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アクアLED最新情報 Grassy LeDio 27

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今月末、ボルクスジャパンから新たなLEDランプが出るらしい!?
その名も、Grassy LeDio 27

Grassy Ledio 27

まぁ、実は事前にしっかりサンプルを見ていたんですけど(笑)
製品サイズはLeDio 21とほぼ同じですが、素子面の大きさやヒートシンクのサイズがまったくの別物です。さすがに3W×9素子ですから、当然と言えば当然の仕様です。

で、そのパワーや如何に!?
手持ちのいくつかのLEDランプと比較してみました。

LeDio27と他のLEDランプとの比較

各LEDを単独で撮影してもなんの比較にもならないので、全LEDを同時点灯したものを撮影しています。これにより、どれがどんなビーム角でどれだけ明るいかが視覚的に把握できます。

左から、LeDio7 PW、LeDio 9 PW、謎の14W(笑)、そしてLeDio 27 RWです。
ちなみに謎の14Wについてはスルーでお願いします(笑)
ま、どうせ30°なので、あまり使い道もないだろうし。。。

LeDio 27には、LeDio 9にも採用された60°プリズムレンズが採用され、素晴らしい光色ブレンドと広いビーム角が実現されました。また、LED素子も最新の高効率素子を採用とのことで、それでこのスペックありきと言うところです。

ところで、普通なら3W駆動による効率ダウンが気になるところですが、LeDio 9との比較でもレンズ角の違いをものともしない照度を叩き出しています。リーフホワイトで28,000lxオーバー、リーフブルーで33,000lxオーバー、ほぼ3倍ですか。。。こ、これはすごいね!

で、これ、いくらだと思います?
実はまだ聞いてません(笑)
LeDio 21よりは当然高いのでしょうけど、あまり高いと応援市場に出せないし。。。
でもね、チラッと聞いたところでは、あまりにLeDio 21を超越しすぎてるので、少数限定販売になるらしいです。ま、確かにこのスペックじゃ、LeDio 21が売れなくなるか(汗)
きっと、日頃のご愛顧に応えた、LEDマニア向けのご奉仕品、てとこかな?

と言う訳で、あまり大々的には宣伝できませんが、欲しい方は正座してお待ちを(笑)

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祝10周年、だにやん篇

ブログ エイジ 06:37 コメント2件

最近のタイトル、やたら「篇」が付いてますが、特に深い意味はありません♪

今回は、
~共に10年を戦い抜いた同胞に祝福を。
そして思い出をめくろう♪~

と言う、労いのアルバム・だに兄篇です。

彼以外にも10年選手のサイトは僅かにいらっしゃるんですが、その間ずっと更新が続いたサイトって、もしかしてだにやんくらいじゃないかしら?
僕でも中抜けはあるもんね。第一、OBだし。
しかも、その人気たるや、いまや日本を代表するマリンアクアリウムサイトとして、不動の地位を築かれました。トラフィックを見る限り、国内でも3本の指に入るでしょう。これは凄いことですよ!

だに兄とはかれこれ10年来のお付き合いですが、初めて顔を合わせたのは、多分2002年に開催された伝説のオフ会「名古屋サミット」のようです。「ようです」というのは、いま下駄箱ひっくり返しても、それしかデータが出てこないから(笑)
当時、彼は自身を「だにだに」と称していました。僕もまだサンタマルターエイジでした(曝)
で、この時はまだ僕も現役の頃です。水槽を畳む3ヶ月前。。。

2002年、名古屋オフ

写真(左)は、2002年の名古屋オフでのショット。当時ナースだった(うそ)だに兄と僕。

時代背景としては、スーパークール多灯によるパステル水槽の先駆けとなったハギやんの水槽(中央・右)が話題でしたね。
今でこそZEOvitがパステルの代名詞になりましたが、実は当時からも日本にはパステル水槽が存在してたんだなぁ♪
方法としては、栄養塩の制御は勿論ですが、そこへSCを多灯することで強い光を満遍なく照射し、今のZEOvitの効果を別の角度から実現していたような感じかな?
今ならケントパパがSC多灯キーパーとして有名ですよね。
ZEOvitでは、照明はそこそこ固定で、主力としては栄養塩の徹底的な排除によりパステルを実現しますが、ハギヤンやケントパパを見ていると、栄養塩はそこそことして、メソッドの主力はとにかく照明の強化、それもSCをババンバンという感じで、サンゴの褐色部位を極力排除しているように見えます。これも、ブルー光でありながら6500Kを核に持つSCだからこそ、成せる業なのかも知れません。
ただ、いろんな意味で誰にでも真似のできる方法ではありませんけどね(笑)

