ピンセットで抜きました。
てっきり伸縮性のある触手だと思ってたけど、いざピンセットで触ったら意外と針金みたいに固いものだったので、そのまま引っこ抜いておきました。
それ以来、触手は出なくなったので安心してましたが、共肉の剥げは止まらない。。。
触手が無くなっても、何かしらの毒素が出てるのかしら?

また、カリウムによる浸透圧調整も、期待したような効果は見られません。

なんだろなぁ。。。これ。。。
どー対処して良いのやらサッパリ判らん。。。
うん。放置だ(汗)

ケントパパミドリイシ、ようやく本来のバイオレットへ移行!

ピンク期をやり過ごし、今は元々の色だったバイオレットに移行し始めてます♪

ケントパパミドリイシ

見たとおりに写ってないのだけど、実物はもっと綺麗なバイオレットです。
特に電球色LEDが当たる左側面は、完全なバイオレットオンリーです。
でも、相変わらずブルー光の当たる右側面には、益々蛍光グリーンが。。。汗
ま、これもありか♪

て言うか、この子ホント成長が遅いっ!
この間にエダコモンは何倍も大きくなってるのに。。。
カルシウム足りないのかな。。。
ま、牧場にする気はないので、このままのんびり進めます。

さて。タバコの話。
昨日は結局、朝と昼の二度だけ一服しました。残り8本。
でもこのままホントにやめちゃったら、余ったタバコどうしよう。。。
思い出に真空パックにしておくか?
ふふふ。。。

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電球色LEDとエリジオンでミドリイシ七変化

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前回ご紹介した電球色LEDによるミドリイシの色揚がりのその後のレポートです。

↓まずは当時の様子。どっピンク発動直後です♪

ケントパパミドリイシ 8/26の状態

↓なんかエリジオンが当たってる共肉の右面から色が薄くなってきました(汗)

ケントパパミドリイシ 9/10の状態

↓ポリプ周りにピンクがシフトし、その後、共肉面には蛍光グリーンが。。。笑

ケントパパミドリイシ 9/20の状態

これがどう言う事かと言いますと、

  • 電球色LED → フィコビリン系の赤(ピンク)を増強
  • エリジオン閃光II スーパーブルー → カロテノイド系褐色と蛍光グリーン増強

この両者のせめぎ合いの結果、今回は特にエリジオンが強すぎるため、共肉面のフィコビリン系色素(派手系)が衰退、代わりにカロテノイド系色素(地味系)がやや発動、でも幸い蛍光グリーンも発動したので綺麗を保持?(曝)
みたいな感じかと思われます。

これはこれで綺麗なのですが、仕様に無い色を発動させるってどうよ?
だいぶ、なんでもありになってきました(汗)

但し、念のための注意点として、蛍光色にブルーLEDはもってこいなのですが、そうでない個体にブルー光を当てると、まずは褐色化へ進む可能性が高いと思われるので、それなりの覚悟が必要です。あわよくば蛍光色が光臨するかも知れないし、しないかも知れないし・・・汗
エダコモンなんて、ブルー光でキラキラグリーンになるけど、反面、他の部位は褐色になりますからね。蛍光グリーン&カロテノイド光臨の典型なのでしょう。

お宅のミドリイシは大丈夫ですか?
今一度、光合成色素の要求波長とにらめっこしてみましょう。
もはやミドリイシの色揚げも理論的に解決する時代ですね。

ただ、既製品ではどうやっても再現できない波長分布もあるので、最終手段はオリジナルブレンドの自作でしょうね。
先日もケントパパに頼まれましたが、知恵熱が出るかと思いました(笑)

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WQMコンパクトモニター新発売!

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少し前に単体のpHモニタがボルクスジャパンから発売されましたが、その同シリーズとして、一体型の導電率&pHモニタ塩分濃度&pHモニタが新たにラインナップに加わり、本日から販売開始となりました。一台二役ってお得で便利ですね♪
詳しくはボルクスジャパン取り扱いショップまでお問合せください。

但し、最寄店が無い方や、取り扱い店舗が見つからない場合は、姫路のマリンメッセから直接コレクト便で購入することもできるそうです。詳しくはマリンメッセのページをご覧ください。また、各ショップでも取り扱いを検討されると良いでしょう。

尚、この製品の応援市場での取り扱いは予定していません。要望あります?

