本日、やどかり屋からELOSのポタジウム試薬(カリウム試薬)が届きました。
あ。今日はなんか良い天気だったので、なんとなく(笑)
でも風が強くて雲がビュンビュン流れていました。
中身はこんな感じです。
注射器・大(12.5ml)、注射器・中(5ml)、注射器・小(0.5ml)、計量スプーン(0.15ml)、Aqua Dest(純水100ml)、Reagente Test Potassio(粉末試薬5g)、試験管×2、キャップ×2、比色表、日本語説明書。
但し、説明書を見る限り、注射器・大は使わないことになってます。予備か、あるいは自前の純水を用意した際にでも使ってくれってことかな。だって、この注射器・大は太すぎて純水ボトルに入んないんだもの(笑)
ちなみに測定の流れとしては、一方の試験管に純水と粉末試薬0.15mlを入れて良く混ぜ、それを3分放置して試液とし、もう一方の試験管に0.5mlの飼育水を入れ、比色表の黒い印の上に配置し、そこへ先の試液を点滴していくと、試験管内のサンプルが徐々に白濁していき、遂には試験管底部に透けて見えていた黒い印が見えなくなるので、その時の液量を読み取りカリウム濃度とする、て感じです。
では、早速5L水槽のカリウム濃度を測ってみました。
頼む。。。嘘だといってくれ(汗)
100ppmを華麗に下回って、なにこれいくつなの?
試液全部入れてもまだ答えが出ません(汗)
いくらなんでも平均400ppmあるはずのカリウムが100ppm切ってるなんて。。。
試薬おかしいのかしら?
なので、試薬の精度を見るべく、ちょい何か方法を考えてみた。
で、RO水にカリウムを添加して、理論値との差を見てみることにした。
RO水5L + 硫酸カリウム6g(5.57gで500ppm↑)を測定。計算方法は前回の記事を。
あぁ。ちゃんと反応しました。じゃ、試薬は大丈夫みたい。。。
でも、なんか計算よりかなり高いなぁ。。。500ppmの予定が、700ppmくらい?
さらに心配なので、リーフクリスタルの作りたても測ってみました。
すると、ぴったり400ppmでした!
おおお! 理想値やん♪
じゃ、やっぱ試薬は問題無さそうです。
そこで、水槽のカリウムが100未満でしたので、仮に100ppmとして、そこへ300ppm足して400ppmを目指すことにします。理屈では、硫酸カリウムを3g(3.34gで300ppm↑)足せば良いはず。
ま、実際には100未満だし、少な目の3gだし、計300ppm台前半くらいを予想しました。
さあ、結果は如何に?
ガーン!?
300ppm台どころか、400ppmも通り越して500ppm~600ppm程になりました(汗)
もしや小数点の見えない計器のせいで、3gのつもりが4g寄りの3gだったとか?
いや待て。どうもさっきから引っかかるな。。。
- RO水へ500ppmを入れたつもりが、700ppm強と出た。
- リーフクリスタルの400ppmはちょうど良い感じで理想値が出た。
- 水槽の初期値が100ppmをはるかに下回っていて、そこへ300ppm弱を足したので、計300ppm台かと思いきや、計500ppm以上と出た。
と言うことは、400ppmを境に、低い値はより低く、高い値はより高く出ちゃってる?
比色表の示す特性より、現実はもっと勾配が激しいって感じ?
それとも、単なる僕の誤差?(汗)
カリウム試薬は判り辛いとは聞いていたけれど、これ、判り辛いと言うか、色の読み取り自体は楽なので、問題は精度?
と言うわけで、ただいま諸々LSSに質問中です。
判り次第、またご報告しますです。