ちなみに上の写真は当時の参加者から頂いたもので、僕自身はハギやんの水槽は直接見てません。見たかったなぁ。。。

次にだにやんに会ったのは、2003年の広島オフだったかな。
そして、初のROOM210潜入です。
ちなみに、この頃の僕はもう水槽を失ったOBでした。。。

2003年、広島オフ

今は無きROOM210では、みかんのダンボール箱がテーブルでした。漫画か。
部屋中、怪しい機器が満載で、水槽周りは配線ジャングル。窓辺には・(自主規制)
ただ、そんな中にあって、水槽の中は異色を放つ別世界が広がってました。
花に例えるなら、表は色とりどりの花が、地下には地味で複雑な根っこが、みたいな?
また、多くが全国各地から寄せられた寄贈サンゴだと言うから、当時からだに兄の人柄が伺えます。いや、せこいという意味ではなく、慕われているという意味ね(笑)

ちなみに僕、基本的に「スイハイツアー」というものをしない人なので、これは数少ないスイハイのひとつになりました。普段よく遊んでもらってる人でも、未だに水槽見たこと無かったり。ま、僕自身が水槽やめちゃってますから、2002年以降なんて特にそんな欲求が消失しちゃったのかもなぁ。。。

その後も、南紀や四国と毎年のように遊んでもらいましたが、これだけアクアテンションの不変な人も珍しいですね。むしろ会を重ねる毎にパワーアップしてます。途中でCカード(ダイビング)も取っちゃったし。ただ、強いて言うなら、雨雲連れて来るのは控えて欲しいところ(苦笑)。100%ですからね。この人にかかれば、気象庁は存在意義を失います。。。

えと、こんなところかな(汗)
いやぁ、懐かしいです。

ちなみに、だに兄と僕は結構共通点があるんですよ。
女性のタイプ、シャイなとこ、元体操部、電気関係、そして独身♪
あー。だにやんには負けたくないなぁ~。

だにやんの10周年の記事はこちら

さあ、次に10周年を迎えるのは誰でしょうか?

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ヤドカリ情報最前線、他力本願篇

この記事を含むタグの全記事リスト: ヤドカリ情報

なかなかご紹介する機会に恵まれませんでしたが、そろそろ出していかないと便秘になりそうなので、ここらで一気に出しちゃいますよ。

まずは、今年2月にAkkiiraさんから写真を頂いたヒメホンヤドカリの不明種から。
駒井先生の写真判定によれば、新種の可能性大とのこと♪

Pagurixus sp. / ヒメホンヤドカリの一種

この不明種は、Akkiiraさんが2009年4月に、竹富島の水深10Mで発見された個体で、このときはこれ1個体のみだったそうです。
たまたま色が薄い個体だったのか、これがデフォルトなのか、一切不明です。
ホント、ヒメホンヤドカリ属には、まだまだ未知種が隠されていますね!
イダテンヒメホンヤドカリセイリュウヒメホンヤドカリを足して色を薄くしたような感じ?
とは言え、オガサワラグループではなく、ユビワグループのように見えます。
あなたにはどう見えますか?

次は、今年2月にCalappaさんから写真を頂いたトゥルカイヤドカリの仲間。
学名はSolitariopagurus trullirostris、和名はありません。

Solitariopagurus trullirostris / 和名未定

スラッと長くて細い脚と、ズッシリとした図体が、なんとも不釣合いなヤドカリです(笑)

ちなみにトゥルカイヤドカリ属にはオニカイガラカツギと言う模式種がいますが、「カイガラカツギ」と言いながら、そちらはカイガラカツギ属ではありません。多分、あとから属を立てて移されたのかな? また先生に伺っておきます。

次も今年5月にCalappaさんから頂いたクレナイゼブラヤドカリの写真です。

Pylopaguropsis lewinsohni / クレナイゼブラヤドカリ

これも僕はまだ見たことが無いんですよねぇ。きれいだなぁ。。。
本種は以前から伊豆大島の有馬さんの図鑑で拝見していましたが、今回はCalappaさんにより沖縄から報告されました。これはなかなか貴重な情報ですね。次は僕も狙いたいと思います。
それにしてもCalappaさんの写真はいつも綺麗だなぁ。。。僕も腕を磨かないと♪

最後は、昨日やどかり屋のゆうぞう店長から頂いたオホーツクホンヤドカリの写真です。

Pagurus ochotensis / オホーツクヤドカリ

これも僕はまだ未体験ですが、これ見ようと思ったら寒い地方に行かなきゃダメなので、予定としては僕のヤドカリ人生の最後にスケジュールしたいと思います(笑)
ちなみに写真の個体は北海道から入荷した個体で、今ならやどかり屋の通販で購入可能です。1,980円也♪ 欲しい人は急ぐのだ~!

以上、簡単で恐縮ですが、他力本願でお送りしました(汗)
今回、貴重な写真を快く提供してくださったAkkiiraさん、Calappaさん、やどかり屋さん、本当にありがとうございました♪
引き続き、皆様からのヤドカリ情報をお待ちしております!

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