とりあえず簡単にご紹介しておきます。

WQMコンパクトモニターシリーズ

volxjapan WQMコンパクトモニタシリーズ

型番 測定対象 測定範囲 定価
WQM2701 pH 0.0~14.0pH 13,200円
WQM2718 導電率 & pH 0~1999μs/cm / 0.0~14.0pH 18,600円
WQM2771 塩分濃度 & pH 5.0~40.0ppt / 0.0~14.0pH 20,800円
  • 液晶バックライト搭載! (常時点灯可)
  • 高性能pHプローブ採用! (より高精度でのpHモニタが可能)
  • 内臓バッテリー充電機能搭載! (フル充電10時間、充電警告機能付き)
  • ACアダプター標準付属! (別途購入不要)

10年ぶりのpHモニタ

10年前当時は、American Marine IncのピンポイントpHモニターやORPモニターを使っていましたが、最近はこの手の計器類はとんとご無沙汰しておりました。たまにpH試験紙で軽く見る程度。

で、そろそろpHモニタが欲しいなぁと思っていたので、この機会に比重も計れる塩分濃度&pHモニタ WQM2771をチョイスしました♪
尚、塩分濃度部の単位はPPTですが、比重への換算表が付属してるので、比重の把握も容易です(30.0~31.0ppt → 1.023)

塩分濃度&pHモニタ WQM2771

また、pHモニタ部の校正液には2タイプ(6.86、4.00)がオプションで用意されていますが、本体の校正ネジは1チャンネルなので、海水の場合は6.86を用いると良いみたいです。
ちなみに校正しようと思ったら、出荷時にきちんと校正済みのようでした。

この塩分濃度&pHモニタの付属品は、本体+塩分プローブ(本体一体)、pHプローブ+保護液、ACアダプター、校正用ドライバ、pHプローブ固定用吸盤×2、本体固定用吸盤×2+マジックテープ、塩分濃度→比重換算表、取扱説明書兼保証書、となります。
なんと、ACアダプターが標準で付属してます! これは嬉しい♪

塩分濃度&pHモニタ WQM2771 本体

pHプローブは精度重視で、大きな高精度センサープローブを採用しています。やはり計器は精度が命ですからね。ちなみにpHプローブはBNCコネクタで着脱可能ですが、塩分濃度プローブは本体一体となります。

塩分濃度&pHモニタ WQM2771を水槽にセットした様子

本体の固定は、付属のマジックテープを使うか、平らな面なら本体裏に吸盤があるので、そのままでも十分張り付きます。上の写真はとりあえず吸盤で水槽に張ってみた様子。
また、液晶のバックライトは常時点灯が可能なので、夜間の視認性もグッド!

本体は凄くコンパクトで小さいです。正面から見て87×54mmしかありません。
また、ACアダプターの接続中は内臓バッテリーに充電されるため、約10時間のフル充電後はポータブルモニタとしても利用可能です。何日持つのかは判りませんが(汗)

最初は黄色とか赤とか青の本体ってどうよ?(汗)と思ってましたが、いざ使ってみるとさほど違和感はありませんでした。これはこれで格好良いかも?

もっとも嬉しいのは、そのお買い得な価格設定です。
メジャーなピンポイントモニターだったら、最安でもpHモニタと塩分モニタで計35,000円ほど掛かりますし、しかもアダプターが別売だと、なんやかんやで40,000円近くになっちゃいます。でも、このWQMコンパクトモニターなら、アダプターも付属ですし、バックライト機能やら充電機能やらがついて半値以下なので、これは超お得でないかい?

ちなみにORPモニターも作って欲しいんですが、それについてはまだ未定だそうです。
導電率より需要あると思うんだけどなぁ。。。

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